ヤ・ツ・ラ
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君を傷つけてしまったかもしれない
僕は反省して
謝りたいんだけど
口を出るのはなぜだか言い訳ばかり

優しさは空を飛ぶ鳥のよう
僕の元にはやって来ない

なにも言わないでくれ

僕はもう雨の上がった街を傘をさして歩く
知る人のいない街で
顔を隠して
見つからないように

どんなに矯正しても
どんなに矯正しても
矛盾する足どり

ただ光るのは
信号機とアスファルト
本能の欠けた街

きっと今頃
君の生命力だけが
どこかの居酒屋で光を放つ


自由詩 ヤ・ツ・ラ Copyright span 2009-01-02 02:33:47
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