いま 俺が自殺しても
臨時速報で流れへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
株価に影響あらへんから
まだ やめておくわ


いま 俺が自殺しても
国葬にならへ ....
境界に ぬぎすてた 皮膚と肉を
まいあさ まとう直前 わたしの
あばら骨のすきまに 火を
ともして くれているのは
誰だろう
ぼくはサッカー部のヒーロー
試合で何度もハット-トリック
もうぼくなしでは試合には勝てない

まさに今
強豪チームと対戦が始まった
早くも味方からボールを渡される
まずはドリブルで前へ
 ....
良く頑張っているよね

そんなふうに
自分を褒めてみるのは
なんだか
むなしい気がする

お馬鹿さんだからなあ

そんなふうに
自分を卑下してみるのは
どうしてなんだろう
ふぅ ....
台風の夜

徹夜をした

夕方は青くて濃かった

西の空が明るんだり

ぱらぱら降ったり

たまにざあっと来たり

そとではときどき風が鳴った


夜9時ごろ焼肉を食う
 ....
低く垂れ込めた
嵐の雲のなかへ
灰緑色の階段が続き
海は大きなちからに
踏みしめられるように
しろく崩れながら
膨らんでは混じり合い海岸線を削ってゆく

風はいっそう強くなり
雨と潮 ....
あなたの歩んできた道こそが、
最短距離だったのだと思う
でたらめに星を繋いで星座を創る


あたししか知らない天球
一人遊びは得意なの


でも本当はあの人にも見せたい
なんて
なんてセンチメンタル


妄想も後悔も
追いつけ ....
父の傘は
とても大きかった
雨が強く降ろうとも
何の心配もいらなかった

父はその傘を
若い時に買ってから
ずっと使い続けていた
何度か壊れかけたが
それでも修理して使った

雨 ....
燦々と
そそがれる陽を
うけての青

朧々と
つめたい雨に
うたれて紫の

移ろう色は
六月と七月の境界を曖昧にして
暦がめくれたことにさえ気づかず
深い場所で息する哀しみに黙す ....
雨の空を見上げて
あなたからの手紙を待つ
何日も何日も
待てども待てどもこない
手紙は連日の雨で
空にとけてしまったかもしれない
そう思って家に帰ると玄関先で
それは静かに待っている
 ....
魚はニワトリをけった
蹴られたはニワトリはウサギをけった
蹴られたウサギは転がった
転がったウサギはポカンと
まかるくなって
また転がって
落ちてきた

それを拾ってまた蹴った
蹴ら ....
追うべきものを
見失ってしまったのです

何を目指せばいいのでしょう

やる気がでないのです
溜め息ばかりが零れます


ボーっとする時間が増えたのです

夢が見つからないの ....
偽物の鏡の方は拭いておく


青を抱えて血まみれの杖


足かせにしていいものに捨てられる


わたくしは「またお前か」のお前です


生きたいと書く 人間なのに



 ....
決めた!


先に「愛してる」と言ったほうが 勝ちということにしよう!
道端に傷ついた
音符落ちてた
すぐに崩れそうなので
そっと拾い上げて
家に持ち帰り
ちり紙ひいた
丸い缶々に
いれてやった
何をしてしてやれば
いいのだろう


ピアノの上に置 ....
朝のバス停に
雨が降っていた
傘一本だけで
自分の身を守っていた

バスは来ない
時折り
普通自動車が勢いよく走りぬけ
傘を前にして道路の水を避ける

気づけば
髪の毛が濡れてい ....
今日は盆の入りなので 
夜家に帰り門を開くと 
家族は敷石の一つに迎え火を焚き 
両手を合わせ
揺れる炎を囲んでいた 

初老の母ちゃんが 
「 お爺ちゃんがいらっしゃるわよ 」 
と ....
吐いた者(吐瀉物)が復び街を闊歩しています 優しさの対義語は不優しさです 憎んでいます 空っぽの空から降って来るのは橙色のお月様です 欠片が見えます あの何もない部分は食べられてしまった部分です 残り .... 愛しい人が欲しいと思ったので
近所の画材屋さんから
たっぷりと粘土を買ってきました

しっかりとこねた粘土で
右足のつま先からペタペタと
粘土で型を作っていきました

下半 ....
濡れそぼつ手で
旋律を撫ぜるかのやうに
彼は私の
両の乳房に、そつと
指を這わせてゆき
 
それはあたかも
神聖な儀式であるかの如く
誰も目にすることのない
真つ暗な室内で
執り行 ....
一度しか逢えないなら
失くしてしまったって一緒だ


視線を外すと
こんなにもぼやけてしまう世界で

二人で夜を歩くとき
星屑の欠片を拾い集めては
ブリキの缶詰にしまっておいた

 ....
高潔
思慮の円熟
仕事への強い熱意
信用失墜行為の禁止

今まで考えた事のない言葉達
そういう世間もあったのだ
怒らず、怒鳴らず、手を上げず
嘘をつかず、人を裏切らず

尊敬され、 ....
60億が皆恋した瞬間に
地球の重さは変わるのかな?
地軸がずれて島国はもう全て
海水の底に沈んじゃうかもね
 
偶然的産物宇宙の星達に全て
意思があったらどうなるんだろうね?
惑星は衝突 ....
道端に佇む

ひと目に留まらず

光を受けて

精一杯

努力を惜しまず

ありのまま


他の者たちに

愛と親しみを

心と態 全てで
皆様
地球温暖化の影響で
まもなく北半球では
台風は
左回りから右回りになります
お見逃しなく
次第に雲の腕が縮んでいき
夜半を過ぎたあたりから
反対側に雲が伸び始めます
翌朝には
 ....
風にその行方を聞くように
 雲に空の彼方を訪ねるような

そんな無意味な行き方を繰り返していた
     若い頃


  生きてるのが苦しくて 悲しくて
       いつも虚しさだけ ....
ホテルのバスタブで
泡の中に沈んでいくシャツやパンツやら
ぐるぐる回して素足で踏みつける
ベッドから彼女が這い出してくる
「プールで潜らない?」
抑揚のないいつもの声
ゴルフで痛めた ....
全てのものに意味があり
全てのものに価値がある

だけど

価値のあるものに何かを足すと
その価値が崩壊してしまう

どんなに感動的な絵画も
どんなに衝撃的な歌詞も
どんなに有名な ....
うずまき柄のシマウマ

性格はひねくれていて

曲がったやつだ

見たことないって?

ふふ ひねくれているから

人目に顔を出さないんだよ

それで山の奥地で一人寂しげに
 ....
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