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デニーズの半円形のテーブル席で
フローズンヨーグルトを飲みながら
通りを眺めてる と
フローズンは溶けて
ヨーグルトになった
すこぶる健康な昼
着信があったよ
シンガポール ....
「安いから買ったんだけどね、あまり袖を通していないのよ。
私の皮膚にはなじまないっていうか、もうすでに誰かの皮膚って感じがして。
・・・いやぁね。どういう人が着ていたのかしら。
きっと洋子とか ....
電燈の下で
もりだくさんの
蛾が
土壁に群がって
矢印になってる
あたしは
バルーンスカートを
揺らしながら
その方向に
走っていった
暗やみが
生まれたて ....
Coco Chanelとコーヒーが
月曜日を土曜日にして
あたしたちは

うん

あたしたちは
鳴きかけのコオロギに
だまれと言いました

しんとなった中庭で
知 ....
もう少しで
ぼくは
ぼくについての無知が
分かりそうな
気がするので
暗やみの中
きみを裸にする

不完全なきみが
ぼくを見ている
不完全なぼくの
わずかな感 ....
耳をふさぎ、目をつぶり、口を閉じ、息を止め、心臓のボリュームを最小限に抑えた時、

無意識からいろんな光が出る時がある。

大脳に隠れていた幾千万の言葉と映像、そして音。

わたしが ....
 
シャワーを浴びる 鼻歌がとびだす ホイップクリームみたいな石鹸の泡 全身を包む おいしいイチゴのケーキみたい かみそりを曲線に這わせる 丁寧に洗いながした後 エジプト製バスタオルで拭く きれいさ ....
文字なくたって
言葉なくたって
作るのよ
詩を

それは心臓の
真隣にぶらさがる
果実

皮膚の内側に
腫れている

熱くて
痛くて
しょうがないんだ ....
きみが書いたその恐ろしく長い文章を読んで
僕たちがいつも会話を中断して
さようならを言わなければならない
可笑しさについて考えた

もしかしたら僕たちは
一人ぼっちかもしれない

それ ....
薄いピンクの
霊安室に
寝そべった
わたくしは
脇に挟まれた
ドライアイスが
あまりにも
ここちよいので

朝食から
夕食までの
普遍的
日常を

付加疑問的に
考え直す ....
いつでもペンを持っていると
なにか訳の分からない事や
知りたい事に出会った時

それを描写してみたり
書き出してみたり
できるので

あなたと人類的にも
ばかばかしい口 ....
詩は 








うんちだ!






無理に出そうとしても

でるもんじゃございません。

体を

自然にしていたら

やってくるみたいよ。
あー 肉なんて焼かないでそのまま生で食べたい
両手で掴んでむしゃむしゃと立ったまま食らいたい

そこら辺に生えてる草も食べたい
元気そうな深緑を引きちぎってむさぼりたい

服なんてもう着な ....
3歳の夏にわたしは赤ちゃんを産んだのだった

やわらかい栗毛を愛おしいと思った
乳母車はわたしの筋力のなさをあざ笑ったが
幸せな光はいつもわたしの頭上で放たれていた

母親になる幸せを誰に ....
佐野権太さんのむらさきさんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
デニーズへようこそ- むらさき自由詩4*08-2-10
ミステリアスドレス- むらさき自由詩3*07-2-13
「少なくともあたしにはそう見える」- むらさき自由詩4*06-9-30
Coco_at_Night- むらさき自由詩4*06-6-6
ぼくについての無知- むらさき自由詩15*06-5-14
詩でも日記でもメッセージでもない言葉です。- むらさき未詩・独白4*06-4-18
おでかけ前狂想曲- むらさき自由詩4*06-3-19
イカレ女の理由- むらさき自由詩3*06-3-10
さようならを言わなければならない可笑しさ- むらさき自由詩3*06-3-4
霊安室における付加疑問- むらさき自由詩4*06-2-28
愛すべき動物- むらさき自由詩1*06-2-25
詩はうんち- むらさき自由詩2*06-2-7
回帰(to_tell_you_the_truth)- むらさき自由詩6*06-2-6
初産- むらさき自由詩8*05-11-15

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