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月のない夜に
おっぱいは光る
月のない
そして男のいない夜にだけ
おっぱいは光る

女たちは皆それを知っているが
男たちは知らない
男たちだけが知らない秘密は
おっぱいの
奥にある ....
<前文>論ずるより書けとは御尤も、かと思います。論ずるのは専門外ですし、例え中傷を受けようとも毅然と書いている方が粋だと思います。ですから、此方での発言者として考えを投稿するのは一度きりにしようと思い .... 今日もまた
直球で肋骨を通り過ぎるほど
大好きな詩に出会いましたよお母さん

もう僕は
この大好きな詩だけを胸に抱き
海へ飛び込んでしまいたい

もう僕は
僕のへんてこりんな詩たちに ....
死んだかと思ったでんでん虫が
生きていて
家の壁に這っていた

脱皮したのか
少し大きくなっていた
気がした

殻のおくで
じっと
この季節を待っていたんだ
殻が壊れなくてよかっ ....
雨ばかり

雨計り

雨 ばか り


雨にぬれた自転車はかわいそう

首をまげて耐えている

でも

道のわきに捨てられた自転車は

ずっと

横倒しのままで

 ....
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
いちめんのおっぱい
かすかなるためいき
いちめんのおっぱい
 ....
星飛雄馬のお父さんが
ちゃぶ台をひっくり返したのは
実は
たった1回らしいと
誰かがブログで話してた

怒鳴って
声を荒げて
破壊して
それは新たな怒りを呼んで
そうして
本質は ....
家路をいそぐお父さん達が
 バイクに跨って知らない街にやってきた僕を
  少しだけうらやましそうに見てる気がした

だから僕はかっこつけて
 夕暮れの空を見上げてたんだ

そんな街の交差 ....
満ち潮のとき
右足を動かし

引き潮のとき
左足を動かす

波と風の楽団をバックに
けだるげな夕日の照明

そうやってわたしは
地球と踊る
   忍者のように

美しく
妖しい
魔を呼んではいけない
呪いの言葉で

   欲しかったのは、技じゃない
   求めたのはその先にある

{ルビ術=すべ}

   彼方で
 ....
朝か、もうすこしあとにおきだし
パンをたべ
仕事をし
お昼をいただいて
掃除や仕事をし
たいへんおなかが空き
夜ご飯を皆で囲んで
寝る前までに
いくつか日々のことをこなします

私 ....
{引用=明け透けな 夜の温度を 手ではかり}

*

{引用=
きょねんのわたしが
さくらのしたでそつぎょうをしているころ
まだはだざむいこうえんのベンチで
あなたは
またはんぶんに ....
 肩の上のものたちは再び去った。世も肩も結局は自分を苦しめただけで何ももたらさなかった。目覚めは長くなったが、終わりはさらに近づいた。


 雪が空にもどるのを見て泣いた。 ....
出たり入ったりしていたものが、
入ったきり出ていかなくなった。
このまま自分は夜に倒れる。
とどろくもの、うねるものの内に行く。
耳をふさぎ、目をつぶり、口を閉じ、息を止め、心臓のボリュームを最小限に抑えた時、

無意識からいろんな光が出る時がある。

大脳に隠れていた幾千万の言葉と映像、そして音。

わたしが ....
犬のあとをついてゆく
時おり振り返っては笑う
犬のあとをついてゆく
コンクリートの空の地下道
下半身が猫のままの
犬のあとをついてゆく
土の道のできそこない
泥のよ ....
「つまらない。」

と思えるほど
慣れたものだ

あとは
今度の花見にかけてみよう

「あのね、金がなくて
 ほんとに 髪を切りに行けないのよ。」

新鮮なものは
とれたての鯖 ....
あーもんどチョコレート
口に入れてみたいと脳が
気まぐれに感覚した

それとも
それは
何か大事な意味か

あした
君に訊いてみよう

あーもんど
美味しかったかい?

君 ....
勘違いとは

気づいたときに
素直に自分を恥じれるかどうかで
相手のせいにして
怒ってしまったら
負けなんですよ


東北も
梅が咲きだすころで
もう
その前の
微妙な季節に ....
白いガー
ベラの鉢植え箱の中から取り出され髪の毛を存分に乱しながら居眠りから醒めた別嬪の逞しい太腿のごとき緑の葉。

「大事に
したいわ」と心の底から思い大事に大事に掌の中で温めて殺した昆虫の ....
あなたと結婚しました
やさしいあなたと結婚しました
スーツの似合わないあなたと
缶コーヒーが似合うあなたと
いっしょにハンバーガーをパクつける
あなたと結婚しました
あなたを産み育てた故郷 ....
厚化粧は可愛くないと
男は言った
煙に巻かれたように
ぼんやりと思い出す

白いスプリングコートが
包むのは私一人
妙な孤独感を抱えて
幾分か優しくなった風を吸い込む

単に眠たい ....
一月前 
長い間認知症デイサービスに通っていた 
雷造さんが88歳で天に召された 

だんだん体が動かなくなり 
だんだん独り暗い部屋に置かれる時間が多くなり 
ある日ベッドで瞳を閉じて横 ....
母である前に 人です
女である前に 人です
陽子である前に 人です

母という 人です
女という 人です
恵子という 人です

母としての 幸福
女としての 幸福
直美としての 夢 ....
例えば、言葉などは必要なくなって
音楽で会話し、時間の流れを数える
例えば、分かり合う必要もなくなって
同じ空気を吸って生きていく

そう、規律正しい鼓動と
少しずつ滅びては
更新されて ....
 
ぷくぷくぷくぷく 水の中
かぎりなく 流線型に近づこうと努力する

ぽこぽこぽこぽこ 水の中
さまざまなことを考える

青い傘 黄色い傘 赤い傘 黒い空
緑風にたなびく水 水にはた ....
胸いっぱいにすい込んだ煙を
  青空にはきだした

煙はやっぱり雲にはなれなくて
   風に巻かれて消えちまったよ

煙草もあと三本
    僕は君を待ってるんだ
この公園のまんなかに ....
そうこうしているうちに
衣をとられてしまって
騙されているほうがよかった
と中川から帰っていった



{引用=fromAB}
髪を切る金も
無いから
ケツまで伸びた

給料は
損失の補填に当てて
貯めるどころでない

満月

わたしはもう
くたくただ
親に笑われるから
愚痴は内緒にしておくれ

 ....
アザラシが 
浜辺を 這っている
私に 声をかけてきた

「目の周りに砂がまとわり付いて鬱陶しいので洗ってくださいな」

快諾

ゴシゴシ
ゴシゴシ洗って

ザンブラ
ザンブラ ....
佐野権太さんの未詩・独白おすすめリスト(289)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おっぱい- いとう未詩・独白606-5-11
論ずるより書けとは御尤も- きりえし ...未詩・独白12*06-5-11
また- ふるる未詩・独白12*06-5-10
駄目女とでんでん無視- 蒼木りん未詩・独白106-5-10
雨ばかり- 蒼木りん未詩・独白2*06-5-10
おっぱい- いとう未詩・独白6+*06-5-8
黒魔術くらい習えばよかった- umineko未詩・独白21*06-5-4
夕暮れ- なごまる未詩・独白2*06-4-27
円舞曲- アマル・ ...未詩・独白806-4-27
技術という方法- たりぽん ...未詩・独白8*06-4-27
たのし- 紫翠未詩・独白3*06-4-25
去年の春のこと- はな 未詩・独白10*06-4-23
28Y.1・15- 木立 悟未詩・独白406-4-21
28Y.6・21- 木立 悟未詩・独白106-4-20
詩でも日記でもメッセージでもない言葉です。- むらさき未詩・独白4*06-4-18
30Y・10.13- 木立 悟未詩・独白206-4-16
つま- 蒼木りん未詩・独白406-4-12
嗚呼悶奴- 蒼木りん未詩・独白206-4-6
遠のく- 蒼木りん未詩・独白506-4-5
白いガー- Six未詩・独白206-4-5
けっこん- yaka未詩・独白10*06-3-29
春コート- かのこ未詩・独白206-3-28
雷造じいさんへの手紙- 服部 剛未詩・独白13*06-3-26
- yaka未詩・独白4*06-3-26
シナプス- かのこ未詩・独白206-3-23
飛行- 渡邉建志未詩・独白4*06-3-23
君を待つ休日- なごまる未詩・独白3*06-3-22
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望- AB(な ...未詩・独白606-3-21
ないんだ- 蒼木りん未詩・独白406-3-16
アザラシを洗うんだ- アザラシ ...未詩・独白17*06-3-14

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