今、入門書が熱い!
という情報を聞きつけ
俺は師走の街をかっ飛び
かっとーび
許されるならすべてを散財し
強弱も忘れずに
強も弱も
俺の大切な兄たちたちが教えてくれたよ
引き連 ....
金は天下の
まわり物
はまり
はまって
うん百回
昨日も
はまって
貯まってる
ここで
出さなきゃ
エラー出る

まわせ
  まわせ
 光よ
走れ

  ああ
   ....
荒れるといった 天候はやはり
買い物に行こうと 車だしたら
あたった

ふきさらしの 水田に積まれた雪は
風にたたかれて 横に 流れる

降る雪と 流れる雪で
前も 後ろ も見 ....
図書館にあの人がいた
いつも難しそうな分厚い本を開いて
へんてこな眼鏡をかけている あの人が

パチンコ屋にあの人がいた
今日も目押しがうまくできなくて
恥ずかしそうにコールボタンを押 ....
どこにでもある
暗く深い裂け目

ふと街を歩いているときに
入り込んでしまった細い路地
何回往復しても
出られない

ああ、裂け目だ

しゃがみこんで
目をつぶる
目をつぶって ....
バルビツール酸から真っ赤を吊る美
ロシア製安ホテルの一室は戦振
1000のシーンを収めた眼球が火照る
sin的!泣き点sea、涙の球凍るCall
電話口ではクッキーが句切りの小Q
真っ赤を吊 ....
カブトガニに少しだけ似たその生き物は
畳半畳ほどの大きさで
ぜんたいは乾いた肉色だった
甲羅の両脇から生えた二葉の

としか言いようのないものが
彼等の体重を支えた
掌に ....
夜の浜辺で一人
寂しい叫びを{ルビ宇宙=そら}に放り投げる

震える声は
一枚の手紙となって、舞い上がり
静かな波の唸りの上を、舞い上がり
海の{ルビ面=も}の、
月の光の道の上を、舞い ....
げんかいがしりたくて。
とんでみた。
ありったけみんなで。
ぶっとんでみた。

あのむこうにはとどかなかったけれど、
あのむこうへはとべなかったけれど、
ぼくはとんだ。
と ....
さて続きです・・・温泉話混浴編その他


「あんたは男やから気楽なのよ」って言われるが、確かにそうなのだろう。でも青森
の温泉や銭湯で意外だったのは、地元の男性は男湯であってもタオルできちんと ....
綺想を詩文に纏わせる概念の一つとして、今回は「当て字」を見てみようと思う。

例えば「満月」の満を万として「万月」とする。
例えば「太陽」の太を帯として「帯陽」とする。
例えば「陽光」の陽を羊 ....
今日も行くわよドラッグストア!
新製品が目白押し
入り口近くでドリンク剤が
横目で誘惑してくるよ
エステティックはT○C!
そうは言ってもエステは高い
ローン組んだらつぶれたなんて
よく ....
ほんの
わたしがあなたを好いている
っていうことを
他の誰かとおんなじような言葉に変換したくないせいで
いろいろと言葉をいじくってるのです

つまりは
わたしがあなたを好 ....
錆びた両手で 砂をすくう
そんな行為を繰り返すうち
僕は生きることも死ぬことも忘れ
ただ こうして 此処、という場所にいる


世の中には 神様があふれかえっていた
それぞれを信仰す ....
黒い闇のふちを歩いていた
ぬかるみが 靴を巻き込み
わたしを 裸足にした

岸の向こうでは 手招きをする遊女がいて
ゆらり ゆらり と闇に浮かぶ鮮やかな色が
爪先に 針を落とした

ふ ....
話せば
話すほど
遠くなり

集まれば
集まるほど
孤独になる
コウちゃんはお兄ちゃんだから、
小さなアヤちゃんの めんどうを見てあげなければいけないの。

アヤちゃんがしゃがみこんでしまったら、
いっしょにしゃがみこんで、
「どうしたの?」ときいてあげ ....
■宮澤賢治

 さて、先日図書館で宮沢賢治を借りてきたのです。ネットで詩をはじめた自分にとってあんまし本てのは食指が動かんかったわけです!!!!(ダメすぎ)面白いくらい詩を読んでないわけなのですが ....
http://csx.jp/~wrlz/index.html
こんなんどう?煙草吸おうぜ!
天窓からのながめが
この世のすべてだとしたら
世界はキャラメルだ。

でこもぼこもなく
のっぺらぼうにつづく地面には
ただただ
マス目だけがのっかっていて
人々は暇をもてあますとそこで ....
目を
閉じろ
瞼の
裏の
稲光
この
世界の
ありと
あらゆる
全てを
真昼の
如き
純白に
染めろ
終わりの
始まり
なのか
始まりの
終わり
なのか
そんな ....
青森の温泉・・・いよいよ本題です。


青森県人の奥ゆかしさには用心すべきである。それは彼等の腹を勘ぐっているという
訳では無い。先に、「青森の人に対しては欲しい情報を整理してきちんと尋ね ....
果てしない葉の落下
星は脱獄囚のように走り出す
ヤニ臭い黄色い歯が喉笛に噛みつく
もう二度と
歌など歌えないように
新しい蝕の始まりだ
みんなが赤い声を上げて君を待っている

またひと ....
ポエムとマンガは非常に密接なつながりを持っているので、私の視点なんぞ、慧眼というほどすごいものじゃあありません。でも、ポエムに親しまなかった読者がここを見ていらっしゃるかも知れず、そうした方には「ポエ .... ここまで書いたことと矛盾するようですが、「詩がわかる/わからない」に関しての私の結論は、「詩の意味なんてわかんなくてもいいやんけ」という無責任なものです。一般読者が詩を「わかる」必要は全くなくて、その .... しろい あさ
さむい あさ
ひろい あざ
ひどい あざ


あかるい きみは
くらいせいかくの やつと
ちょうど つりあう


そとは はれ
ざまあみろ
せんたくが
おわる ....
朝陽が赤いのは
太陽が恥知らずだから

夕陽が赤いのは
僕が恥知らずだから

夜が暗いのは 
見せたくないものがあるからさ
 JUSSAが声をあげたのは
 疲れて帰ってきたわたしが
 テーブルの上に並べられたコップの
 右から3番目を何気なく飲みきった後だった。

 JUSSAは、本気で怒り
 また「ミ」を ....
いなびかりが消える前に
濡れた制服の女の子に
ワイパーが生む摩擦に
思い出してしまって大変
黙って指なんてなぞる

雨に拒絶された車の中の
あなたとわたしと蚊
輪郭があ ....
道は渋滞で
バスの中は混み合っていて
みんな一日の疲労でうつらうつらしていて
外はもう真っ暗で
バスはなかなか進まなかった

ドアの側に坐って
ぼんやりと前を見ていた
ふと目に留まった ....
瓜田タカヤさんのおすすめリスト(421)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
primer- たもつ自由詩905-1-30
燃えろハイエナ打法_〜スロット哀歌〜- 北村 守 ...自由詩5*05-1-30
吹雪_サバイバル- 砂木自由詩6*05-1-30
あの人- あかり自由詩205-1-28
どこにでもある- チアーヌ自由詩405-1-26
郷愁ロシア- 六崎杏介自由詩305-1-26
浜辺- 佐々宝砂自由詩4*05-1-25
満月に吠える、野良犬- 服部 剛自由詩15*05-1-25
「_つめたいしちめんちょう。_」- PULL.自由詩4*05-1-25
転勤族のふるさと自慢その5- Dr.J ...散文(批評 ...205-1-24
綺想纏概-序_当て字に即いて- 六崎杏介散文(批評 ...1105-1-24
ドラッグストア!- チアーヌ自由詩16*05-1-23
訳す- ________自由詩4*05-1-23
僕は意識的に失おう- あかり自由詩8*05-1-23
黒点に接ぐエニス- 佐久間  ...自由詩6*05-1-23
反比例と正比例の交錯地点- 煙と工場自由詩205-1-22
コウちゃんはお兄ちゃん- イグチユ ...自由詩505-1-22
宮澤賢治に寄せて- 嘉村奈緒散文(批評 ...53*05-1-21
スモーカーへ- 虹村 凌おすすめリ ...3*05-1-21
キャラメルの日- 望月 ゆ ...自由詩5*05-1-19
見よ- 大覚アキ ...自由詩205-1-19
転勤族のふるさと自慢その4- Dr.J ...散文(批評 ...305-1-18
境界線をまたぐ- 岡部淳太 ...自由詩2*05-1-18
ポエム派宣言4「ポエムの歴史」- 佐々宝砂散文(批評 ...11+05-1-17
ポエム派宣言3「ポエム進化形」- 佐々宝砂散文(批評 ...1005-1-17
ぴーかん- 大村 浩 ...自由詩605-1-17
夜のしっぽ- Tシャツ自由詩205-1-17
- 緒方ハリ ...自由詩1005-1-16
沸点の雨- ________自由詩8*05-1-16
求めています- 岡部淳太 ...自由詩10*05-1-16

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