「バランスね。なだらかで、ぐるっとまわって平行たもつ。かっ!それどうしたよ。君、持ってるそれそれそれ。キラキラじゃんかよ。」





サーッとした機械音はいまや全ての夜。深遠に舐めつく ....
「なかったことにしよう」
と言われて
黙って頷いた
そうかぁなかったことかぁと
帰り道電車の中
何度も何度も考えた
とても疲れていたので
座りたかったけど
井の頭線は混んでいて
つり ....
打ってスコーンとファー フェイク ファー
とか言ってからかってたらホントだった
仕方なくサイゼリヤに行った深夜の出来事

大学通ってんの私
一応頭はいいんだから
ほら あの有名な大学
を ....
鋼鉄の透明な 透明の鋼鉄な 鋼鉄の透明な 
ドナスタークな鋼鉄の

透明の透明な あらゆる意味での 
灰を く 炊ぁく

包まれて幸せならば 苦を繰る 種に 
浴シン 散ぃる

ベル ....
僕・・・僕ね、この鼻をさ、リリィにあげちゃうよ。
リリィ、君はまだ生きてるかな。

リリィは鼻は持っていなかったけど、
火薬のにおいをしっかり嗅ぐことができた。

愛してるって何度も繰り返 ....
華奢で薄っぺらな皮膜
穴だらけの軽い骨
重い脳髄を容れるには向かない
貝殻のように脆い頭蓋

骨と皮だけの
しかし巨大な翼竜
ケツァルコアトルスは

ほんのわずか風が強くなると
も ....
みつべえさんの「そろもん」シリーズについて、書きたい。このシリーズは、「噴水の話」からはじまり現時点で「王の話」まで、30作品以上が投稿されている。すべての作品にリンクを貼るのはめんどいので、みつべえ .... 1.

とても静かな村だった。今もきっと静かだと思う。
お祭りのときだってそんなに大騒ぎにはならなかったの。
屋台もちっぽけなのが五つくらい出ただけで。
綿菓子とお好み焼きと鯛焼きと。あとは ....
夕暮れになると
ばくは星間に漂いはじめるのだった。

追いつめられてすきとおっていた
声なき声は銀河の構造
肉体を失って誘いを待つあなたは光の粒子
粒子は崩れぼくは光速で見えないあなたを通 ....
まあそんなわけでポップなわけで。

とりあえずそれアニメ化してくんない?

小難しい説明されても萌えないなぁ。

要するにエヴァで言うところの誰?

アキバに行かなかった週末、のような ....
覚えたての九九を妻が口ずさむ
大切なものは奪われても
忘れなければいいのよと妻が歌う
夕暮れ前に一瞬空が明るくなり
テーブルのりんごやみかんやバナナが色を手に入れた
頬杖つきながら
文 ....
 なんだか祭りが始まっている。といってもなんて言うか、たいしたものは書けやしないのだが、要するに「鑑賞文」の断片を私的メモを公開するようにひとまとめにしておけば、僕が好きだなあと思ったり、もっと触れて .... http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=17661


なみさんは同じ傾向の詩をよく書く。
空気が似ているので、
見慣れない人はみんな同じように見 ....
1.敬称略です。
2.あまり読めてなくても、笑い飛ばして下さい。
3.責任は持ちますが、プライドは持ちません。
4.「どーしてもヤダ」という時は、私信ください。その方の評は人知れず削除します ....
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ

いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
平らな地面で
あなたのほうに転がって行ったら
笑われてしまう
ある日
またあの爺さんがやって来た

趣味は昔語り
昭和の思い出と
粋についての話が得意

爺さんは戦争で身寄りを失い
戦後も独りで暮らしている
昔気質を絵に描いたような人


 ....
砂塵に覆われたコンクリート
目を凝らせば
ほつれ落ちた枯れ枝、その向こう
目を凝らせば
灰皿代わりだった冷たい赤い一斗缶、その向こう
公園を閉じ込め続ける鉄条網、その向こう
澄 ....
 

  寺山修司とは3,4度同席したことがある
  池袋のホールだったと思うが
  机を前に座っていた なんの会か忘れたが
  本の中の写真にぴったりだと思った
  鉤鼻が特徴だった だ ....
あれから
どれくらいの時が過ぎたのかなんて
思い出せないけれど
わたしは夜の11時頃
仕事帰りにひとりで
国道4号線沿いの
びっくりドンキーで
ハンバーグディッシュを食べていて
つい
 ....
触覚の先端ではもう無くしたての繊細な産毛
 幾千とおりの声が転回を始めている
  その閃光は深く深く脳を焦がし
   僕の両手から溢れるハチミツを虹色に染め
    やわらかく着地 ....
俺は時計を持たない営業部員でつまり仕事ができない
もらい物の手帳に不明瞭な単語だけ書きつらねて
昼間を秋葉原で過ごし歌舞伎町に立ち寄ってとにかく帰ってくる
今日は何本のエロビデオを店に突っ込んだ ....
やらしくない裸みたいな
蝶々が翅を広げて
紫色の光を頭の中で回させる
つややかな官能



ジェシカ、
君がセックスをせっくすと発音するから
僕はいつまでも取り残されている
いつま ....
 目覚めたのは何時でもいいだろ
 パンの朝食でコーヒーを飲んだ
 新聞を読んだ
 もうその記事など一つも覚えてない
 世界が反転すると何色だ?
 反転する ....
 高速道路の下で猫が一匹死んでいたから
 ラムネ水の泡はあふれて
 誰かの右腕に落ちた
 こんなときに聞こえる音は
 芯をえぐられた風の音で
 必要な季節を呼んで
 ....
洗濯を干しているときにパンツが見えないように心を尽くす

掃除をしながらついつい言葉について考えてしまい
「いやらしい」と思う

朝の散歩をするおじいちゃんににこやかに大きな声で挨拶をする
 ....
けだものの口からはいつも涎が垂れていて
その臭いは数百メートル先まで届くが
けだものは気づいていない
もちろん
涎が垂れていることに

けだものの体毛は針のように硬く
生えている ....
今日も何処かで誰かが死んでゆく
14秒に1人の割合でエイズ感染者は増加して
借金を返せないサラリーマンが自殺をする
今日も何処かで誰かが殺される
愛と憎しみがマーブル模様を描き続ける
今日も ....
かえれるほたるもおりますよ

うちあげられて
なみをあびてはあおくうみほたる


みちてくれば
よけいとおくに

ひくときには
ひかれるままに

はこばれたり
もどされたり
 ....
当たり前だけど
「性格がいい」なんてことや
「思いやりがある」なんてことは
二の次三の次

目の前にズラーっと並ぶ
モデルのお姉ちゃんたち
さあ始まるよ
審査審査オーディション

 ....
瓜田タカヤさんのおすすめリスト(421)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ターン・ターン- nm6自由詩704-12-22
なかったこと- チアーヌ自由詩1304-12-21
素敵なフェイクファー- マスイジ ...自由詩3*04-12-20
ドナスターク・休日- 英水自由詩204-12-20
リリィと、彼に捧ぐ- かのこ自由詩204-12-20
テケリ・リ!- 佐々宝砂自由詩304-12-20
【批評祭参加作品】おーい、そろもん!- 佐々宝砂散文(批評 ...604-12-19
彼等- 佐々宝砂自由詩4*04-12-18
我がうちなる銀河を低空飛行する- 五十嵐  ...自由詩3004-12-16
POP- ポチット ...川柳204-12-15
九九- カンチェ ...自由詩1104-12-14
【批評祭参加作品】■シロン、の欠けラ(1)- 川村 透散文(批評 ...1004-12-13
(批評祭参加作品)詩人のスタイル_—せまいみち、よりそうあわ ...- いとう散文(批評 ...6*04-12-12
批評寺三十六房:百人木人拳(批評祭参加作品)- 角田寿星散文(批評 ...804-12-12
十階の家族- たもつ自由詩100+04-12-11
車輪人間- RT自由詩13*04-12-10
鉄砲玉爺さん- たいにぃ ...自由詩3*04-12-1
その吐息のほどき方- A道化自由詩1004-11-25
寺山修司- 天野茂典自由詩804-11-14
悲しくなかったから- チアーヌ自由詩1904-11-13
BEE- たもつ自由詩1404-11-12
(自己紹介のかわりに)- 古溝真一 ...未詩・独白3504-11-4
バタフライジェシカ- からふ自由詩1604-10-26
袈裟懸けメロウ日記- カンチェ ...自由詩6*04-10-17
ラムネ水、透明追ってゆく- カンチェ ...自由詩604-10-16
あなたは私の本心を知っているというのか- 初代ドリ ...未詩・独白16*04-9-23
けだもの- いとう未詩・独白29*04-9-15
雑考自由詩・改(第一次絨毯爆撃)- 虹村 凌自由詩4*04-9-13
うみほたるすくい- 小池房枝自由詩8*04-9-10
チャームポイント全調査- チアーヌ自由詩1004-9-10

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