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いやお前が間違ってるだろww

将来に不安を感じ 色々調べた挙句2ちゃんねる

100万円稼ぐまで残り100万まで到達した

いや苦労したよ

馬鹿笑いし その後襲ってくる謎の虚しさ
 ....
君の無限のてのひらが
僕の手に絡まり有限になった
いつだって君の全ては無限だったのに
こうしてつながっていると有限になる
君の血液が僕の体をめぐり
君の思考が僕の脳をめぐる
一瞬の緊張 ....
僕に関係の無い人が笑っている
僕に関係の無い人が泣いている
僕に関係の無い人が風に揺れている
僕も少し風に揺れながら口を開けて
あの日のことを思い出そうとしている
あの日、が何のことなの ....
 
 
水のない駅でした
蝉の音がしました
産まれた日もあやふやなままに

服の端が揺れて
私たちは何か話をしました
並んでいました

指を伸ばせば届きそうなほど
影になるとすべ ....
{引用=

「カスタネットを叩く小さな手が、乾いた音を空間に弾かせて赤と青のあわいにある星を見つけようとする。白眼は青みがかっていて世界中の秘密を引き連れてまだ秘密を作ろうとしてい ....
夕立があらわになると
鳥たちは身をのりだすのでした

*

私は10日ぶりにアイスを一つ食べて
誰もいないリビングで
雷をやりすごす

*

祖母がもう歩けないのだと
母が悲し ....
うつくしい人の想像をこえた
あなたのかかえているもの
すべては朝だった

*

きもちいいくらいの遠心力で
渡り鳥は群れていて
ふゆ、なんてたった一言で
言っていいことと悪いことがあ ....
{引用=
のそり。枝垂れすぎた桜が、穴開きブロック塀の上を跨ぐようにして、地面に口づけをしている。ような格好で、あたしの方にお辞儀をしている。薄桃色の、明るい、花色。雨上がりの陽に触れてそれは、どこ ....
非対称のしあわせ
暗がりのむらさき
すれちがう音
知ることなく去る音に
黒が結ぶ蒼


星ぬぐう想い
明かりの消えた
棘 棘 棘
招びよせたなら
(ぬくもりな ....
角へと近くの自動化された売り子が曲がり歩く、
ガムを売り歩く先には販売機だ、
傍らには改札も、
実家に持って帰ってくすねた区役所から椅子は点在、
田舎の一個が新しい卵、

一個前の子がレジ ....
そうして
列車は燃え上がる火山の山腹を廻り
向かい合って座っていた僕たちの
車窓から美しく災害が眺められた
列車のドアから乗客たちが飛び降りていった
飛び降りては降りそそぐ炎のように水鳥を抱 ....
庭園を吹き渡る気流に乗って山脈を越えると
なだらかに広がる山腹の緑の森と
森に囲まれた湖
そして川があり滝があり
庭園を巡る園路は地形に沿って這い回り
緑の平原は地平まで広がり
その地 ....
すると流れる気と気の触れ合い

呆気ない 影かよ

セックスってこんなんだっけ

つって何を思い出そうとしているのかがまずわからん

思い出せるものは散らかった部屋で泣く子供くらい、う ....
{引用=

君はどこから

何を引っ張ってきたのか

そんな
顔をして

僕には

読み取れない

君の
やせた歯茎が

うれしいのか悲しいのかどうか

ま、
と ....
強風をなくした愛情なのだ
震えの棒を振るい指揮する人
言葉を持つ僕の、と考える
口で憎しみの指を拭く

憤怒し海辺を手にする黒の
夕暮れに寂しい橋を走ろう、
宇宙だ、空を帰り
青い寄り ....
トイレの中を
赤い鳥が
泳いでいる
すっかり
無駄になったものは
なんて
きれい
捨て去ってしまう
ぜんぶ
胸ぐらを
つかんだ
手の硬さ
殴ろうと
思って
会った相手を
 ....
{引用=

縦にいっぽん白い線のはいったおなかが
すこしずつふくらんでいく春です

わたしの下着が汚れずにいたから
とてもとても不安でした
赤いものを疎ましく思っていたはずが
今はほん ....
読んでしまう
光や空気のように読んでしまう
不安をソラシと読む
雲をドシレと読む


つまるところ
わたしの思いはひとつだけだ
犬を飼いたい
ゴッホの絵がほしい
星晴れのする、小屋 ....
先生の影のなくなった更衣室で
体操服のぬくもりの残るロッカーを見つめていると
見つけ出そうとしているラベルの言葉に
つぶやいている素敵な名前

描き出している気持ちの彼方で
臨時教員になど ....
回ることをやめた
ライン
過程と工程の
限りない
狭間で
先端で

血小板の
ひとつひとつまでもが
記憶している
置き去りにされた
メモ書きの表面がたてる
微かな音を
 ....
セクス一個くださいな。
セクスありませんか
セクス
朝の棺ですか?
セクスじゃ
満足ありませんか
遠い村は消滅ですか?
宇宙は脹らむのに
お乳はえらいですか?
宇宙ほどに脹らむのです ....
*化石

ならない電話をのみこんで
渦まくコードの
耳から漏れる
おとのかたまりを見つめてた。


*氷菓

たて波の断面のように
歯こぼれしていた、
底冷えのあさ
薄切りの ....
散乱した部屋の中で
テーブルは孤島と化す。
一体どうしたものか?
無傷のまま空き瓶に貯めこまれていた
コインを眺めながら男は考える。
数年後、交通事故に巻き込まれ
ストレッチャーで運ばれて ....
砂鉄が花咲く、しゅんかんを
見たいがために何度も
磁石を近づけるわたしを
あの人は苦笑いしながら
たしなめたり、するのでした

*

身震い、だったのかもしれない

投影図を描くた ....
 
 
部屋にハンカチが落ちていた
ふとした拍子、の形のままに
それから
洗面所で好んでよくうがいをし
何本かの正確ではない平行線を引き
人が衰えていく様子を眺め
時に貧しい正義を振り ....
見失った起点をとりもどすための儀式。なぜそれが必要なのかはわからないけれど。ホームから(赤い)傘を放って、虹を呼ぶ。虹は来る。(生き物のように)。雨は去る。対になろうとする、ことば .... 言葉

目配せする紫陽花たちはにぎやか/に笑みをこらえる。もうすぐ先生がやって来る。廊下をひた走る。期待。新学期はとうに古びて奇妙な連帯感が地中に根を伸ばす。もうすぐ黒板消しが落下する。中間テスト ....
 
忘れ物のような話をしました
ただ長いだけのベンチがあり
終わりの無い話を続けました
読みかけの本が無造作にふせられ
背表紙は少し傷みかけていました
マリエはすぐに人を殺そうとする
け ....
いろいろなクジラに
進んでいこうぼんやりと
魚を釣る友達といく
繰り出すのは空の沖

どこまでも飲まされた
流れ者ではなく爽快だ
漁業組合と見て
酒をして

乗合船のように
投げ ....
そんな気がした
ほころびたのは財布だけ
そんな気がする
ハチの飛んでいる向こう

道に歩いても何もない
河原を歩いていけば
俺にはもう何もなくなってしまった
屋台での事業も失敗して
 ....
久米一晃さんの自由詩おすすめリスト(436)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
PS3も古くなった- moote自由詩118-8-8
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記憶- たもつ自由詩1115-6-28
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夕立- ことこ自由詩312-8-6
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降り来る言葉_XLVI- 木立 悟自由詩610-3-25
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夏を迎える- ことこ自由詩6*09-8-10
首都- たもつ自由詩1009-7-29
- 番田 自由詩109-7-25
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