深水遊脚



誰の声? 誰の顔? 覚えられない 自分を責めて塞いで狂気


黒と白 進むためだけの前向きさ求め私は黒に隠れる


訥々とした呟きで始まった歌が絡まり吸い込む涙


大切な人の隣で咲いていたい また来る夏に種子を託して


天頂の雨雲避けて射す光 街路樹とビル織る糸照らす


短歌Copyright 深水遊脚 2015-09-05 19:27:27
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