すべてのおすすめ
 *
抽象をなぞる指先が、無色透明な肌に存在だけを記して
昨日の空に溶けて行く、輪廻を正しく辿って行けば
全ての人の記憶は一つになると
ついさっき、知りました。
だから、君の香りはどこか懐かしいのだ ....
それぞれの速さで歩む人の群れ

その何割が自分の速さでであるいていて

その何割が他人の速さに合わせているのだろうか

僕が生きている内にすれちがった人は

世界のの人口の大体何%かな ....
前髪を切った
雨上がり

庭先でミツバチと出会う
胡瓜の黄色い花にモンシロチョウが舞う
土の匂いが肺の奥まで届くようだった
見上げれば空が雲と調和して
すべてを見わたしていた ....
きっと

この世のすべては

過程なのよ

肩の力も必要さ


誤解は和解のために

平衡は無限遠点で交わる

ユークリッドなんて大嫌い


幾何学に愛を

未 ....
月に酔う

目眩く色彩など

有るはずも無く

耀く孤高は闇に聳える


見えるものは虚飾しかなく

光の実存その存在を知らず

色彩のみが色なのか

概念を破壊せよ ....
最も欲しいもの

最もいらないもの


毎日へとへとに
疲れて
寝る
苦しい

腰をやられ
膝をやられ
心を痛め
多くの人の愛を感じる。
朝、晴れた日に空き缶を洗っていると
庭に群生する雑草の命の横溢に圧倒され
水遊びをしながら裸で駆け巡る稚児たちの嬌声に
私の心も浮き立ち
自らの空白を忘れてしまう

先程まで生きていた彼ら ....
久しぶりの天気に気がいってて

あたし首筋に塗るのを忘れた

プラタナスの木陰をえらんで歩いた

もうあきらめながら一日を過ごした

一日にできることなんか知れている

十年かけて ....
オレの胸の奥底に深海魚が眠っている
時折目を覚まし尾ひれを影のように揺らす
鬼灯を口に含んだように頬をふくらませて

きゅっきゅっ 
と小さく鳴く

月を見る猫の目のような
 ....
傘はどうしたの?
由紀さんに言われはじめて気づいた

昨日買ったばかりの雨傘
ガーリーとは思いつつも華やかなレースに一目惚れしたんだよね

教室に置き忘れたのじゃ無いだけは確かなんだけど
 ....
のぼるくんはある時ふと思いました。

知りたいと思ったことを知りたいと思ったときに調べられる環境と時間があることは本当は幸せなことなんだ。

当たり前過ぎで気づかなかった。


そう思っ ....
この胸で休みなさい
疲れた体を横たえ
毛づくろいをして
次の旅に出よう

泣いて笑って
怒って悲しんで
皆必死に
生きている

すべては正しい
良心からしているから
心配はいら ....
たなごころに
すとんと収まるその笛は
尊い土の重さと
ほのかな内空の軽さを
同時に伝える

私は
澄んだ森の気配に
肺胞を湿らせ
惹きつけられるように
ほっこりとしたぬくもりに
 ....
賢い鷹は爪を隠すけど

賢くない鷹は常に爪を立て

気高く泣き叫ぶ

月に吸収去れるまで

僕はいつも前を向き歩き続ける

近所の犬に最近雑音が煩く

眠れやしないと吠えられた ....
曇り空のしたを歩いている

電車に乗っている

お客様に挨拶している

仲間にメールしている

六月の闇は深くなる

雨に濡れた髪はひじきになる

宇宙のからくりをふたつ考える ....
その可愛い顔を
曇らせないで
その奇麗な心を
輝かせて

辛い時は
いつでも一緒
悲しい時は
いつでも一緒

分らない事があったら
私に聞いて
泣いてもいいから、
そしてゆっ ....
ニニロッソは
笑っている
やわらかい
トランペットの音

気持ちのいい時間
空間、関係、会話
なつかしい感触
フワフワのタオル

楽しい思い出
楽しい毎日
メトロノームが動いて ....
分かち合うことが

人と人との繋がりならば

いずれにせよその繋がりは

細い糸の様な物であろう

ヒステリックな世界の背景は

いつしかアメーバによって

浸食されていく
 ....
遅刻しそうになって
朝食を喉につめて
走って小学校に行く
教室に入ったとたんに思いだす

今日は図画工作の日だ
先生から新聞紙や糊やハサミや色紙を
持ってくるように言われていた
ぼくは ....
ひだまり食べてほっぺた膨らまし
オイラも妊娠5ヶ月になったお腹をぽんぽこぽん
メタボメタボとお騒がせも
そよぐ風が気にするわけでもなし

河川敷は川の流れに追いつけ追い越せと
ジョッギング ....
心が安らぐ時間
カラスが鳴き
カカシが笑い
トンボが踊る

大きな太陽
小さなアメンボ
なわとびもって
弟の手をひく

幸せな時代
幸せな心
純粋な時間
愛に満ちた生活

 ....
かげろうみたいに揺れていた
道端に咲く花の名前を知らなかった

うつむきながら歩くのは
暑いからではなくて
探しものをしているから

交差点で泣いている少女を見かけた
優しい言葉をかけ ....
ある赤ちゃんは公園で

暖かい風に吹かれながら

ベビーカーから見える青い空を見上げる

ある幼稚園児は

ジャングルジムのてっぺんから

人より少し高い所から

雲がゆっくり ....
白い壁に掛けられた 
金の額縁には 
名も知らぬ画家の描いた 
淡い水彩画の少女 

朝の光に透けながら 
すきま風に膨らむ
カーテンの窓辺に佇む
黒い瞳の少女 

日々多くの人と ....
そこには愛が無い
愛を感じない
私は嬉しくない
私は苦しい

自分は良いと思ってしていても
私にとっては嫌な事
セクハラと同じ
人の気持ちが分からない。

人の心を玩ぶ
私は暴言 ....
夢の続きを見るために
ぬぐいきれない
やさしさに染む
 夜に泣き
 夜を咲かせて
 また夢になり



夢の続きを見るために
つかい慣れない
火に冷める
 いつからか
 ....
喧騒のなか
細い雨のメロディ
梢にしがみついて
姿を変えてみる

みんな
どこへ向かうのだろう
遠い、稜線をこえて
あしたも、あさっても
きゅうに
手をつなぎたくなって
あなたの ....
そうかこれからはもう
小さな公園で手をつなぐこともなく
いつまでも手を振って明日また会うことを
誓わなくなるんだ

僕らの道は花
風にゆれておぼつかない
緑に光る茎や葉っぱ
時々は誰か ....
月夜に犬を連れて散歩に出た。
境川という神奈川と東京都の県境に
流れる川の畔を歩く。
橋のたもとまで来ると何やら小さな生き物が
何匹も橋の隅をぞろぞろ動いている。
アメリカザリガニだ。
 ....
父が死んだ


些か早い気もしないが


今は小さな白い灰でしかない


小さい頃は


父と網を持って蝉ばかり捕まえた


その後50円握りしめ市民プールに行ってかき氷 ....
オリーヴさんの自由詩おすすめリスト(529)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
迷宮組曲/第1楽章/夜明け- 遊佐自由詩11*09-6-25
人類は繁殖し続ける- こめ自由詩1009-6-25
「前髪を切った雨上がり小さな世界を見つけた」- ベンジャ ...自由詩5*09-6-25
非ユークリッド- 柊 恵自由詩9*09-6-24
- 柊 恵自由詩4*09-6-24
欲しいもの、愛- ペポパン ...自由詩7*09-6-24
夏の陰- within自由詩7*09-6-24
プラタナスの木陰- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-24
深海魚- shu自由詩509-6-24
はねるひと- 恋月 ぴ ...自由詩15+*09-6-23
のぼるくん- つゆ自由詩4*09-6-23
Open_your_heart- ペポパン ...自由詩6*09-6-23
土笛の記憶- 佐野権太自由詩15*09-6-23
この世界には僕がいるから- こめ自由詩409-6-23
曇り空が好きな心- 吉岡ペペ ...自由詩1009-6-22
悲しみの歌- ペポパン ...自由詩6*09-6-22
ブドウ- ペポパン ...自由詩6*09-6-21
道化師になりたいです。- こめ自由詩1109-6-21
忘れ物- 殿岡秀秋自由詩809-6-20
お散歩- 乱太郎自由詩9*09-6-18
田舎道- ペポパン ...自由詩6*09-6-18
「そして静かに暮れてゆく」- ベンジャ ...自由詩5*09-6-18
見上げたのは同じ空- こめ自由詩1509-6-18
窓辺の少女_- 服部 剛自由詩16*09-6-17
あるB型の人- ペポパン ...自由詩6*09-6-17
夢の続きを見るために- 千波 一 ...自由詩4*09-6-17
さよなら、鳩- 佐野権太自由詩17*09-6-17
ワンピースがゆれる時- ふるる自由詩8*09-6-17
月夜の散歩- shu自由詩809-6-17
ヒナゲシの頃- 伽茶自由詩309-6-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18