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全ての馬鹿よ死んでくれ
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全ての馬鹿よ死んでくれ
死んでくれ死んでくれ死んでくれ
一夕ヒんでくれ一夕ヒんでくれ

馬鹿が嫌いなんだ

全国の住田が立ち上がって
馬鹿を殺して死んで ....
 
 
 
私に手を掛ける三分前
あなたの世界は破裂したのだろうか
どろどろとした緑を排出しながら
あなたの世界は破裂したのだろうか
 
 
私とくちづけを交わす三分前
あなたの世 ....
同じ図書館は二つとないね
どの図書館も違う

引っ越したあとも使っていた
利用者カードの期限が来て
今度は更新できない

一度別れてしまった恋人の手や髪や唇には
二度と触れられないよう ....
私の祖父はうまく焼けなかったので
2度焼かれるというレアな体験をして
ウェルダンされた

生乾く人

小林宏史という写真家の本に『死と葬』というものがあ
る。インド、カルカッタ。寺院の前 ....
「 いってきます 」 

顔を覆う白い布を手に取り 
もう瞳を開くことのない 
祖母のきれいな顔に 
一言を告げてから 
玄関のドアを開き
七里ヶ浜へと続く 
散歩日和の道を歩く 
 ....
路地裏の傘傾げ
死ぬときは
風邪をこじらせてと決めていた
かんざしではないことを不運に思いながら
奥さん、
こっそり呼びかける
その塗箸は
やはり孤独でできているのですか
部屋に入って
電気はつけない

ダンボールの影にくつわむし
クロゼットの闇にこおろぎ
ほうりっぱなしの服にすずむし
冷蔵庫でたまねぎが芽吹く

ベランダに
線を抜かれた機械たち
明 ....
朝日が昇る前に今一番好きな人の誕生日が来る
あたしはプレゼントをえらべなくて
そのかわりに周囲をうろつくのをやめることにした
おもいが超つのる

目を閉じると手のようなものがムスーにあらわれ ....
やっさん
やっさんは九州から中卒でやってきた人だった。
工場に勤めて、結婚しそこなったまんまで55になった。 なんかの副職長という肩書きがついていたけど、給料は安いまんまで、九州から出てきたとき入 ....
悲しいけど涙が出ない
そうだ涙を作ろう

 目の奥の真っ黒
 ぎゅぅっと搾って
 布でこして

まさに雀の涙です
そっと飲んでみて
私の 痛み 少し 分 か る?

 でもね作っ ....
雑踏ならば天使みたいな昼間のキミのキス
は磁石みたいでこわい
最悪感でひろがるのに
何度もやめたくなくてくりかえす

後ろの座席で友達がねてるのに
寝てないフリをしている
たぶん
たぶ ....
夫のカノジョは夫の同僚だった

若くてきれいな女なら

わたしこんなに苦しくなかった

夫が恋をしたのは

働くお母さん

だからこんなにわたし苦しい


新聞にあった人生相 ....
あの日僕らの町に芸能人がやってきて
君のこころが奪われしまうんじゃないかと僕はすごく心配だったんだ
僕はそいつをすごくうらんだんだ
それは林間学校のキャンプファイヤーで
炎に照らされたオレンジ ....
君を傷つけてしまったかもしれない
僕は反省して
謝りたいんだけど
口を出るのはなぜだか言い訳ばかり

優しさは空を飛ぶ鳥のよう
僕の元にはやって来ない

なにも言わないでくれ

僕 ....
みじかい糸を編んでいる
時間をかけて
まるで
なんらかの意味あるものを
かたちづくろうとするように
みじかい糸を編んでいる
みじかい糸を編んでいる
その糸はもろく
 ....
小学校に行ったよ
山奥の
廃校になった

なにもかも小さくて
洗面台なんかほんと低くて
でも何でも揃ってて
まだ、ひとの気配がした

あんまり陽あたりがよくて
運動場も広いから
 ....
お盆から2ヵ月半
無人だった家は思ったより荒れていなくて
ただフローリング部分を歩くたびに
キシッ、パシッと軋む音がする

家が早くも傷みだしたのか

大工の従兄弟に不安を口にしたら
 ....
ムーミン谷に不眠症はない
眠れなくても誰も困らないから

ムーミンママは
もし眠れなかったら台所の整理
夜出てくるトロールたちに
小さなお菓子をこさえてくれたり
あたたかい飲み物をくれた ....
もしも、もしも、
お前がこれ以上「もしも」と言ったなら
俺はお前をぶっ飛ばすだろう
お前のもしもにはもううんざりだ
お前のもしもには夢があるようで夢がない
お前のもしもは全部過去についてのも ....
今年も背中を見せる
あなたの上着の裾を つまんでみる
皆 走っているからね
この子とふたり 取り残されているみたいでね
寂しくってね

私の指の小さなダイヤモンドが
電飾と歌を歌っている ....
るるるるる
るるるるるるる
るるるるる
崩壊するる

保育園のオルガンは息があらい
足踏みがねばついている
牛乳をこぼした
園児は花とともに卒園して
入学する前に死んだ

夜のこ ....
買い物に出かけた初冬の街角で
あのひとの姿を見かけた
両の手のひらをパンツのポケットに入れ

開店前のパチンコ屋に並んでいた
私の姿に気付くこと無く

他愛も無い夢と引換えに大切なものを ....
{引用=
    霜の匂いを纏って
    母さんのおさがりのコートを着て
    毛玉だらけの手袋で
    髪にはすこし粉雪をつけて
    息はぼんやり白くて
    頬 ....
奨学金の返還誓約書を提出しなきゃいけないとかで
今日、はじめて三号館という建物の七階までのぼって
はじめてそんな高い場所からこのキャンパスを見おろした

僕は、
四年もこの学校に通って
そ ....
白く
抱かれている女の子を見て
きれいだな と思う
やさしくふれられて やさしいことばを感じて
ため息を漏らすの
メロディーのように
たぶん アイラインを落としても
つむった瞼にまつげは ....
艀はもやい綱をとかれて
沖へと流れてゆく

鴎が舳先をとらえ瞑目して深く思考する

おそらくこのとき
海は世界の涯までも穏やかな波だ

落日が暗い岸辺を輝かせて
静かに情熱が波打つ
 ....
 
 
近所の用水路で小さな魚を捕まえた
家にあった水槽に放し
部屋の日当たりの一番良いところに置いた
魚は黒く細っこくて
その頃のわたしは
なんとなくまだ幼かった
 
+
 
 ....
夜間飛行も羽田に近づいて
徐々に高度を下げる飛行機の窓に
房総半島が見えてくる

太平洋の海岸線をなぞるように
細く光る帯がネックレスのように
暗闇をまとう陸地に連なる
その華奢なきらめ ....
徹夜でブドウ糖を齧りながら野球やりに行こうぜ磯野
安全な樹脂の開発を今すぐに止めて野球やりに行こうぜ磯野
素肌の潤いを保つ液体を路上に撒き散らしながら野球やりに行こうぜ磯野
出生の記録を保管して ....
近しい者たちが古木のように渇いて、俺の周辺に立ち尽くす
これは何の冗談だ、灰になってこぼれるみたいな息をしやがって
俺の至らなさはお前たちのものじゃない、俺が死ぬまで懸命に抱えてゆ ....
rabbitfighterさんの自由詩おすすめリスト(521)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ジンジャーエールを飲みながら- 虹村 凌自由詩1*09-1-31
私に手を掛ける三分前- ゆるこ自由詩909-1-30
さようなら図書館- 小池房枝自由詩1009-1-29
生乾き- mizu K自由詩9*09-1-25
海に還った祖母に捧ぐ_- 服部 剛自由詩3509-1-24
模倣- FUBAR自由詩7*09-1-21
untitled- かとり自由詩4*09-1-14
ガザ- モリマサ ...自由詩609-1-13
荒川通り3丁目- リーフレ ...自由詩509-1-10
涙を作る/涙をのむ- そらの  ...自由詩7*09-1-10
現在- モリマサ ...自由詩1509-1-7
永遠の夫- 吉岡ペペ ...自由詩209-1-2
芸能人がやってきた- span自由詩209-1-2
ヤ・ツ・ラ- span自由詩4*09-1-2
みじかい糸を編んでいる- ホロウ・ ...自由詩3*08-12-25
いつか、約束の- 夏野雨自由詩49*08-12-16
僕が思うより世界は強靱にできているようだ- kauz ...自由詩5*08-12-15
トロールたちの眠れない夜- 小池房枝自由詩20*08-12-14
もしも- 新守山ダ ...自由詩308-12-12
12月- たちばな ...自由詩21*08-12-9
- ともちゃ ...自由詩21*08-12-5
邂逅のひと- 恋月 ぴ ...自由詩33*08-11-23
生姜湯- Affettuoso [ ...自由詩18*08-11-11
ドライ- チグトセ自由詩15*08-11-11
白い女の子- たちばな ...自由詩21*08-11-10
- Etuj ...自由詩108-11-9
ねむらない- たもつ自由詩72+08-11-6
夜間飛行- kauz ...自由詩3*08-11-2
野球やりに行こうぜ磯野- セガール ...自由詩25+08-11-2
渇いた樹皮降る、腐葉土の寝床に- ホロウ・ ...自由詩2*08-10-29

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