すべてのおすすめ
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まずは自由に作品を読んでください。
◆◇◆
『Pooh on the Hill。』 田中宏輔
narrata refero.
私は語られたることを再び語る。
....
秋の野原にたんぽぽなんぞが咲いていると
あれ、もう春だったっけ? とぎょっとします。
いや、冗談じゃなく、最近の忘れっぽさには
少し怖いものを感じていますので。
現フォに投稿させていただい ....
いつもMDのラフマニノフは家に帰ると鳴りっぱなしで乾いた道と渇いた人にちょっと疲れた心をなぐさめてくれるのだが。
現実派ではもともと無いのではあるが独りの家計はあらためて可処分所得の少なさをしっかり ....
わたしだったらこうするを楯に突き進んだ青い時代がありました。あなたのそうするを理解できる想像力に欠けていたのです。お互いの価値観の違いを別れる理由にしてしまう浅はかさ。沈黙は心臓10センチメンタル否セ ....
子ども時代ははらせつこでよく遊んだ。その名の女優の屋敷跡で、バラ線をくぐって出入りする。
他にもゴマンとあった空き地と交互に遊んだが、何しろ1番近く、広かった。5百坪はあったろうか。
私が生ま ....
人は、一生の内に、何度謝るのだろう。
謝罪と、謝礼、どちらの言葉を多く発するのだろう。
皮膚が盛り上がったまま元に戻らない左手首の傷跡を指して
主人が言った。
「君は確かに被害者だ ....
詩って詩の手引き書読んでもあんまりわかりませんよね。
漠然とした想いをのせたメッセージかと僕は思っています。
絶望と希望の振幅の間のすべてが、詩に思えます。
できれば排斥とか限定とかあまりな ....
この映画を観るのは二度目でした。
「父と暮らせば」井上ひさし氏が書いた、もとは舞台作品。
原爆投下の3年後、廣島はヒロシマになり、そこで生きる生真面目な美津江(宮沢りえ)と、原爆で亡くなっ ....
「叙事詩の精神ーパヴェーゼとダンテ」
河島英昭著 岩波書店 1990年8月27日刊
著者はイタリア文学者です。ボッカチオなどの翻訳研究でも知られているらしいのですが、私は余りイタリア文学に ....
{引用=♪ダッダダダダッダ、ダッダダダダッダ
じーんせい楽ありゃ ふみしめて〜♪
(山上路夫作詞・木下忠司作曲)}
第8647話 電気を帯びた黄門様
〜江戸 ....
髪の毛を洗おうとして、座った風呂場のイスの
正面の鏡が曇っていた。
洗髪するのに鏡が曇っていようと構いやしないが
いつもの習慣で鏡に向かってシャワーをかけた。
一瞬歪んだ私の顔が映り、それ ....
『わたしが一番きれいだったとき』などで知られた詩人、茨木のり子さんは2006年に亡くなった後に40編の作品をのこしました。この遺稿をまとめた『歳月』は彼女が夫の三浦安信さんへのきもちをつづった詩集。7 ....
とある宗教に誘われて断りました。
それで なんとなく宗教について考えています。
うちは 神棚と仏壇があり 毎朝 御水と御茶 ご飯などを
お供えして先祖を拝みます。実家も同じです。
嫁にきてから ....
個人的には、買い替えの難しい自動車と同じ感じ。年式が古くなればそれだけトラブルは起きやすくなるし、多ければ排気ガスみたいに公害になりうる。反面、きっちりメンテナンスなどをして適度に使用するなら、経済 ....
ストーンド
(2007年 某月某日)
「ハロゥ」
「おう、元気か」
「何とかな。お前は?」
「変わりないよ」
「今どこ」
「家。お前は?」
「パリス」
「そう」
「実はな、さ ....
今日も「ひとかげ」を読んだ。やさしい暗さに、弱っている自分を浸す。今のわたしは、ただ家族のためにある。主として子ども達のために。それ以上は何も始まっていないし、今はそれ以上のちからも、ない ....
中一の娘が
「これ、めっちゃ面白かった。母さん、読んでみんさい」
と言い、渡したのは、湊かなえ著「告白」の文庫本だった。近くのコンビニで買ったらしい。
実は湊さんの他の著書は何冊か読んでい ....
なにかを肯定するっていうことは反面そこからこぼれたなにかを否定するっていうこと、なしに、肯定することは不可能なことなのだろうか。
なにかの発言をする際にそのことの(思考の結果の)根拠をあきらか ....
黒い悪魔が苺畑で赤く熟れた苺を踏み潰して笑っている。
奇怪な甲高い笑い声を発しながら、楽しげに踏み潰している。
それはいっそ無邪気にさえ見えるほどに。
いかにも甘そうな艶やかな赤色の苺を踏み潰す ....
二〇〇八年七月一九日、昭和女子大学人見記念講堂に於いて八三歳の吉本が「自分がしてきた仕事が全部ひとつにつながるということを話してみたいんです」と希望して実現したのがこの講演会であり、至極当然のごとく ....
尾崎放哉を中心にして自由律俳句についての覚え。
俳句五七五の音数律にとらわれない俳句を自由律俳句と言う。
結論を先に述べると、自由律俳句とは定型にとらわれないのではなく、意識的に定型を拒否する ....
2012年04月22日
表題はゴルのタイトルですが、いつの間にか4月も下旬に入り些か慌てております。
月初めに遡上できるものならば遡 ....
雨水ではしゃぐ雀を見ていた 水浸しになった朝はコラールで起きる 割れやすいグラスになった気分だ
一昨日、わたしの青い庭にルルという野良猫がやって来た 随分と眠たそうな目をしている黄色い猫だ
毎朝、 ....
詩には詩の体裁があり形式がある。散文詩など例外もあるが、詩とは行分けの韻文であり、韻律を重んじるリズム感や音感をもつ文体のことである。広辞苑で〈詩〉の項をみると「風景、人事など一切の事物について起こ ....
詩などの投稿掲示版を利用させて頂くようになって
十年くらいになったのだろうか。
ほんとに無料で投稿してもいいの? 好きな詩に投票?
ポイント? 感想は書きたいけど ポイントなしだと
がっかりな ....
高校生の時、ハワイ旅行で娘に「パパ、イヤ」と蔑まれたなど脱線も楽しい生物の先生に聞いた中で、最も鮮烈だったのは『ヒーラ細胞』で、
1950年代に死んだアメリカ人女性のガン細胞が世界中の大学や研究機 ....
ここは武蔵の国、横浜村。
黒船が来航してから、港が開かれ、もとは、ただの貧しい漁村が、外国の船が行き交う活気ある港になった。
昼間、騒々しい音が絶えることなはなく、外国の香辛料の香りが橋桁に ....
太陽が今までにない形態になりつつあるという教育テレビの番組に
目が釘付けになってしまった。
太陽の黒点というのは 磁場の一部が見えるものらしい。
太陽の真上から真下へと プラスとマイナスとして大 ....
季節は冬から 深い冬へと移行していく。
氷が張る
霜が降りる
陽の傾きが早くなる
その予兆は至る場所で目にすることが出来るが
視界が澄めば澄むほど
思考は閉ざされていくのは何故だろ ....
家から徒歩1分のところに高台になった駐車場がある
高台と言ってもほんのわずかだ
しかし私にとってはその“ほんのわずか”が重要で
冬の夜の帰り道、
そこへ立ち寄ることが多い
息が白いな
....
beebeeさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(118)
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カテゴリ
Point
日付
【HHM(第6回批評祭)参加作品】田中宏輔はクマのプーさんの ...
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こひもと ...
散文(批評 ...
16*
13-1-19
神無月雑感
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
4*
12-10-11
生活者のうた
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梅昆布茶
散文(批評 ...
21*
12-10-6
独月
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阿ト理恵
散文(批評 ...
10*
12-10-5
はらせつこ
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salco
散文(批評 ...
5*
12-9-28
加害者と被害者
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桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
4
12-9-24
ちょっと思うこと
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梅昆布茶
散文(批評 ...
19+
12-9-16
シネマレビュー「父と暮らせば」(ネタバレあります)
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
6*
12-9-13
叙事詩??物語・詩??
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……とあ ...
散文(批評 ...
6*
12-9-5
水戸黄門ダイジェスト
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salco
散文(批評 ...
5*
12-9-2
風呂場の鏡
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桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
2+*
12-8-11
大切な人をなくしたあともつよくいきたひとの作品_茨木のり子と ...
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イダヅカ ...
散文(批評 ...
4
12-7-22
宗教_みたいな?
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砂木
散文(批評 ...
13+*
12-7-22
原発に関して個人の考え。
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プル式
散文(批評 ...
2+
12-7-5
二本木劇場
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salco
散文(批評 ...
4*
12-6-27
「ひとかげ」(1)
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はなもと ...
散文(批評 ...
5*
12-6-27
「告白」を読んで
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
7+*
12-6-19
ヒトって?_に関して(の思惟の一部)
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もっぷ
散文(批評 ...
2
12-6-11
「苺畑の悪魔」
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桐ヶ谷忍
散文(批評 ...
2
12-5-22
吉本隆明『芸術言語論』概説
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石川敬大
散文(批評 ...
12+*
12-5-15
尾崎放哉と自由律俳句についてのメモ
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……とあ ...
散文(批評 ...
7*
12-5-7
4月1日から遡上
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あおば
散文(批評 ...
5*
12-4-22
飛べ16:6分
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マーブル
散文(批評 ...
2*
12-4-19
辺見庸『眼の海』を読む
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石川敬大
散文(批評 ...
11*
12-3-19
真_機能
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砂木
散文(批評 ...
10*
12-3-4
恒常の異物
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salco
散文(批評 ...
3*
12-2-6
白象のいた港(掌編小説)
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そらの珊 ...
散文(批評 ...
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12-1-23
太陽と宇宙線
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砂木
散文(批評 ...
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12-1-22
巡る
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Akari Chika
散文(批評 ...
2*
11-12-26
HOME
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Akari Chika
散文(批評 ...
2*
11-12-18
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