ありふれた日常に
埋もれている特別

   ※

午後の授業
雨が降ったり止んだり
不安定な空模様

その生徒は
そんな天気に関係なく
いつも笑顔で教室にくる
だからそれがあた ....
 
 
 
 
 
 
待ち合わせの丘
日だまり色のカーテン
この窓辺で
私は、煌めきながら
そよ風に
なるのだと思う
 
そして
空白にも似た
意識の海で、泳ぐ
その ....
4月ですね
本当に
あっという間だよね

家の近所の
小学校の
校庭に
桜の花が咲いていました

今日
公園に
散歩に
行ったら
植えたばかりの
桜の木にも
花がきれいに ....
夜のしずかなさんごの
いきをひそめる宵闇夜
青ぐろい街の空を
マンタレイが滑空するころ
天体望遠鏡をのぞきこんでいた
ちいさな天文学者は
ベランダで眠りこけて

あのちいさな星 ....
ひと折り ふた折り 届くと いいな・・

だれかのためなんだけど
だれのためでもなくて たぶん あたしの

折り返しては 悩んでみたり
振り返っては 折り成してゆくよ

あたしに

 ....
お腹が空いて動けないよぉ

「どないしてん?」

あっ アソパンマン

「まいど アソパンマンでっせ」

お腹が減って動けないんだ

「ほな 救急車呼んだるわ」

えっ あの  ....
自分不器用なもんで
飯がちゃんと食えません
なんだか茶碗を持つ手がおかしい
なんだか箸をもつ手がおかしい
ものを口まで持ってっても
なんだかべろが先に飛び出す
なんだかおかしい
おかしい ....
水晶のグラスを
シャンパンの泡
昇っていく
ナミダ浮かぶ夜

甘い地平線
求める冷たい雫
使えるようになったんだ
おとぎばなしの魔法

 ディズニーランドのパレード
 ラッキ ....
淡い

花の色のように

でも

美しく

確かに

たくさんの ありがとう



経験しました

かすみ草のように

小さくではありますが

役に立てて良かったです




もらった分を

倍 ....
庭に咲く
一輪の
紅い花

見ていると
笑っている
ようだ
人の優しい
笑顔のようだ

誇らしく
きれいに
咲いている

紅い花を
誰かの部屋の
片隅に
そっと
飾 ....
 窓の外がうるさいのでカーテンを開けると、案の定、犬が降っているのだった。雨粒たちはみな、犬の姿をしていて、降り落ち、地面に当たると、きゃいんきゃいんと啼いて弾け数粒の .... 女子高生のスカートが短すぎるけど
パンツを見せびらかしたい
わけじゃないっぽい
たぶん
僕らの青春なんて
誰かのひざ小僧とパンツの間で
いつも迷子になっていて



キオス ....
それだけで
なんて
透明で
美しい朝
ちょっと
歩くのが
早い

あなたの
後ろを

ぽてぽて
歩くのが


好き


はぐれないか
心配して

たまに
後ろを
気にする

そんな
目線が

 ....
おなかが痛くて
おやすみしたという娘が
しょぼくれた眠い目を
こすりながらくれた
カカオ

バレンレーの日と
君が言ったから
誰がなんと言おうと
今日は
バレンレーの日

あた ....
埃っぽい事務所へ入ると
アルバイトさんが
目玉を取り出して洗っていた
ごめんなさい
びっくりしたでしょう
ちょっと埃が入ったものだから
と言いながら

くぼんだ掌に載った目玉は
 ....
平凡なことが
ものたりないって
気持ちにさせた


追いかけることで
足りない何かを
満たしてくれると思ってた


勘違いもいいところ



私はとても満たされてた
あな ....
化石になりたいのです

焼かれるよりも美しい布でくるまれるよりも私は化石になりたい
何百年、何千年という気が遠くなるような時間を
暗く冷たい土の中で眠りつづけます


そしていつか、
 ....
ちっこいきみがわらうと、おはながさく

あめの くらいにわに
ちっこいきみがかえってくると、

おはながさいて
やわらかくほほえむ
枯れ木をライトアップして
ごまかしてる家は
きみのであってください

ツリーだとかんちがいをして
サンタはその家を目指すよ
僕はすずをしゃんしゃんってして
サンタを導くんだ

枯 ....
ウチの新聞とってくださいよ


となかなか引き下がらない新聞の勧誘員


すると4歳の娘が


「新聞とってあげる!」


と言って


リビングにあった ....
どーっちだ
これ
これと


どっちかなー
これ
これ


えっとー
んー


えーっと
も!
これ!


どっちかなー
これ
暗い部屋が淋しくてスイッチ入れれば、光は溢れるし音は流れる。
ボタン1つで沢山のコトが出来るようになったね。
便利な時代なんだと子供の僕でも分かるけど、
失うモノの多さに比べたら小さすぎる進歩だ ....
私が泣いている
私が死んでしまったので
あんなに手塩にかけて育ててやったのに
小さな頃はあんなに可愛かったのに
どうしてこうもあっけない
未来がぱちんとはじけてしまう
私のいないこれからを ....
背中でみず色をうたっている
こんなにも乾いているから
詩のたましいを“ふたあつ”もつ子の
みずのうた

誰もいない広場に
けやきやいちょうが積もっている
小さなひざをミルフィーユに沈める ....
雨の中を
1人で
立っている

ずぶぬれになるまで
家に帰らず
雨の中をひとり
立っていた

あいつと
別れたから
あいつに
ふられたから

わたしのこと
真剣に
考え ....
切なくなるなら、その名前を呼ばなければいい。
悲しくなるなら、振り向かなければいい。

ハルシオン飲んで寝なきゃ。
ネルボン飲んで寝なきゃ。
ロヒプノール飲んで寝なきゃ。
テグレトール ....
おれはきっと
あんたが死んでも
泣いたりなんかしないし
この先二度と
あんたに会えないとしても
たぶん平気だ





たぶん ね





実際のところ
ほと ....
    あ    わい    ムー    ド
 
 き    みを    だ     くの

    あ    かい    ルー    ド

 し    みが    つ     くの

 ....
砂浜の味がする
これは砂糖ではない飴粒
きら、
と丸い表面に
反射しているのは電灯か太陽か

白い雲を乗せているところ
行く先をしぼらずにすんだ音符が
カーテンとして窓に ....
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