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不眠で
記憶を整理できないと
死ぬことも
あるらしい
眠ったら
脳は
その日の記憶を
整理して
記憶の倉庫の
いろんな抽斗に
しまい込む
昨日
久しぶ ....
水を吸って
重たくなった
スポンジのような
どんよりと
ひろがる雲
北国の
曇り空は侘しい
落ちてくる
雪は
雲の涙の粒のよう
となりで読書しているきみ ....
寒いから
嫌だといったのに
晴れた日は
まぶしくて
きれいには
見えないよ
という
きみの一言で
傘をさしての
もみじ狩り
秋雨の
生地に織りこまれた
....
少年は
今日も野原を
かけめぐる
思い出を
さがしても
過去を
さがしても
見つからない
行方不明になった
秋をさがして
まだ幼くて
何もわからず
....
朝焼けの
山々の影絵が
くっきりと見える頃
太陽はいまだ
地平の彼方に隠れ
鳥たちのさえずりが
かすかに響く
煙突の煙は
遠く
垂直に立ち上り
夜の薄暗闇が ....
さびしかった
つらかった
いつも一人だった
ぼくのこころの中は
いつも
くもりぞら
ときどき
冷たい雨がふり
大風が荒れ狂う
君との出逢いがなかったら
ぼくは
....
ぼくは今
青空に
虹ができるのを待っている
虹ができたら
ぼくは
白鳥に姿をかえて
青空へ飛んでいく
虹のプラットフォームについたら
雲の列車の切符を買って
....
月のひかりが
しずくとなって
やさしくふりそそぐ
森の奥の湖は
やぶれた恋を捨てると
次には永遠の恋が
得られるという
伝説の湖
一人また一人と
若者たちが
....
海に落ちた
私のこころは
その重さゆえ
ふかい底へと
しずんでゆく
光もとどかない
暗闇のなか
浮き上がることのない
記憶たちの墓場に
たどりつき
泣きぬれ ....
リンリンリン!
と鐘の音がうるさい
目覚まし時計に
起こされて
ねむたい目を
こすりながら
窓をあけると
さわやかなかぜが
ふきこんできて
そのドアをひらいて
....
無限上昇のカノンさんのstさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢の抽斗
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st
自由詩
4
20-11-7
天使たちの羽化
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st
自由詩
5
20-11-5
秋みぞれ
-
st
自由詩
5
20-10-26
行方不明になった秋
-
st
自由詩
4
20-10-24
天空の青さに火をつけて
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st
自由詩
2
20-10-22
青空の住所は君の中__
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st
自由詩
1
17-10-30
雲の列車__
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st
自由詩
2
17-10-28
女神のはかりごと
-
st
自由詩
3
17-10-26
海に落ちて_
-
st
自由詩
2
17-10-18
ありふれた_ひととき
-
st
自由詩
3
17-10-7
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