すべてのおすすめ
煎餅の臭いとディーゼルカーの音 男と女がイビキで話す
背比べ ギャラリーいてもいなくても 靴は厚底 踵は浮かす
「セミの今年最初の声を記録せよ」 無理難題を気まぐれに課す
....
ブスだって美人局かもしれないなやけに激しい風が吹いてる
主のいない部屋で汚れしか見ない心の隠し場所は言わない
「君を守る」歌を集めて火にくべる 情報戦に備え鍛える
笑顔の在庫が尽きて初めて迎えられる場所もあるのだ拉麺啜る
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誰からもお祝いのない誕生日また新しい春が来ました
ひきだしがタイムマシンになってないまた新しい春が来ました
ゲーセンでひとのプレイをただ見てるまた新しい春が来ました
いつまでも子どもじゃいられないんだねカエルのしっぽじっと見ている
阪神の勝ち負けに泣き酒を飲むまた新しい春が来ました
不死鳥が食中毒で死んだのがドラゴンボール最大の謎
本借りてお疲れ様と去り際に言われて違和感ぽかんと帰る
うれしいに
まみれてますは
れんあいの
かわにながされ
わたし、さらさら
わくのなか
かまわれまして
れれれのれ
またのこしつき
うまくまうくま
[う ....
天井にYESと描いて待ってるがジョン似どころか男が来ない
蛾のようにとべなくて
影、
電車のあかりに轢かれる
夜に轢かれる
痙攣も一つのちいさき愛なるか吾が身ふるわせ何を告げたし
三歳がみあげしきみはいまは骨あおぞらならばいま秋立ちぬ
春の日の嵐ほどにも鳴らぬまま秋風ゆきぬ手荷物もなしに
そと ....
傷ひとつ負わないために纏う黒 磨いた爪で掻き鳴らすギター
縦横のパステルカラー過去形の絆ぬくめるクリームシチュー
空焚きで割れた土塊不機嫌を怯え見上げる視線から逃げる
....
清潔なきみたちはやさ(し)い室より崩壊する青、月をふくむ
詩頭は魚をこがしあとくされある語は手にのこり失語前夜
誰か、次、撤収、並びかえられて幽閉された休日の部屋
....
かつてそこは湖だった 生活の毒が冷たい凶風に舞う
ほんの一回噛んだ砂の記憶のために理性で味わう間引き菜の浸し
暗闇も深夜放送も愛せない夜のために砂嵐を録る
撫でた ....
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから
くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ
つつがあるちょこっとかじるチロルチ ....
ひとしずく、落ちて夜明けを目覚めゆく{ルビ希=ねが}いを祈りを君の瞼に
白い鳥ふいに飛び立つ{ルビ海岸=うみぎし}に遥かな時をひとを忘れる
また夏に帰ってゆく旅誰もいない駅にまどろ ....
それぞれのはなしのはなしきまぐれにとり散らかしておりまして
鱗雲やきつきすぎて目からうろこくもって、そら、あきがきたらしく
まっさらなノートの白にたじろいでやれることすらで ....
順位のない星占いの English 誤訳しないで誤読してみる
90度で固定された視界からチラシのようなありふれた空
袖口の緋色の染みに宿るX 左手と眼と記憶を喰った
....
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い
花は枯れて
生みました
年老いた子を
優しく抱っこするのに
隙間から溶けて
牢屋より
殺伐とした
住まい
ためいきが もれるたびに 楽になる
何をためているかは分からないけれど
ためいきが 何かをためていた事を 教えてくれて 楽になる
「少年」という 秘密の錠剤を飲む 琥珀色した アクリルキューブ
玄界灘の 波濤を受けて 最果てをひとつ知るひと ふたつ知るひと
拒んだら もう無い様な気がしている 恋の赤道をまたぐ 子 ....
……2014年8月9日……
真昼間の雨の鴨川ローソンで 買った傘だが5分とモタズ
グッピーの水槽を背負った少年 海まで行けば夏の心中
天井に空いた穴ぼこ数えてた 町の総合病院 緊 ....
おぼちゃんがカメラの前で脱ぎ出して理研のおっさん「やっぱOK !」
パククネがクネクネ腰をくねらせてキンペイ誘う船室の中
もう一回併合してもいいけどさアルファベットで名乗らせねえぞ
とろけてくバニラアイスを舐めながら二人の汗で汚した畳
泡立てたボディーソープの隙間から膨らむ熱を包んで{ルビ扱=しご}いて
飲めぬ酒無理して飲んで寄りかかり「はやく襲って」なんて囁 ....
重力に負けてだんだん遠くなるタマキン想い君と泣く夜
アラガイsさんの短歌おすすめリスト
(281)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
セで始まってスで終わる
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深水遊脚
短歌
2*
15-6-24
ブスだって美人局かもしれないなやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-6-9
メモを片手に
-
深水遊脚
短歌
2*
15-5-14
誰からもお祝いのない誕生日また新しい春が来ました
-
北大路京 ...
短歌
2
15-5-14
ひきだしがタイムマシンになってないまた新しい春が来ました
-
北大路京 ...
短歌
7
15-5-12
ゲーセンでひとのプレイをただ見てるまた新しい春が来ました
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北大路京 ...
短歌
3
15-5-12
いつまでも子どもじゃいられないんだねカエルのしっぽじっと見て ...
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北大路京 ...
短歌
4+
15-5-11
阪神の勝ち負けに泣き酒を飲むまた新しい春が来ました
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北大路京 ...
短歌
2
15-4-25
不死鳥が食中毒で死んだのがドラゴンボール最大の謎
-
北大路京 ...
短歌
4
15-4-20
おつかれさま?
-
Parin
短歌
1
15-2-8
うまれかわ
-
阿ト理恵
短歌
4*
15-2-5
天井にYESと描いて待ってるがジョン似どころか男が来ない
-
北大路京 ...
短歌
3
14-12-9
終点まで行く
-
吐水とり
短歌
1*
14-11-21
「エチュード」_2014.11.16_(一〇首)
-
もっぷ
短歌
2*
14-11-16
インタビュー
-
深水遊脚
短歌
2*
14-10-25
青が崩壊する。
-
阿ト理恵
短歌
8*
14-10-5
砂
-
深水遊脚
短歌
3*
14-10-4
79円
-
阿ト理恵
短歌
7*
14-9-26
ひとしずくの夜明け
-
石瀬琳々
短歌
4*
14-9-24
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋
-
阿ト理恵
短歌
7*
14-9-16
空の葡萄
-
深水遊脚
短歌
6*
14-9-15
飲み干したラムネ瓶から玉とれず入道雲がひたすら白い
-
北大路京 ...
短歌
14
14-9-6
「優しい地獄」
-
宇野康平
短歌
2
14-9-1
ためいき
-
陽向
短歌
4*
14-8-31
夏の玄界灘
-
オダ カ ...
短歌
2*
14-8-21
台風11号夏の歌会
-
オダ カ ...
短歌
1*
14-8-9
おぼちゃん短歌1
-
花形新次
短歌
1
14-7-15
クネクネ短歌1
-
花形新次
短歌
1
14-7-11
官能短歌_1
-
時子
短歌
5*
14-7-6
タマキン短歌1
-
花形新次
短歌
1
14-6-6
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10