詩を書く
番田 


階段をのぼりながら僕は
そして 今日も この部屋で 
誰かに読んでほしかった
だから 詩を書いた 
布団を敷いて
書くべきことを考えてばかりいた


子供だった時代を忘れた
僕の その メロディラインも 
やがて大人となって 
時の中からいつしか生み出されているような
自分の中でのヒット曲や 
時の中で忘れてしまった名曲となるのだろう


僕は書くことで満足できた
満たされた気がする 君に
与えるべきもの自体がなかったけれど
自分の好きな人には 
それだけで きっと
ありがとうとは言えるから


自由詩 詩を書く Copyright 番田  2013-12-26 01:39:53
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