すべてのおすすめ
賽銭の額に応じた願いならあした天気になりますように 珈琲の温度と苦味醒めて行く秋雨本のページ湿らす


背景をいつでも嘘で固めてる仮面が良く似た仮面を喰らう


興奮が吐いた言葉を集めては雑な信心溜め息の詩神


償いの機会逃 ....
雨男3名とも出席かよあした天気になりますように いつのまに内緒話は死語となる 左下がりの枝に梨の実


「信じてる」 秘密のありか探る手で 画面で乾く目を伏せたまま


民族の衣装は乳を隠さない 壁が嫌になり踏み込む裸身

 ....
誰の声? 誰の顔? 覚えられない 自分を責めて塞いで狂気


黒と白 進むためだけの前向きさ求め私は黒に隠れる


訥々とした呟きで始まった歌が絡まり吸い込む涙


大切な人 ....
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる 青臭い時代遅れの言葉だとあの日隠したメモ掘り起こす


書に溺れ町に安らぐ溜めきれず流れる玩具ひとつ磨いて


記録され得なかったもの吸うために固く絞ってもっと絞って


透 ....
やや黄味を帯びつつ光る宝石が恋しい海を呼んでます、ほら

台風のあとの野原の美しさ触れればくずれ珠の水々

絹糸でつながれた白玉の一番端にわたしをくくる

宝石箱のいくつかはイミテーション ....
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる 平日の散歩 みえない境界を侵しみえない迎撃に会う


バールのようなものでこじ開けた栓 闇が溢れて夜がまた来る


行き止まりで掴む鈍器のようなもの 来た道戻る鉛の視線


 ....
期待する答えを外す それだけが性格ブスの烙印の理由?


置き去りにされた記憶とした記憶 独りを選ぶ今とこれから


辻褄のあう自我だけに絞り込む 振り回す鞭はよく手に馴染む

 ....
今がある未来は白紙何もない今の連続今があるだけ

水族館魚の声が響き渡る不思議な顔で人間を見る

オセロする簡単そうで奥深い定石もあり覚えること多い

水溜まりに映った街の一欠片梅雨明けな ....
屋上のヘリで逃げ行くノブナガをヘリごと斬ったアケチミツヒデ 酔い酔いて
チャルメラさがす
骨格は
化石のように
夜空彷徨う

痩せ痩せて
漂うぼくは
幽霊か
琥珀を啜り
明日をみる

この夜に
生きるか死ぬか
知らないで
なぜ ....
さらさらと
霧雨がふり
渡すのは
銀砂のような
きみの頬笑み

窓越しに
銀の雨降り
珈琲の
苦さに映る
君の面影

てのひらを
静かに濡らす
銀の雨
微かに過ぎる
 ....
 
 病やすらぎ

紙の短歌たんねんに読みこころ解け又再びを短歌作らむ

寝てばかり考えめぐらし何もせず病いえればまた歌作る

英文を読めば心は弾みつつその先その先眼鏡をとおして

 ....
錆びついた未来を切り開くハサミ三十一文字の塔がたたない 何もない一日 雲を泡立てて貝殻模様のカップを洗う


花の雨 眠るわたしのこめかみにふれているのはくちびるですか


モノクロのアネモネきっとあなたならうすむらさきを選んで写した

 ....
ああこれが美人局っていうやつかやけに激しい風が吹いてる ギャルみこしオールスターに踏まれたいピンヒール履き騒いで欲しい 四つの日キリンをみながら頬張った母のおむすび東北の味


時計みて思い出すほど時間とは遠くにあって想うものかも


味噌まぶし俵のかたち海苔はなしおふくろの味もう二度と無し
イルカの絵買ってから音信不通やけに激しい風が吹いてる KISSのことAって呼んでいる人の頭上に浮かぶ藤子不二雄A 煎餅の臭いとディーゼルカーの音 男と女がイビキで話す


背比べ ギャラリーいてもいなくても 靴は厚底 踵は浮かす


「セミの今年最初の声を記録せよ」 無理難題を気まぐれに課す
 ....
ブスだって美人局かもしれないなやけに激しい風が吹いてる 主のいない部屋で汚れしか見ない心の隠し場所は言わない


「君を守る」歌を集めて火にくべる 情報戦に備え鍛える


笑顔の在庫が尽きて初めて迎えられる場所もあるのだ拉麺啜る

 ....
誰からもお祝いのない誕生日また新しい春が来ました ひきだしがタイムマシンになってないまた新しい春が来ました ゲーセンでひとのプレイをただ見てるまた新しい春が来ました
アラガイsさんの短歌おすすめリスト(275)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
賽銭の額に応じた願いならあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌715-9-29
ためいき- 深水遊脚短歌3+*15-9-25
雨男3名とも出席かよあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌315-9-25
足跡- 深水遊脚短歌4*15-9-13
- 深水遊脚短歌3*15-9-5
ツノのないカブトムシには興味なしやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌415-9-3
カルピスを薄め薄めてもはや水やけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌615-9-3
夏の終わりに- 深水遊脚短歌4*15-8-25
真珠のうた- そらの珊 ...短歌9*15-8-22
しゃっくりを100回すると死ぬらしいやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-8-22
平日- 深水遊脚短歌2*15-7-30
溶解- 深水遊脚短歌2*15-7-26
水族館- 夏川ゆう短歌115-7-21
屋上のヘリで逃げ行くノブナガをヘリごと斬ったアケチミツヒデ- 北大路京 ...短歌615-7-18
骨格標本- レタス短歌215-7-8
銀の雨- レタス短歌2+15-7-7
_病は癒えて- 生田 稔短歌4+15-7-7
錆びついた未来を切り開くハサミ三十一文字の塔がたたない- 北大路京 ...短歌315-7-7
詩歌集「うずく、まる」より自選十五首- 夏嶋 真 ...短歌14*15-7-4
ああこれが美人局っていうやつかやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-6-30
ギャルみこしオールスターに踏まれたいピンヒール履き騒いで欲し ...- 北大路京 ...短歌315-6-30
四つの日_(三首)- もっぷ短歌4*15-6-29
イルカの絵買ってから音信不通やけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌315-6-27
KISSのことAって呼んでいる人の頭上に浮かぶ藤子不二雄A- 北大路京 ...短歌715-6-26
セで始まってスで終わる- 深水遊脚短歌2*15-6-24
ブスだって美人局かもしれないなやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌215-6-9
メモを片手に- 深水遊脚短歌2*15-5-14
誰からもお祝いのない誕生日また新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌215-5-14
ひきだしがタイムマシンになってないまた新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌715-5-12
ゲーセンでひとのプレイをただ見てるまた新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌315-5-12

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