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深海で夢見て束ねてきらきらと 謡い続ける葦を失くして
轟音の密室トランス河川敷 花火をしようよ溶けて散るまで
透明に掬う足元頼りなく 別離の宴 月夜の階段
絶望に軋む肋骨抱き折れ ....
花柄のパンツを履いたあなたなら祈ってくれるような気がして
枕には顔などないということを証明するため眠る民族
クレイジー・ソウルならコーラ割りだよね「ね」って言ってくれるだけ ....
はるあさく みどりをまつは 黄卵と よるのせにさく ふくらみゆく月
半月の間に二度の葬儀あり一人は身内一人は知り合い
葬礼の献花を貰い帰った日花瓶にはまだ先日の献花
二度の香二辺の念仏沁みたまま一張羅の喪服洗濯屋に出す
念仏も御香も花も間に合わぬ世界 ....
問いつめた場面の数だけシェイカーをふってもらおう力いっぱい
あんなにもいとしいすき間があるなんて 知っていたのに君をうしなう
くちびるを欲しがっているわけじゃないきらめく氷 ....
誘う手のまにまにのぞくかなしみよ ひとりよがりの罰か褒美か
ありったけの自分を袋につめてニンゲンのふりをする人間。
空白のぽけっとの中でありったけのぐーをつくる涙はでない、
ありったけの妄想をお皿のうえに盛りつけてお ....
エムステの
タモリがあの日
あの歌を
俺に示した
随分前さ
....
放課後は
夕焼け空が
キツくって
ぜんぶ壊した
いつも悔やんだ
人間は苦しい時や辛い時死なないように唄を覚えた
明日に明日は明日でまた明日のめしの心配するのが嫌だ
冷蔵庫の中で眠るからあしたは五十年後に起こしてください。
ぐるぐるぐるたみんさんなとりうむたっぷりふりかけおやすみなさい。
「目覚めろ!目醒めろ!。」と外う ....
黒焦げの丸太と思ひ眺むればヲーッヲンヲンと吠えつかれけり
貝殻の
中で暮らして
本人が
ハッピーなんだ
それでいいだろ
....
こんこんと
フロントガラス
水戸ナンバー
家出した夜
ヒッチハイクす
季節はずれの立ち枯れの薔薇の木と 似た者どうしで冬の日に二人
日が落ちて からむ寒さにあわす両手のひびわれがいつもより深い
何もなければよかったね なにひとつ持たずにここにいられたら
....
おおマジか
俺は今更死にたいぜ
自殺したいぞ
俺は今更
....
スーパーで
おかずを買って
ふと足が
止まってしまう
雑誌コーナー
....
こんな日は
当てはまらない
五七五
はみ出た気持ち
素直な数だけ
文字数に
心変わりを当てはめる
ごめんなさい
としか言えないよ
あなたとは
もう逢えないよ
ごめ ....
でもわたし
キレイでいたい
小うるさい
おばさんだけど
地球と共に
美意識が
原動力となる気づき
世界平和が叫ばれる日も
美しい
{ルビ女=ひと}を見るとき
感じる ....
血の声や冬の器の底に降る割れた鏡を受けとめる指
どこまでも此処は何かが生きる場所たとえ多くが絶え沈んでも
冬たちはただ冬のみであるかぎりおまえにそれを告 ....
生きる事イコールそれは痛む事ひとりぼっちで苦しむ事だ
Will be alive?(遺書は大丈夫?)Will be alive.(意志は残るよ)
火葬場の煙は風に流されるニシヘヒガシヘ海へ何処かへ
広すぎる空をまっすぐダイブするように見上げたオフィ ....
雲を問う風のゆびさき振り向いて頬をかすめる秋はひそかに
かなしみもよろこびもただ共にあれいとしいといってまだ青い林檎
まなざしに目を手のひらに指かさね日々を夢みる風さえつれて
....
○早起きして三首
朝早く起きてはお茶を飲みつつもひとりの食卓時計を見やる
まだ暗い明け方の光りを探してる夢に見た夜まぼろしのよう
日の出時味噌 ....
遠くから育てられてる
メッセージ頼りにしてる
直感のまま
病んでいて
狩りのマネごとしてた頃
今とは違う
風景(そら)をみていた
嘘の無い
余白がおおい詩の棲 ....
靴底についた四葉のクローバーいつか探してここまできたの
この星はせつない星ね。吹く風がみなサヨナラのかたちをしてる。
お母さん。お母さん。お母さん。誰もいない教室。椅子のぬくもり。
放課後の音楽室で鳴るピアノ。セーラー服のリボン ....
電線が
切れてバチバチ言っていて
おっとなるほど、、、
、、、、、、、 ....
目が合えば酸いも甘いも吹っ飛んでただひたすらに恋をするだけ
少しだけ悔しい気持ち目が合うとやっぱりどこかへ飛んで消えてく
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