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海を見ている夜だ
たぶん 目で山と そして 
見ている空を否定する 目で
友達を 黒色に感じながら
生きていたときの思いを
思いだしていた 午後に


窓を大阪の電車から見ていたのは
子供の頃と 就職したばかりの頃


誰のことも覚えていない 会社で展示会をした日の会場
トラスを組 ....
久しぶりにランニングに出かけると、とても疲れた。闇の中では、僕のことなど誰も知りはしないのだが。去年の今頃も僕は同じように走っていたものだったが、夏が来て、熱帯夜が続くと、いつの間にか、誰かがそうして .... 美術館で久しぶりに彫刻作品を見に行ってきた。オランダ人作家の大規模な展覧会だった。作品数は30点ほどではあったが、しかし、ほとんどが巨大な彫刻作品だった。作品の中心は、粘土のような感覚のするブロンズの .... 最近、歯の検診に行くたびに、虫歯が発見される。少し甘いものを食べ過ぎなのだなと、反省している。生活習慣が変わると、ここまで支障が出てくるものなのかと、自己管理について考え始めていた。そして、物を買いす .... 昔僕は一人で
夜 中目黒でやっていた
背の高かった同僚の結婚パーティに行ってきた
もう その店は無いのだが


でも 最近中目黒を訪れると
中目黒の街には 相変わらず 何もなかったのだが ....
僕は見ていたのだ
でも 遠い街を
部屋で かつて 子供の頃に見ていた
おぼろげな景色として見ていたのかもしれない
僕自身であることで感じていたのだ
僕の昔耳にしていた音楽のように
何も存在 ....
考えている 詩の文章に 目を閉じている
車の窓の 遠くの方から 音がしてくると
僕はまだ少なからずの友達がいた頃を思い出すのだ
窓を開けて 部屋の中から 顔を見せては
感じていた 生きているこ ....
昔一人で
新木場アゲハに出かけた夜に 僕は
踊っていたのだ 狂ったように
一体あの男たちや女たちはどこに行ったのだろうか
暗い海の底からはい出た 朝もやの中を そして
一人で 銀座線に向かっ ....
多摩川に最近釣りに出かけた。二子玉駅から川に出るには、ショッピングモールを通り抜けなければならないので、距離を感じさせられた。釣り竿を持って、そういった華やいだ人たちの間を行くのは、浮いているので、気 .... 僕は街にいた でも
結局 そばにあるのは 一日中
そんな何も覚えていなかっただけの日に
たしかに 咲いていた この花だ
僕は見ていたことを感じている
思うことで見ている 風景を
この目に でも 僕は
感じている 思う 自分を 
僕は見ていた 遠くに
思う 街で 子供の頃 歩いた
目に 過去を
街で見られていた スニーカーの
横を通り過ぎていく感覚で


誰かの立っている
風景を見ていることだろう
遠くに存在 ....
ぼんやりと川を見ている
今は 遠くのものとして 目の奥に
なにもない思いで そして
何もない景色の でも 目に見ている


ぼんやりと木を枝葉として捉えている
一本を 見ては
二本を  ....
ずっと何年も同じ街に暮らしていると、思考のきっかけを失っていくというのがある。あそこにはアレがあり、そして、ここにはアレがあるというふうに、あらかじめすべてのことが予測できるからだ。時々、見知らぬ路地 .... 海を見つめながら砂漠のことを考えているのだ。海は目の前に確かに存在するのだが。砂漠を歩き疲れて倒れた僕は昔のことを歩き疲れた体の中で思い出させられていた。でも、家を出るときは健康そのものだったあの日。 .... 海と旗
僕は空を見ている そして
遠い浜辺の上で
その音楽を僕は聴いている
海で一人ぼっち
僕は言葉をなくしていた男
でも 風は何を語りかけてくるというのか 
波の残していく 光と音の狭間で
僕は通りを見るのだ
何もない街の 空に
空の中からは遠い所にある
海を僕は見るのだ
ドアで竿を折った午後には
人のそこに 歩いていた
外のにぎわっていた 通りの中で
悲しい人を探し求めて歩いていた
夜の僕は昔社用車で
走っていた でも ブレーキも忘れて
踏みこんでいた 金曜日の夜のアクセルを 
黄色い光の側道の 高速道路を
MP3圧縮の音楽を鳴らしながら
僕は立ち止まっていたのだろうか ....
昔、僕は四月に、マルセイユを訪れていたことがあった。銃を持った軍人とすれ違うほど治安が悪いとされる街に滞在し、経由しないことには、モナコやカンヌといった見どころの多い街にたどりつくことはできなかったか .... 去年、僕は確かに歩いていた。故郷の、すでに忘れかけていた風景を。僕はその、ぼやけた記憶をたどるようにして、歩いていたのだ。そして、仲の良かった友達と日の暮れるのも忘れて、遊んでいた道を。でも、もうすで .... 昔僕は、NYCにいた。夜の街の、薄暗いスーパーを歩いていた。遅くまでやっている服屋でTシャツを買っていた。分厚いガラスのビルに、そして、指先で触れては、ほろ苦い味のコーヒーに唇をつけさせられていた。サ .... 僕は見ていた きっと
この空の下の風船であるかのようにして 
バス停のベンチの上で 空の向こうを
見つめているものとして僕は横切っていった
目に 僕は知ることによって 
今日も夕暮れを見ていただけ
過ぎた 午後
桜を思っていた そして
なぜ 生きているのだろうかと
尾崎豊の歌を聴いていた
夜はいつも
路地の影
僕は喫茶店のガラスの
僕は 光だ
空を見上げて歩いていた海で 
カレイを拾ったことがある 砂の中にいた
それを投げ上げたけれど 空の下で
ざらついていた それを 拾わず帰った
白い皿をニトリで手に入れたのだ
栗を置くための土台として
アスファルトには一体何が置かれるべきだろう
ゴムボールを手に 考えていたのだ
昔僕は相模大野で暮らしていたのである。僕の住んでいた部屋の下には若い米兵が住んでいた。通りには、まだいくつかの夢が、買ったばかりの自転車で街を走ると、見えていた気がする。車に傷をつけただろうと、走 ....
梅昆布茶さんの番田 さんおすすめリスト(308)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海の風景と空- 番田 自由詩121-6-25
ご飯を食べたあとで- 番田 自由詩121-6-23
ランニング、サザン、夜- 番田 散文(批評 ...121-6-22
彫刻と日曜日- 番田 散文(批評 ...221-6-21
リモートの毎日- 番田 散文(批評 ...121-6-20
あいつの微笑み- 番田 自由詩121-6-19
故郷の部屋で- 番田 自由詩121-6-18
詩と窓の外- 番田 自由詩421-6-17
ビキニナイト- 番田 自由詩121-6-16
最近多摩川で2- 番田 散文(批評 ...121-6-15
歩き回っていた日- 番田 自由詩121-6-12
街で、今日- 番田 自由詩121-6-11
Sense_of_town- 番田 自由詩221-6-10
Everyday_trip- 番田 自由詩121-6-9
最近多摩川で- 番田 散文(批評 ...121-6-7
倒れていた日- 番田 自由詩121-6-3
- 番田 自由詩121-6-2
日曜日- 番田 自由詩321-5-31
山からの空- 番田 自由詩121-5-18
皿を買った日- 番田 自由詩121-5-16
Night_and_weekend- 番田 自由詩221-5-14
フランスの暗闇で- 番田 散文(批評 ...321-4-24
中学時代の風景を行く- 番田 散文(批評 ...121-4-23
マスタードの匂い- 番田 散文(批評 ...221-4-20
午後三時- 番田 自由詩121-4-11
憂鬱な四月- 番田 自由詩321-3-31
ミスドの夜- 番田 自由詩421-3-30
潮干狩りとカレイ- 番田 自由詩421-3-16
水色の午後に- 番田 自由詩221-3-15
エレキギターと空軍機- 番田 散文(批評 ...321-3-14

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