すべてのおすすめ
教室に
きみがいなくて
どうすれば
これからずっと
生きていけるの?
割り箸の
背中を真っ直ぐ
針金の
両手は空を
飛ぶようにして
死にかけた
山で吹雪の
向こうには
斉藤の部屋
の灯りがある
うその花にも匂いがやどりすあしをみせるこまかい蝶々のむれ
うす皮をむくようなはだとうす皮をむくような思春期の目つき
曇天のむこうがわには陶酔とうすあおがともにめくばせてさく
さか ....
リクエスト本日最初の曲です。ショートソングで『春だって春』
この街も桜の匂いが少しする きっと分かれる人がいるんだ
目測でしか分からない距離でいい僕と春との空気のすき間
深海に住むには夢がありす ....
わがままで自己中的なわたしでも あいしてくれるあなたが好きよ
わがままで自己中なんて知ってるよ だからこそきみをあいしている
話すたび 妖しく甘い 花が咲く 君のくちびる キスでふさいだ
押し花に込めた想いは緑色変色しても初夏を育てる
会議終え疲れた顔の会社員背広から匂う景気の悪さ
気まぐれな外国の猫抱きしめて日本にはない文化を探す
まだ少し麻酔の効果残しつつ眠気交じ ....
眩しい暗やみを翻す世界 前髪が育ちすぎているから
坂道を 転がるように 終わってく 今日にさよなら 今日にさよなら
夕暮れの 葉桜並ぶ 散歩道 帰る時間だと からすが鳴く
さびれたバス停の時刻表には 過去の時間が流れていま ....
{引用=
花霞 目に映るのは君の背に散りゆくたったひとひらの夢
北国の君に(好きよ)と花びらで書く 南風がさらってゆくよ
首筋に君が降らせたひとひらは淡い花より ....
下宿から 二か月ぶりに 家帰る
猫に忘れられ シャーッと鳴かれる
履き慣れた靴を脱ぎ捨て歩き出す 寄せては返す白波の靴
人形の折れた手首を持ったまま母の帰りを一人待ってた
説明しようとして絶命してしまった僕のレジュメが空へと
深夜、ヒツジが僕を数えている、可愛そうにまだ眠れないのだ
....
桜咲く夕陽日だまりきみの影 指輪かがやくきみのゆびもと
予想より濃厚なんだねこのスープ 鶏だけだからシンプルな味
他のより、かためにゆでた細麺と 鶏ガラスープ、溶け合うようだ
気がつけば、スープ飲み干しお勘定 安いしうまい、ラーメンの鑑
西の果て シルクロードの 砂漠から 飛来する塵 春の日覆う
カタログを開けば色の洪水であたしは靴の箱舟に乗る
サガリバナー咲く夜を通うもあしびの祖母が孕みし寅年の母
その母の父は縊りて廃屋で良人は東風を聞きつつ死せり
螢光灯テレビが照らし下肢温む炬燵死体の春の宵かな
べりべりとせんべい布団引き剥がし ....
木蓮がささやいてくる 泡となり消えた人魚の風のうたごえ
引き潮に 身体つかまれ 流されて 溺れ死ぬ夢 うたた寝破る
落下する夢にも似た
なな色の純真、羽化し残された白紙の絵本「はらぺこあおむし」
歯磨きのかわりにぼくはガムをかむ 今までずっとそうやってきたから
春めくね君の瞳のモンブラン弥生の日差し甘酸っぱい
駅染める弥生の西日切り取って胸へとしまう兄と妹
また明日また明日へと環はめぐり環は環をめぐりまた会う日まで
....
てけてけとんつかたんつかたんぺけぺけぴーとかつくとかつくぺけぺけぽー
デパートで母を買いたし腹腔に溢れたる癌きれいに取りて
寒い日はきみのまくらで眠りたい きみのにおいに抱かれながら
アリスからきみに差し出すトランプは52枚のハートのエース
たい鳴てっンーボ とすら揺子り振 のな計時 もとれそ?体死 君い白
破れては縫い直してる恋心自由な恋をさせない縫い針
故郷に残した想い下を向き都会暮らしに馴染めない肌
新しい道路を作る目的であらゆる武器で山を虐める
雪が降り黒ずむ想い白に変え風に揺ら ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13