明け方の二層の空 さかさまにして
新しいオレンジの上澄みを
そうっと コップで掬って
朝一番のミックスジュースをつくる
青白い雲を支える工場の煙突は
この町のわたしたちのかわりに
悲 ....
あなたからの電話で目が覚めたのは
蒸し暑いベッドの上
胃に残るアルコールと肌に纏わりつく汗だけが
かろうじて
昨日の私と今朝の私を繋ぐ細い糸
昨日と今日は
けっして地続きではなく
き ....
僕の好きな井上陽水は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の替え歌と言うより、返歌「ワカンナイ」を作っている。
雨にも風にも負けないでね
暑さや寒さに勝ちつづけて
一日、すこしのパンとミルクだけで ....
ミルクが欲しい1歳は
男が欲しい21歳に
あっけなく捨て去られる
新しいゲームソフトが欲しい12歳が
プラダが欲しい32歳の
財布から金を抜き取る
夢が欲しい33歳は
安定が欲し ....
快速貨物船讃岐丸が
潜水艦に見つかって
撃沈したのは
一昨日のことだった
夢みたいだった
逆さ狐に狸汁を振る舞って
今朝も降る降る雨が降る
土俵の上は水浸し
錆びたトタンに ....
今回は「道の駅」・・・というより「私的に旨いもの紹介」編です。
青森を通る主要国道・・・4号、7号、101号、102号などには、至る所に「道
の駅」がある。「道の駅」は全国にあるので寄られ ....
静かな呼吸から寝息へ
移ろいは 深い罪
霧のように
夜の霧 深すぎて
そこは天国ではなく寺院ではなく
神社ではなく教会ではない
誰も手を触れることない
水滴は 都会の電 ....
今日は仕事休みだったので、朝から雪見酒やりながら、だらだらこれ書いていた。
が、十人分書いたところで誤って全文削除してしまった。
笑えない話だ。
では、あらためて。でも、すっごく短評で。
....
俺はお前らと違うというな
俺はお前らと同じだと言え
夢を叶えられなかった大人たちを馬鹿にするな
夢を叶えられなかった大人たちを尊敬しろ
そしてお前は夢を叶え続けろ
今回は読む話ではありません。申し訳ない。
最近、調子が悪い。活字が読めない。。。自分の中の課題図書に手を付けれない状態です。
現代詩フォーラムのお気に入りも「new!」だらけ。精神的なものだから、 ....
黄金の蜜蜂が架空のゴシック建築を描いて飛翔するある夜明けの実
験室で彼女は頭蓋骨の中にひとつの王国を築くホルマリン漬けのギ
リシャ彫刻が語る月の犬の伝説はセメントに塗り込められた落下す
る九番目 ....
うまくマニュキアが塗れません
女らしいピンクの爪に
500円のキーホルダー
握らせたくて奮闘してもう一時間
あたしの体は恋愛向けではありません
ですが
男が好きな身体は持っています
....
何か、ひとつ書いたらテンション上がってしまった。
腹も減った。米を水にひたしてる間に、もうひとつ書こうと思う。
日本人シリーズ、行くぜ!
知っている人は知っているが、現在俺は英語圏に住んでい ....
石川和広さんの作文中にあった言葉を見て、何かを思いついた。
それを、したためてみようと思う。
少し、真面目に。
「愛と平等を否定する」と言う言葉。
俺も否定している。愛も平等も、基本的にあ ....
思考を眠らせよ
夢の中の
自分を目覚めさせよ
夢は現実の見落としそうな
ディテールとわずかに
リンクしながら
「無意識の美」
現実世界に欠落している
より現実的な
世界を ....
脳性まひ者の運動の言葉の中で、私に、とても印象を残したのは、「青い芝の会」という団体の「われわれは、愛と平等を否定する」というものだった。
この言葉は、たとえば、十九世紀末の詩人哲学者であるニーチ ....
夕方のスーパーマッケットは最悪だ。
あたしは今日も駐車場の空きを探してぐるぐるまわる。
もうすでに家が恋しい。早く帰ってごろごろしたい。
カートにカゴをセッティング。いざ、店内へ。
生温い ....
夜から朝へと染まる荒れ野が
蒼と白にじっとしている
遠く刃物の音をたて
雲はひとつずつ過ぎてゆく
鉄が鉄を撫でている
蒼と白は寄りそって聴く
凍えてゆく声
あたたま ....
何だ、かんだ。舌KANDA!!@神田UNO
どうでもいいですが、これ書いてる最中にサインイン時間過ぎてました。
3時間も書いてた訳じゃないですよ!一応言っておきますが。
詩を書くより、なんか ....
さてと、やっと百に届きそうだぞ。
前回も言ったとおり、ここでしばらく俺は姿をくらまします。
人の数だけ、その人の読みがある。
大切なことは、その自己主張を通し抜くことではなく
私のなかの私 ....
朝目を覚ましたら、隣で眠っているはずの妻が、蟹になっていた。
かさかさ、もぞもぞ。
全長40センチくらいはあるだろうと思われる蟹が、妻の枕のあたりでうごめいていた。
僕は驚いて体を起して、メガネ ....
要は病気を私たち医者じゃない人がどう捉えるかで、こんなの僕にもわからんが、医者が必要という前提はあっても、自乗自縛に陥り、自分と自分自身に不整合を感じ、それが、カラダや頭や行動を(爆)させたり、疲れて ....
個人的に大体、精神科のまちあいより、繁華街の方がヤバイ暴力的な人は、はるかに多い印象がある
まちあいの人が静かなのは1・しんどい。2・目的意識がある。3・暴れると出入りできなくなる。至極単純な理 ....
今僕はある心療内科に通っているが外来は常に一杯
院長は予約診療で、一人一人の患者の時間をきちんと確保し、二診はパート医師で薬だけ出してる
やれ、心の病というが大体、世を辛くも生きる寝れなかったりの ....
なんで 私が
あなたの詩が好きかっていうと
ソウルフル だからだよ
どんな アプローチでも 言葉も形
完璧じゃない
音や みてくれから くるものが
ほっとけない感じなんだ
....
物理的にいうと
今現在あなたとの距離は
約10センチメートル
ここは
広大な宇宙の拡がりと
気の遠くなるような長い時間の交差点
次の瞬間!
あなたは
もう二度と
わたしの手の ....
母はぼくを背負って
毎日踏み切りを渡った
栄耀失調だったぼくは
医者に通っていたのだ
記憶は曖昧だが
ぼくたち母子は貧しかった
ある医者は
『下痢をするの ....
1985年頃は
クリスマスケーキを
駅前のお店で買って
家で食べるのが
1年でいちばん、楽しみだった。
お正月は7日まで静かだった
お店なんかどこも閉まっていて
いつもの景色がど ....
自分の話をするのは面白い。そうは思わんかね?
よく、「日本人が一番エロい」と言うが、そんな事は決してない。
尻の軽さなど、体重計に乗っけたってわかるもんじゃない。
NYにいたって、痴漢に遭う ....
ガランとした教室
窓の外の木々が揺れた
頬を撫でる冷たい風
綿飴のような雲
ちらりとのぞく青の隙間
はらはら
風の動きにあわせて
風花が舞い踊る
はらはら
髪を飾る白い花
道を飾 ....
瓜田タカヤさんのおすすめリスト
(421)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ミックスジュース工場
-
融
自由詩
1
05-2-28
似て非なる
-
大覚アキ ...
自由詩
2
05-2-28
井上陽水から見た賢治—宮沢賢治メモ2
-
石川和広
散文(批評 ...
8*
05-2-27
滑らかに廻り続ける欲望の輪
-
大覚アキ ...
自由詩
126*
05-2-27
紅梅
-
あおば
自由詩
1
05-2-27
転勤族のふるさと自慢その6
-
Dr.J ...
散文(批評 ...
2
05-2-26
子守唄/深夜の霧は罪のように_明け方の雨は幻のように
-
銀馬車で ...
自由詩
4*
05-2-26
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻__其 ...
-
肉球マニ ...
散文(批評 ...
9
05-2-25
才能へ
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
10*
05-2-25
読めないときも焦らずに
-
木葉 揺
散文(批評 ...
12*
05-2-25
至福千年
-
大覚アキ ...
自由詩
4
05-2-24
あたしは友達じゃない
-
春日響
自由詩
1
05-2-24
日本人の英語について
-
虹村 凌
散文(批評 ...
34*
05-2-21
きれえごと
-
虹村 凌
散文(批評 ...
6*
05-2-19
R.E.M
-
043BLUE
自由詩
2
05-2-19
「われわれは、愛と平等を否定」しうるか?−「障害」と「言葉」 ...
-
石川和広
散文(批評 ...
8*
05-2-18
ガラガラ
-
あかり
散文(批評 ...
1*
05-2-18
ひびき
-
木立 悟
自由詩
4
05-2-18
かんだ噛んだ!舌KANDA!@神田書店
-
虹村 凌
散文(批評 ...
3*
05-2-18
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻_其の ...
-
熊髭b
散文(批評 ...
16
05-2-17
蟹妻
-
チアーヌ
散文(批評 ...
11
05-2-16
世間が変だ?3(関連の最新トピック付き)
-
石川和広
散文(批評 ...
3*
05-2-16
世間が変だ?2
-
石川和広
散文(批評 ...
2*
05-2-16
世間が変だ?
-
石川和広
散文(批評 ...
2*
05-2-16
詩の言葉
-
砂木
自由詩
12*
05-2-13
スクランブル
-
フォマル ...
自由詩
11*
05-2-13
子供たちに母の背中を
-
天野茂典
未詩・独白
10
05-2-13
1985年頃は
-
うめバア
自由詩
2*
05-2-13
エロと金($と¥)についての取り留めのない独り言
-
虹村 凌
散文(批評 ...
4*
05-2-13
卒業
-
月
散文(批評 ...
2
05-2-13
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14