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粉雪の午前1時の初詣ではぐれないよう握りしめる手

猫が泣く白昼3時の縁側で百日紅の木をみている如月

雨が降る午前5時半3月の春は名のみの不在のくらやみ

桜舞う午前 ....
  
(短歌八首)

夜に泣く
ただ一匹の虫のうた
眠れないときスマホのうえで


嫌われる
覚悟と諦めだけは持ち
白い嘘つくひとりは楽しい


ただ黒い
シミ ....
みおろすと
土曜の街の西半分
くるまもひとも少ない春のひ



病室で
さくやみた夢なんだっけ
春の陽射しにぼやけてしまって



ただ白い
世界が僕をつつむ ....
(短歌七首)

真夜中に
起きてる僕は世間とか
常識とかに泥かけている


なんていう
未来は暗いと云いはって
いっしょに泣こうと云っているのか


終末を
みて来た ....
よこで寝る
スマホの虜の彼女さえ
心を血濡らす悪夢に泣くよる



時は過ぎ
夢は遠くにみえたよる
眠れないほど熱すぎる息



世界さえ
燃やし尽くしてみた ....
早朝の
駅のホームで吐く息が
みえるとゴジラのようだと笑った


懐かしい
甘い香りがしたときに
君を想った通勤電車


週末は
心と体を整える
あの銭湯へゆくから耐え ....
 

涙だけ
流した意味を胸に置き
しあわせになる夢はよるみる


寂しいと
悲しい目をして僕をみる
大天使でも堕ちる清い目


線を引く
どなたにどんな正しさが
 ....
 

桜降る
空をみあげてキラメキと
未来の青さににじむ黒い目


ただ灯る
常夜灯には命さえ
照らしてくれるやさしさがあり


なにひとつ
咲かない人生なんかない
け ....
横笛
虫の音のことにいでつるあはれかな 高きくもゐに月ぞてりける

鈴虫
なげけどもよをふる月のおほかたは 虫の音にだにまさる露かな

夕霧
なるる身の古きよすがをつつゐづつ くちつる袖 ....
 


さみだれに
乱れて回る風車には
あがない戦うなにかがみえた


寂しさを
ドレミで云えば根拠なく
そいつはシだねと云い切る唇


ささくれた
こころをやさしく撫 ....
友人の実家は商店街にある賑やかさとの共存強いられ

地元ではシャッター通り商店街そう呼ぶ人もいて虚しくて

デパート街寂れて見える八丁堀大型スーパー値段も安い

新しいコンビニが出来七カ月 ....
遠くまで来たねと言うが それは嘘
散々愛して 行止まりだよ
 

そらの色
教会に鳴るしあわせの
鐘に震えて聖域を模す


海面を
盛り上げるように白鯨が
祈りにも似た息吹を吹き出す


街角で
ちいさな悪魔がギター弾 ....
 

潮騒の
やまない夜に落ちている
流木よりもウェットな夢


夕闇に
途切れず吸い込まれるような
祈りに終わる恋をした罪


海鳥が
微笑みながら静止する
沈め ....
政治家は

捜査を受けて

強くなる

立件逃れを

恥じずに誇る
紫陽花の続く坂道疲れない綺麗な花の癒やしが続く

躑躅見て華やか過ぎて眩しくて初夏の陽射しに悪戯される

観覧車回り回って元の位置恋に魔法をかける空間

大仏の巨大な姿で街を見る見守ってい ....
海と川交わる場所を指差した子の好奇心脈々と湧く

広島の郊外にある植物園子供はあまり行きたがらない

待ち合わせ少し遅れてきたあなた何処に行こうか何食べようか

友達と飲み会開く賑やかに飲 ....
明石
もしほ焼く海人のころものかわけどもきえかへる夜の袖におくつゆ

澪標
かずならぬみをつくせども難波潟ふしのまほどとうきよはわたる

蓬生
あきの花もかれて果てつるわが庭のまつのみ青 ....
「街の灯」のラストシーンを見て想う上手くいかない二人の未来 廿日市大野の宮浜温泉の小規模ながら湯は最高

大竹市三分の二は山の中「昔は良かった」その声を聞く

開発が進んだ結果行き止まり再活性化必要な時期

高層のビルに隠れた古い街陽当たり悪くなっ ....
 木
 を
 讃
 え
 
 ク
 リ
 ス
 マ
 ス
 イ
 ブ
 仕
 事
 で
 も
 楽
 し
 め
 て
 い
 る

 束
 の
 間
 ....
朝ぼらけかすみし山の冬木立
鼓膜に残る響き息の跡

ときはかねときあかねさす井戸端の
夕餉の支度暮れのにおいは

山の中静かに凍る湖が
数億年の冬眠を守る

暖冬に明日、明後日と大 ....
そう悪くないは案外いいことそう思ったら夕暮れている

冬の日にふくらんでいる子雀の友だちらしい人間の子
 
ペチュニアの開花最長記録なり師走はやっとそれらしき風

幼子は空を指を差す飛行機 ....
長期間痛めすぎたね

ごめんなさい

きょうはお粥であしたもお粥で
メンヘラを馬鹿にする君あてみるともやしアオムシ貧相な顔


*
#メンヘラネット調べ

* 何らかの精神疾患を抱えている人や、抱えていると思われる人を指すネットスラング。特定の精神疾患を指 ....
好きすぎて格納しても隙の隙に逃げるだろうLoveAI 駅前にかたまる反吐に集まる鳩
平和のシンボルこころ見えない🫶

シャッターを押すか戸惑う隙の隙
青い空へと一斉に舞う

にわか雨 太古に続くシーオーツーと
通信をする機械人間

休み ....
ビーストテイマー。
猛獣の心の牙を折るだけでは飽き足らず
春先の引っ越し業者忙しい賑わす施工不良問題

この町の砂浜人気ないみたい規模は小さい地元の人だけ

地元から離れた場所の砂浜でじゃれ合う犬とはしゃぐカップル

別荘のすぐ目の前に広い海忘れ ....
麦藁の赤いリボンが草むらに倒れ込むのをじっと見ている

美しい睫毛が絡む瞬間のハッとした眼に青が映って

ノースリーブからのぞく青もっと見たくて見ない振りする

永遠の処女に憧れるがために ....
アラガイsさんの短歌おすすめリスト(275)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
半年- 秋葉竹短歌124-5-16
寒いのはこころであってからだじゃないとかいいながら布団に潜る- 秋葉竹短歌424-5-15
やまいのうた- 秋葉竹短歌124-5-11
よる- 秋葉竹短歌224-5-5
よるのうた- 秋葉竹短歌124-5-2
自由- 秋葉竹短歌224-4-29
神さまに救いを求める愚かさ- 秋葉竹短歌124-4-18
とんがった坂- 秋葉竹短歌124-4-13
源氏_其の七- 藤原絵理 ...短歌124-4-7
「さ」の短歌- 秋葉竹短歌224-3-31
商店街- 夏川ゆう短歌324-3-25
行止まり- はるな短歌224-3-24
清い人- 秋葉竹短歌324-3-23
口笛の音色- 秋葉竹短歌124-3-22
恥を知れ- 菊西 夕 ...短歌1*24-3-17
魔法- 夏川ゆう短歌424-2-26
好奇心- 夏川ゆう短歌324-2-19
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祝復活AI短歌1- 花形新次短歌124-2-14
温泉- 夏川ゆう短歌224-1-29
クリスマスイブ- 足立らど ...短歌5*23-12-14
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夕暮れが早くなる頃- そらの珊 ...短歌5*23-12-3
#豊かさとは何なのだ- 足立らど ...短歌4*23-10-28
メンヘラを光に- 足立らど ...短歌3*23-10-1
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昨晩、駅前でゲロったヤツに憑りたくなく歌をよむ(四句)- 足立らど ...短歌3*23-9-15
能力- 足立らど ...短歌4*23-9-13
地元- 夏川ゆう短歌523-9-11
AI短歌season2_「伝承」- 花形新次短歌123-9-5

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