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ぼくが一番したいこと
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ちがうちがう!




ぼくが一番したいこと
君にあまえ ....
冷たい雨の暗がりが
ぼんやりと寂しく誘う
私を溶かし込むには
ちょうどいいおおきさで

ほほにつたう
みぞれの砕けた{ルビ飛沫=しぶき}
雲からはぐれた
それも孤独

  いいわけ ....
作品にならない 苦しみがあります
これを
きれいに削りこみ 磨き上げ
ニスで仕上げるのには
あまりに苦痛が大きくて
とても、
やりおおせない 


苦しみという名の 作品があります
 ....
【運転室】

ミステリーツアーの
ほんとうの行先は
汽車の運転手さえ
知らない
 
行先はレール任せなので
運転手は楽譜を前に
指揮を振っている
振りをしているに過 ....
おんなのこにうまれたら・・・

きっと、誰も、夢にみる・・・

たった一人の特別な人に・・・

「だいすき」のチョコを・・・

震える手で差し出す日を・・・


         ....
窓辺に顔を近づけると暖くてね
まだ幼くも確かな春を感じたよ
色にしたらベビーピンクだろう
匂いでいったらプチサンボンかな
色も匂いも甘くてちょっと切なくなったよ

きっと記憶のどこかに
 ....
よく晴れた日の午後
逃げ場の無い闘いに疲れた僕は 
ベッドに寝転がり
重い日常に汚れた翼を休めていた

ラジオのスイッチを入れると
君の{ルビ唄声=うたごえ}が流れていた 

窓の外に ....
背なか 背なか
もたれかかった珪藻土の壁には
真昼の温みが宿り
後ろから
春の衣をふうわり掛ける

あし
足もと
埃だらけのズックの下で
蒲公英は蹲り
カタバミが少し緑を思 ....
( あさ )

おきてかおをあらってかがみをみて

「きょうも1にちがんばろう
 できのいいにんげんにならねば」

てにしたドライバーで
からだじゅうのねじをしめた 

こわばった ....
     ふと思いついて、昔書いた詩を投稿してみま
     す。一九九〇年から一九九四年ぐらいまでに
     書いたものを、自分の中では「初期詩篇」と
     呼んでいます(それ以前に書い ....
陽炎ゆらめく金の砂子
彩雲は海風に吹き乱れ
てのひらに燃え立つストレリッチア
放った水際 横なぎにさらわれる

あの辺を転がってく
サクラ紙みたいな柔らかいの
さっき2人で食べた
カッ ....
なつかしい歌を
久しぶりに聴いたから

あの頃読んだ詩の一節を
ふっと思い出したから

永遠だと信じてた時間が
いつの間にか
過ぎ去ったことに気付いたから

絶え間なく変わり続ける ....
私の父は沖縄生まれだから
血の半分は南国のものなのよ
と、言ったら
君は目を丸くして色々聞いてきたね
東京の凍りつきそうな夜に
白い息をふっと吐き出して
私は記憶をたどって常夏の話をする
 ....
あっ、わたし
ふきとばされにきたのかもしれない

冬の砂浜では髪も波打って
耳も引きちぎられそうに寒くて
 ワタシヲ
 マモッテキタハズノ
 カタイカラサエモ
泡となって ....
この子への あいのかたち
辿りながら 夢へ誘う
眠れ 眠れや
明日は晴れる
夢に見るのは
月の舟

耳に聴いて こもりうた
包んだその手 もみじのように
眠れ 眠れや
雨の降る夜も ....
とうとう雪が降ってきて
あの人をさらってくるチャンスがやってきた
今朝あなたは外へ 出られない
今すぐそこへ
生霊をとばすわ 
雪がとろけてしまわぬうち

わたしの体からいま
切り離 ....
わたしが

うまれてから

なみだを

 このてで

  ふくまで

ちちははは

どれほど

こころを

 ぬらした

  ことだろう


いきていく

 ....
染み込み切らず
床に溜まる夕刻、それは束の間
窓枠が区切って下さった一人分の西日は
結局は目の前で
床へ、床へ、沈んでいった


星といえばビー玉の中に
赤く青く黄色く、在 ....
壊れたカーテンレール
パーツは
カラカラ 音たてて
たどたどしく告げる一日の幕切れ
何千日ぶんの火蓋が
このカーテンの開閉とともに
切られてきたんだっけ

あと
何万 ....
数学が苦手だって言うのに
もう少女ではないから
計算違いは許されない


髪を伸ばすこと
それは可能性
ダイエットコークの味を好きになること
それは目論み


統計では
きみの ....
行ったことのない所ばかりの
詳しい地図には飽きたから
パチンコ屋のチラシの裏に
勝手な地図を描く

縮尺や図法なんて知らない
知ってる場所を適当に
描き出してみるのだ

   小学校 ....
幸せな人を見るのが好きだ

あなたがうれしいと 私もうれしくなる


幸せな人を見るのが好きだ

優しいあなたを見ていると 優しくなれる


幸せな人を見るのが好きだ

昨日泣 ....
狂い咲きの花が
手をすべり
奈落の底へとしずむ夜
逆さまにのぼる 落ちていく
奈落の底へとしずむ夜


奈落の底では また奈落
だから墜落が
絶えない
これからだっ ....
これから明けていくというのに
どんな闇より深い
口笛が
聞こえる

とぎれがちになるのは
灯台が
瞬くから
そして波が
騒がしい

そう、音が
熱をともなって
肌を
突きぬ ....
その指先に
凍れる紅をさし
頬の産毛を粟立たせ
きみは
街なかの雪に泳ぐ


手のひらで固めた結晶は
赤い目を探すうち
もはや雪でなく
氷の透明に変わっている


そんなにも ....
明日ね
また今度ね
そう言いながら消えていく
ここで体が離れたら
わたしたちの間の空間はどんどん広がって
なんだかもう会えないような気がするの
明日なんか
もう来ない気がするの
真夜中の毛布に隠れ
短い振動が
密かにわたしを呼ぶ
七十センチ横では
きみの見知らぬ連れ合いが
高らかに寝息で嘘を吐いている


幸福の整理券を
並んで手に入れたものの
本当は少し ....
朝、その一方で
コンクリートの階段を
冷たくなって滑り落ちる風
一段ずつ、無抵抗に落ちてゆく影


正しく、針が切る時を
間に合い続ける列車が貫通してゆく
プラットホー ....
きらびやかな服を着て
きらびやかな街に出て
たまごの美味しいお店で
美味しいたまごを食べ
たまごが美味しかったと
あなたに電話をした
何て答えたのか覚えてないけど
あの日はあなた ....
ポストがあんまり赤く誘うから
こっそり仕組んだ悪戯めかして
宛名にきみの名前を書いた


雪があんまりひっきりなしに
きみの傍に寄り添うから
水晶の珠を割って
ちいさな虹で
憂欝の左 ....
アマル・シャタカさんの自由詩おすすめリスト(405)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
甘えブギ_〜男の子の気もち〜- 馬野ミキ自由詩1406-2-20
傷、いとしく- たりぽん ...自由詩10*06-2-19
私には、とても- 阿麻自由詩9*06-2-19
MAGICAL_MYSTERY_TOUR- まほし自由詩15*06-2-18
2月13日にみる夢- 逢坂桜自由詩7*06-2-17
どこかに春が- LEO自由詩4*06-2-16
傷ついた翼で- 服部 剛自由詩10*06-2-16
春まだ浅き- 銀猫自由詩21*06-2-14
「しゅうりずみ」- 服部 剛自由詩6*06-2-13
初期詩篇選集「尾行者の音楽」- 岡部淳太 ...自由詩7*06-2-12
汗の匂い- とうどう ...自由詩19*06-2-11
心の色- さち自由詩16*06-2-9
てぃんさぐの花- まほし自由詩11*06-2-9
風と体- まほし自由詩8+*06-1-30
こもりうた- とうどう ...自由詩14*06-1-29
Chance!- 阿麻自由詩9*06-1-27
きねんび- まほし自由詩22*06-1-27
ビー玉の停止- A道化自由詩906-1-25
「壊れたカーテンレール_」- 阿麻自由詩8*06-1-24
アルゴリズム_オンナの端くれ- 銀猫自由詩20*06-1-22
地図に有限は生まれ- たりぽん ...自由詩506-1-22
〜Rose〜微笑み- 阿麻自由詩11*06-1-21
「奈落の底へとしずむ夜」- 阿麻自由詩6*06-1-21
残闇の口笛- たりぽん ...自由詩1206-1-20
紅と雪うさぎ- 銀猫自由詩11*06-1-20
明日また- チアーヌ自由詩206-1-20
ある告白- 銀猫自由詩13*06-1-19
レントゲンの粉飾- A道化自由詩606-1-18
たまご- たもつ自由詩1006-1-16
プリズム- 銀猫自由詩17*06-1-12

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