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子供の頃
フリージアってきくたびに
甘酸っぱい氷菓子みたいな
そんなものを思い浮かべてたの

そんな話をしてくれる女が好きだ
朝霧に、うっすらと浮かぶ列車の影、

ぼんやりとだが、霧をかいくぐる光のカタチが

ぐっしょりとぬれた線路を照らす。





やがて、あの子のうちの前を通過する。


 ....
雑踏の中で生き抜くには
踏まれようが蹴られようが何されようと起き上がらなきゃならん
雑草の如く

へこたれてる暇もなんてものはない、凹んでる暇もない、故に
強くならなきゃならん
大麻の如く ....
画用紙に迷うことなく色をのせた
空の青は
記憶にはない
白い画用紙が
とても不自然に思えて
窓ガラスに
水を浸しただけの
筆をはしらせると
透けた空が濡れた
いっそ瞳を
青く塗りつ ....
ある日 ふと手首を切る女の子を思いついた
切った手首から溢れる血で白い壁に絵を描く女の子
その娘に対してのなんの肯定も否定も投げかけずに
ただ無言でその姿を使い捨てカメラで撮影する男の子

 ....
ドライブは 
良好なんだ
暗闇のハイウェイ
は ユニバース
土星の輪と見違える速度で
タコメータはみたこともない角度で
追いかけてくる遠い街灯だ
白線がトコロテンのように
バニッシング ....
解りません
普通は白衣でしょ、先生


昼休み
今日も先生は芝生の上で寝ている
あいかわらずの黒いコート
先生、白衣は着ないんですか


理由を訊いたことがある
先生はにこり ....
フラスコの底
丸底の
光がたまって
揺らいでいること
誰も覚えていないから
朝焼けの色にも出会えない
そんな窓際の

暖められている
アルコールランプの触れる
沸騰直前の光が
ぼ ....
あなたからLCVEというものをもらった
なんですか
ときくと
かけちゃった
とあなたはにがわらいした

よくみるとそれはLOVEのOがかけているものだった
どおりであなたがさいきんかえり ....
翼がほしいって
貴方は言う

力強い翼があれば
広い広い空を自由に羽ばたいてゆくだろう
そしてどこまでもゆくだろう
見たことのない大陸の
想像したこともない遠い空へ

それを聞きなが ....
その手は冷たい
体はじわりと感じる温かさ
手をつなげば
ひやりと冷たいなにかを感じる

変わる信号
冷たい青
そこを曲がれば終わってしまう
さむい夜

手をつなげば
あなたとわた ....
いつだってそう
幸せを求め 歩く
頭上の星は ただ瞬く
高く高く ずっと高く

born under the lucky star
ふりそそぐ無数の光
闇を切り裂いて
進む進む 希望の ....
使わないけどとっておくのは、まだ使えるから
例えば食器
食器棚に並んでる沢山の食器の中には
もう何年も使ってないものがある
まだ使えるんですよ
そう、だから、とっておく
例えば服
例えば ....
 ねぇスニーカー
 ぼくはどこにいけばいいんだろう?
 
 運動不足という言葉に現実味はない
 なにかが足りないんじゃなくて
 消費されずにあまりまくっていることが
 耐えられないんじ ....
子供料理番組に出演。

ロケ、AM10:00。
応援多数。

放映、PM6:00。
ギャラリー満載。

「好きな野球選手は誰ですか?」
「うえはらです。」
「うえはら選手のどんなと ....
スカートのほころび 宇宙のほこり 欲張りと肩こり
引力と密接 銀河の驕り 平和の予兆
どれもこれも どれもこれも
おかしな唄と不思議なリズム 今日もまたありきたりの

おかしな唄と不思議 ....
ざ・・・ざ―――ざ・ざ・ざ――
雲っています。どんてんです。
いちごが売り切れています。
横断歩道に吸い込まれそうです。
いつものように歩くと
危うく、車に引かれたであろう雀を
踏 ....
堕ちていく俺を
気に留める者はなく
そこにあるのは
孤独のみ

堕ち続けた
底に待ち受けるのは
死だろうか

ああ
誰か
俺を
受け止めてくれ

こぼれ落ちる涙は
とめど ....
開いた空に手をかざす
高い太陽からの光線が
透き通る
通過


在り来りなものに
ときに目をとめてしまうから
歩みは加速しない いつまでも

初夏の影がちらつき始めた
散らばった ....
 山崎さんは次は自分の番だと思っている
 隣の老人はもう逝ってしまった

 遠い朝の点呼のように
 順序があればいい
 そして死にも

 牛乳ビンのふた
 爪で弾いて
 裏が出るか表 ....
小雪舞う 朝焼けの
オレンジ色の結晶の
構成単位の隙間から
瞳 合せて


大山 眺む


空 裂けて 
捲れたのに  
おしなべて
振り返らずに


発つしかなかった
 ....
 プラスティック容器工場の駐車場

 緑のフェンス
 黄色のポール




 58番の車止め
 膝から上がない直立した右足には
 左足がない



 ....
したことより
しなかったことが
あなたには重い


19の頃に書いた詩は
幼すぎてもう読めないけど
最後のさよならを
何度もできる大人に
あなたはなってしまった


言 ....
パラレライ
遠くを見据える機器です
ただそれだけのために



あまりにもあけすけなので
笑ってしまった
カランカランと鳥は鳴いているのに

ぼくは 見つからないので
とりあえず ....
ちょっとでも過去が他人のものになったらいいのに
とおもってずっと恋愛ごっこをしてきたのさ


8月9月10月
絵日記
11月
道路わきのさびた缶に無造作に挿された枯れたお花
いつか誰か ....
十一月の夕暮れに
落とした財布は
世界の意味にすっかり濡れて
もう使い物にならない
ちょうど
開かれることのない
窓の高さで生きる
ぼくらのように

おとといと昨日と今日の夕焼けの違 ....
アオゾラ誤爆さんの自由詩おすすめリスト(536)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フリージア- 大覚アキ ...自由詩305-2-19
failure_notice- GGP自由詩105-1-24
大麻- E自由詩105-1-20
青い空を知らない- ベンジャ ...自由詩9*05-1-17
love- リヅ自由詩11*05-1-16
暗闇のハイウェイ- バンブー ...自由詩305-1-6
カラスは仰向けに- RT自由詩605-1-5
フラスコ- 霜天自由詩404-12-18
LCVE- ピッピ自由詩704-12-7
自由について- 佐々宝砂自由詩204-11-21
不倫- 春日響自由詩104-11-5
BULS- 385自由詩1*04-10-2
useless- JN自由詩204-9-1
ジョギング- マッドビ ...自由詩704-7-18
野球少年- 涼(すず ...自由詩304-6-29
彼女んちのギター- 示唆ウゲ ...自由詩204-6-17
西の空- 湾鶴自由詩5*04-6-8
- シネマホ ...自由詩204-5-19
過ぎ去ってしまったものへ- 霜天自由詩604-5-6
点呼- umineko自由詩1104-5-4
発つ_- バンブー ...自由詩304-3-6
世界- カンチェ ...自由詩3*04-2-7
パンは小麦粉で出来ているけどあなたは何から出来ているのだろう- クリ自由詩104-2-2
パラレライ、暴露する空に- nm6自由詩104-1-16
オハナ- dendrocacali ...自由詩403-12-14
遠くでぼくらが病んでいる- 青色銀河 ...自由詩403-11-16

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