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死を覚悟したあの朝の太陽が僕の命を揺るがせたまま


「鬼は外」から逃げた鬼が自炊して豆などを煮て暮らしてる村


今日もまたそうめんだけで生き延びた、梅雨の終わりを少し祝った


 ....
山の夜、

(きみが行ったことの無いところに
連れて行ってあげたいけれど)

このままで
生きてゆくのは一歩ずつ
底無し沼に進むにも似て。
《鏡の中のじぶんを斬る》、みたいな
過去に書いた短歌がなぜか読みたくなり

過去作を探して読み返しているうちに、
めっちゃいいタイトル(あ、むろん自画自賛)
みつけて。

そ ....
夜がまた
しなだれかかって来る香り
羽毛にくるまりひとりで眠る

その清い
息がこの身に触れるほど
小声でなにかを囁いておくれ

どこまでも
つづく月下のまっすぐな
小道を ....
最悪も知らず受け入れ日々暮らすそれが生まれる生きていること (短歌十首)

この川の
そばの子どもを遊ばせた
公園しばらく行ってないなぁ


叫ぶのは
水を打ってるこの街を
震わすオーロラみたいなその歌


待つことも
し ....
粉雪の午前1時の初詣ではぐれないよう握りしめる手

猫が泣く白昼3時の縁側で百日紅の木をみている如月

雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ

桜舞う午前 ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
みおろすと
土曜の街の西半分
くるまもひとも少ない春のひ



病室で
さくやみた夢なんだっけ
春の陽射しにぼやけてしまって



ただ白い
世界が僕をつつむ ....
(短歌七首)

真夜中に
起きてる僕は世間とか
常識とかに泥かけている


なんていう
未来は暗いと云いはって
いっしょに泣こうと云っているのか


終末を
みて来た ....
よこで寝る
スマホの虜の彼女さえ
心を血濡らす悪夢に泣くよる



時は過ぎ
夢は遠くにみえたよる
眠れないほど熱すぎる息



世界さえ
燃やし尽くしてみた ....
早朝の
駅のホームで吐く息が
みえるとゴジラのようだと笑った


懐かしい
甘い香りがしたときに
君を想った通勤電車


週末は
心と体を整える
あの銭湯へゆくから耐え ....
 

涙だけ
流した意味を胸に置き
しあわせになる夢はよるみる


寂しいと
悲しい目をして僕をみる
大天使でも堕ちる清い目


線を引く
どなたにどんな正しさが
 ....
 

桜降る
空をみあげてキラメキと
未来の青さににじむ黒い目


ただ灯る
常夜灯には命さえ
照らしてくれるやさしさがあり


なにひとつ
咲かない人生なんかない
け ....
横笛
虫の音のことにいでつるあはれかな 高きくもゐに月ぞてりける

鈴虫
なげけどもよをふる月のおほかたは 虫の音にだにまさる露かな

夕霧
なるる身の古きよすがをつつゐづつ くちつる袖 ....
 


さみだれに
乱れて回る風車には
あがない戦うなにかがみえた


寂しさを
ドレミで云えば根拠なく
そいつはシだねと云い切る唇


ささくれた
こころをやさしく撫 ....
友人の実家は商店街にある賑やかさとの共存強いられ

地元ではシャッター通り商店街そう呼ぶ人もいて虚しくて

デパート街寂れて見える八丁堀大型スーパー値段も安い

新しいコンビニが出来七カ月 ....
遠くまで来たねと言うが それは嘘
散々愛して 行止まりだよ
 

そらの色
教会に鳴るしあわせの
鐘に震えて聖域を模す


海面を
盛り上げるように白鯨が
祈りにも似た息吹を吹き出す


街角で
ちいさな悪魔がギター弾 ....
 

潮騒の
やまない夜に落ちている
流木よりもウェットな夢


夕闇に
途切れず吸い込まれるような
祈りに終わる恋をした罪


海鳥が
微笑みながら静止する
沈め ....
政治家は

捜査を受けて

強くなる

立件逃れを

恥じずに誇る
紫陽花の続く坂道疲れない綺麗な花の癒やしが続く

躑躅見て華やか過ぎて眩しくて初夏の陽射しに悪戯される

観覧車回り回って元の位置恋に魔法をかける空間

大仏の巨大な姿で街を見る見守ってい ....
海と川交わる場所を指差した子の好奇心脈々と湧く

広島の郊外にある植物園子供はあまり行きたがらない

待ち合わせ少し遅れてきたあなた何処に行こうか何食べようか

友達と飲み会開く賑やかに飲 ....
明石
もしほ焼く海人のころものかわけどもきえかへる夜の袖におくつゆ

澪標
かずならぬみをつくせども難波潟ふしのまほどとうきよはわたる

蓬生
あきの花もかれて果てつるわが庭のまつのみ青 ....
「街の灯」のラストシーンを見て想う上手くいかない二人の未来 廿日市大野の宮浜温泉の小規模ながら湯は最高

大竹市三分の二は山の中「昔は良かった」その声を聞く

開発が進んだ結果行き止まり再活性化必要な時期

高層のビルに隠れた古い街陽当たり悪くなっ ....
 木
 を
 讃
 え
 
 ク
 リ
 ス
 マ
 ス
 イ
 ブ
 仕
 事
 で
 も
 楽
 し
 め
 て
 い
 る

 束
 の
 間
 ....
朝ぼらけかすみし山の冬木立
鼓膜に残る響き息の跡

ときはかねときあかねさす井戸端の
夕餉の支度暮れのにおいは

山の中静かに凍る湖が
数億年の冬眠を守る

暖冬に明日、明後日と大 ....
そう悪くないは案外いいことそう思ったら夕暮れている

冬の日にふくらんでいる子雀の友だちらしい人間の子
 
ペチュニアの開花最長記録なり師走はやっとそれらしき風

幼子は空を指を差す飛行機 ....
長期間痛めすぎたね

ごめんなさい

きょうはお粥であしたもお粥で
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