すべてのおすすめ
家に帰りたいと
思う僕は道に
部屋すらも見えなかった
部屋で 立ち止まった時に 道の
山の中を流れる世界に
心の中で 指を 触れながら
歩き続けたその掌で

色々なことを考えながら ....
とても疲れていた
何も見えないから少しだけ
何もかもが 見えない 他人のようで
言葉数も少ない影の中にいた


そして 家に帰っていた
金の残りもわずかな自分がいて
使える体力も残 ....
かつて出会ったことのある
街で 見ていた 人の流れ
その 誰もいない 部屋に沈む夕暮れ 
そのとても赤い風景


今日も自分の心の中で
帰っていく人の顔の冷たさの中にいる
隣の人は ....
何も見えない
駅からの帰り道
通りかかる度に
気になっていた表紙
砂利にまみれた
拾った 雑誌
色々な物が通り過ぎた
過ぎていった
色々な時間が
遠くを走る 電車の音や
色々な ....
流れる
その詩は何を歌う
思っていた でも
イメージを 頭に

見た 雲を 遠くに
心は 
追いかけた 眠りに
落ちていく 眠りの中で

詩は何を
表現する
そう思うとき
 ....
失う物の方が
多いと気づいた でも
趣味に
没頭しても
手を 見つめ
得た物は無だと気づく


電車の窓 そして
おぼろげにある
僕の姿が存在していて
でも 試験に向かうとき ....
友達を
失った日に
眠りに落ちていく
ベッドの上

手には でも
何もかもある きっと
ないものとしての
何かがある

自分を
探している時
眠りに落ちていく
ベッドから ....
遠い街の中で
見ていた幻
世界を見るのは
簡単だった

何もかも知っている
だけど 自分がいることから
眠いベッドの上で
眠りに落ちていく気がする

僕は行く
色を見ていた  ....
とても疲れた日には
何かをしているのだと思う きっと
だけど見えない物語なのかもしれない 
お台場が霞んでいる空を
飛んでいく きっと 魚が
誰もが行く道で
だけど 何も考えてはいないのだと
考えているとき そのことは 自分が
自分にとって眠いということだけだった
多くが 人にとって その
何も意味をもたないのだろう
画用紙 ....
自分が確かな気がするから
詩を書きはしなかった
寝る時間しかなかったから
詩を書こうとせずにいただけだけれど
そう思わないか
自動車を手で押して
家に帰った 門塀の前
だけどネコがそ ....
ペンを取る鉛筆立ての中は空っぽ
ノートの上でぼんやりと何かを考えている 
鉛筆のないテーブル 蝶の舞う緑色の庭のすみっこで
一人でいたら 生きる者はすぐに死ぬのかも知れない
一人で詩の言葉を書 ....
いつも思い浮かぶのは遠くにある街だ
帰り道を探していた気がする 僕は
見えるものに何だと思わされた
いること自体が わからなかった 君が


時折 何だろうと思う
壊された瞬間がある ....
階段をのぼりながら僕は
そして 今日も この部屋で 
誰かに読んでほしかった
だから 詩を書いた 
布団を敷いて
書くべきことを考えてばかりいた


子供だった時代を忘れた
僕の ....
女だって許してくれるさと
眠る そして
酒を飲まされている時の感覚がする
気づけばそう気づく


自分が何をしていたのかなんて
みかんの皮をむいたからこそ忘れた
こたつのあるその部屋の ....
今の職場で
遠い日のことを思う
若かったころ 
夢で溢れていたっけ
あのころは そして
仕事に励んでいた


社用車で隣町まで行った 
友達を乗せて そして
クビになる日まで
 ....
くたびれた体で
僕はどこにいくことができるのだろうと思う 夕暮れ
僕のアイフォンの中から
今日も聞こえる音楽は家入レオだった


もうこんな歌 すでに
聴く歳ではないのだが 聴いてい ....
公園へ向かう冬の夕暮れ。いつも思い出のようなものを胸に、通いなれた小さな繁華街を通り過ぎていく。美容院の人の顔を思い出しながら。角の果物屋にはもう、梨やスイカの姿はなかった。それは、りんごやみかんの姿 .... ボーナスの配られるのを見ながら
自分がアルバイトなのだと実感している
ジェームスブレイクのような
感情のない目つきをしている僕
この会社では短いが
業界では精魂尽くしてきたつもりだ
そ ....
僕には彼女がいなかった
今日電車で
後ろに立っている女の人の鼓動を感じた
僕の背中で


そんな短い瞬間が少しだけうれしい
こんな寒い冬なのだから
この間は
ある人のコンサートで ....
僕のアイフォンの中には
いつでも入っているダンスミュージック
昼休みにも
パヒュームの華麗なダンスをじっと見つめていた


休みの日には
独身の友達とまめに連絡を取り
クラブで夜通し踊 ....
まだ寒い昼
中華料理屋へ向かう道を歩く
ポケットにひどく凍えた手を突っ込んで
この仕事もう続けられないなどと
ぼやきながら


現場作業の人に混じって
マー坊豆腐を食べ
この店は乾燥 ....
誰もいなかった
街は身を切るような冷たい風が吹く
誰もが財布の中に明日を抱えて
耐えていた
凍えるような冬の時の中


どこに行くのだろう
立ち止まるとき
わからないけれど
ま ....
パリの街は
特に珍しいものもない
立ち止まる時
運河を流れる水がある
今朝食堂でなんとか手にしたパンは
かりかりでおいしかった
奪い合いだった
団体客が来ていて
飯の
争奪戦だっ ....
パリにたどり着くと僕は
ドミトリーにたどり着いた
不思議な男のウインク
素っ気ない学生の案内
やっとたどりついた
それ以上の疲れ
北駅は渦のよう
東欧と
イベリア半島とを結びつける ....
夜は誰もいない
言葉は誰もいない幻
そして走り出す
道を探す
見えない夜の中
僕はどこにいる
電柱と肩を組んだまま


韓国で旅券を発券し
欧州へ向かっていた
飛行機の電灯の下
 ....
詩を書こうとするときに躊躇することがあるのはなぜだろう。スラスラと筆が進む人は希なのかも知れない。一瞬自分が何をしているのかわからなくなる。そんな時にどうしたらいいのか自分がわからなくなるのはなぜ .... 冬のある日に見ている捨てた夢
人が生きているのは悲しいからさ
手をつないでいる二人
僕にもそうしていられた何も知らない子供の頃があった
街は足早に過ぎて行く
進んでいるのかはわからない

 ....
いつも 友達のいない日は
僕は 風の中
音楽について 考える
人のことなど わからなかった

自分のことを思い浮かべる
価値のない心の中を

かつて見た夢の中をさまよう
それは何の価 ....
この街に気を許せる人はいない
いつも 暗闇の中
探した いない 友達を
なぜ 心は 強く求める


風景は きっと 何もなかった 
言葉のかけらを 手に
波紋のように消えていく時の
 ....
梅昆布茶さんの番田 さんおすすめリスト(308)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふいに思う日- 番田 自由詩114-2-25
日曜日からの月曜日- 番田 自由詩414-2-18
ハチ公前に見えたもの- 番田 自由詩114-2-12
消えた詩- 番田 自由詩214-2-7
寒い夜- 番田 自由詩314-2-6
世界の終わりと夕暮れと- 番田 自由詩214-1-30
セール品はいらない- 番田 自由詩314-1-29
白い日- 番田 自由詩214-1-28
H&Mのシャツ一枚- 番田 自由詩214-1-26
きゃりーへの詩- 番田 自由詩114-1-20
南仏のバスから- 番田 自由詩214-1-14
凧の無い空- 番田 自由詩314-1-3
詩に書かれた詩- 番田 自由詩213-12-27
詩を書く- 番田 自由詩313-12-26
かつての心にいる人と- 番田 自由詩313-12-24
あの頃君は独身だった- 番田 自由詩113-12-20
アイフォンを手にしながら- 番田 自由詩113-12-18
僕の街とAKB- 番田 散文(批評 ...113-12-15
ボーナスの日- 番田 自由詩313-12-14
男と女- 番田 自由詩113-12-13
昼休みの熱い鼓動- 番田 自由詩213-12-11
LIVEを思い描いている冬の昼休み- 番田 自由詩313-12-11
イルミネーションの影- 番田 自由詩413-12-8
寝床からの日- 番田 自由詩313-12-7
パリ北駅から寝床- 番田 自由詩313-12-5
失業手当の幻- 番田 自由詩313-12-5
ある日記- 番田 散文(批評 ...3*13-12-4
イチョウの中で- 番田 自由詩313-12-1
いつかのコンサート- 番田 自由詩113-12-1
時のかけら- 番田 自由詩213-11-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する