詩に書かれた詩
番田
いつも思い浮かぶのは遠くにある街だ
帰り道を探していた気がする 僕は
見えるものに何だと思わされた
いること自体が わからなかった 君が
時折 何だろうと思う
壊された瞬間がある
今は本を手にして
感じているのだ まさにそれを
自分であることは 自分の
遠くにあるものなのか
わからないからこそ
時の中で見ていた 心を
僕はどこにもいない
君の眠りに落ちていく
何ですらもない部屋では
風景など目には見えない
自由詩
詩に書かれた詩
Copyright
番田
2013-12-27 02:37:16
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