すべてのおすすめ
私はドラゴンフルーツと呼ばれて
なんとかこの世に生きてはいるが
私の生涯とはなんなのだろうかと
はたと考えることだって実はある。

もちろん私はまだまだ生きるから
真の意味は分からないのだ ....
朝おきたら
すべて
なかったことになってますようにって
いのりながら
ねむるんです
なかったことになんか
なったことないんですけど

書き置きにしては長いメモ
一度くしゃくしゃにして ....
全世界のレンコンよ。
この声が聞こえるか。
私はレンコン協会の
誉れ高き会長である。

皆、歴史を思い出せ。
受難が続いてきたが
ついにその時がきた。
立ち上がる時がきた。

過去 ....
カレーライスは悲しんでいる。
君はそのことを知っているか。
玉葱のせいなんかじゃないし
自分が辛すぎるからでもない。

ラッキョに嫌われたわけでも
ラッシーに悟られたわけでも
スパイス疲 ....
星が眠る頃僕たちは起きる。
グラタン朝よ。起きなさい。
そんな母の声で目が覚めた
グラタンとは私の名である。

あのグラタンかとの質問に
真っ正面から答えてみたい。
そうだあのグラタンで ....
少し曲がってしまった空間の
端から端を銀河と呼んでみて
言葉を彩る意味でも掲げれば
誰の一人も傷つくことないし
明日はいたって明日だろうし
パンダは関係なしに笹食うし
 
 ....
ソフィア市の輪郭を宇宙に見立て
誰かを愛することで華やいだ心と
誰かに愛されることで弾む身体を
楕円の惑星にみたいに包んでみて
それをソフィア市と呼んでみると
ソフィア市は不条理さには沈黙し ....
「ほーら 極右政権だよ」
「パパ・・・」
いいのに
ほんと
そんなに きをつかわないで
ほんとよ
うん もうだいじょうぶ
ありがとう おいしいわ このおちゃ

でもどうしてかしら
こうして もうふにくるまっていると
ゆきのな ....
「ひそひそ」
「ひそひそ」
「ぷっ」
「いやいや そんな」
元々無口だった相方が
緘黙症を始めたので
普段は週末にしか行かない川までドライブ

口は利かないが運転はしてくれるので
平日の深更に夜ドライブ

昼間の言葉の行き場がなくて
叫ぶ場所と ....
患者相談室の看護師さんは
物品を受け取らない
公立病院だからね
規則上も実際もそれは厳しく守られている

けれどあまりにもいつも何でもないことを
どうしようもないことを
よしなしごともあ ....
棒が一本あったとさ

葉っぱかな

葉っぱじゃないよ カエルだよ

カエルじゃないよ ミカエルだよ

ミカエルじゃないよ カエサルだよ

カエサルじゃないよ アウグストゥスだよ
 ....
テステステス
ユーフラテス
私の苦しみを
君は知らない

周りの人が
助けてくれる
正気と狂気を
さ迷い歩く

自分が悪くないと
答えが出る。
全ては良い方向に向かっている
 ....
あんたの こころは わからない

わたしの こころは わかるまい

あんたの こころも わからんし

わたしの こころも わかるまい



聞こえるか 聞こえないか その絶妙な ....
その現代詩、セルダムイリーガル
なんてちょっと格好いいじゃん

自由詩に
もし決まりとか約束事とかがあるなら
張り切ってぎりぎりを狙うよ
NGワードがあるなら別の言葉をさがす

使われ ....
朝練後の先輩は
太陽さえも離さない

水道で
顔を洗う時など
もちろん

私のほうなど
見ちゃいない

先輩
先輩
水しぶきがとても
冷たいですね


ほら こ ....
ばいばーい
ばいばーい
ばいばーい
ばいばーい
重なり続ける子供たちの声

君たち
ほんとにばいばいする気があるのか
ものすごく元気いっぱいで
まだまだ元気いっぱいで
そんなに元気 ....
おお 勇者よ
旅立ちの前にそなたには教えおかねばならぬ

おお 勇者よ
これから行く手を阻む様々な困難に出くわしたら
私の言葉を思い出すといい








まず ....
静かに蒸発するためには
まず、皮膚を脱ぐことが必要らしい
触れることが楽しいのは
まだ溶け込むことを知らないから
お互いの、もっと内側に近いところで
それでもふれあっているだけの

傍に ....
夜遅く 家に帰る
澄んだ夜空 揺れる花々
風を切って 月に話しかける
猫が鳴いてる部屋に着く

鍵を開ける カチャリと響いた
隣の部屋にも 上下の住人にも
わかるくらいに静かに響 ....
燃え尽きる?
この私が?

まさか


旅人達は 言うだろう
疲れた と

父親達は 言うだろう
困った と

学生達は 言うだろう 
面倒くさい と 


私は言わな ....
 
 
これからはじまることは
これまでにもあったこと
出会いと別れをくりかえし
僕らはまた少し
遠いところへ歩いていく

足がなくても歩けるのだと
あなたは言った
手がなくても
 ....
携帯電話を新しいのに
変えようと思ったが
色々ありすぎて
なんだかよくわからない
欲しい機能と操作性と
デザインと値段を考えた
どれにしよう 考え中 考え中 考え中
三時間が過ぎた
 ....
そこに左手を添えるために
アスファルトの途切れる場所を探している
私のからだを投げ出す場所は
小さなムシたちのわずかに湿った住処の
その上でありたい、そして
右腕が支えきれなくなった
 ....
母の葬儀が終わった

母の 母の人生はかわいそうなものでした

思春期を過ぎた頃より病気がちになり

激しい運動は禁止されていた

しかし激しい学生運動の中父と結婚

二人の子供を ....
僕が本を閉じたときに
誰かが新しい頁をめくるでしょう

僕がまぶたを伏せるときに
目覚める朝もあるでしょう

僕がこぶしを握るときに
手のひらを開いて母を求める
新しい命がきっとあるの ....
わかっていながら
最終譚にはまだ遠い
修辞も 出てこない
苦しい言い訳のような
もつれ方
手慣れてはいるが
切実さに
欠けている
眠い季節には 煙い詩を
重い施設には 検非違使を
 ....
僕の中に居た太鼓持ちが
えへらえへらとやってきて
やあやあ こんちは ごきげんどうです?
なんて機嫌取りにやってきたものだから
むすっとした顔で
追い払ってやったら
なんです えらい ごき ....
行き場のない情熱が蒸気を上げて動き出す
進め 進め 煙を上げて車輪を回せ
君の列車に僕は必ず飛び乗ろう



隠しきれない歓喜が音をたてて そこかしこに咲く
はじけろ はじけろ 散りゆく ....
アザラシと戦うんださんの自由詩おすすめリスト(169)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドラゴンフルーツは考える- ブルース ...自由詩5*15-6-24
ほんとのはなし- Seia自由詩315-3-23
レンコンよ、進め!- ブルース ...自由詩6*15-2-25
カレーライスは悲しんでいる- ブルース ...自由詩14*14-3-12
グラタンと呼ばれて- ブルース ...自由詩5*13-12-9
パンダは関係なしに笹食うし- ブルース ...自由詩11*13-7-11
ソフィア市の輪郭- ブルース ...自由詩4*13-3-17
クリスマスプレゼント- 吉岡孝次自由詩512-12-8
ともだち- 吉岡孝次自由詩212-10-22
副班長集合- 吉岡孝次自由詩112-10-17
夜ドライブ- 小池房枝自由詩1212-8-30
ポケットの中に- 小池房枝自由詩10*12-8-2
【かわいいコックさん】- つむじま ...自由詩5*12-6-6
てすてす- ペポパン ...自由詩4*11-9-23
【静かな鼻歌】- つむじま ...自由詩6*11-6-30
自由詩がもし不自由詩だったら- 小池房枝自由詩4+*10-7-14
ワカメスープ- 自由詩1*10-7-2
たいやきりんご- 小池房枝自由詩610-6-9
RPG- 自由詩210-5-8
モホロビチッチ・シンドローム- たりぽん ...自由詩11*10-4-23
デリケートな惑星- 自由詩510-4-13
【カーネーション】- つむじま ...自由詩5*10-3-19
塩分濃度- 小川 葉自由詩510-1-29
ケータイ機種変更- 自由詩110-1-14
野宿考- たりぽん ...自由詩509-10-22
【美しい母】- つむじま ...自由詩6*09-9-1
僕が本を閉じたときに- たりぽん ...自由詩1009-6-22
もう、おやすみ- 吉岡孝次自由詩109-6-9
僕の中に- 自由詩209-5-15
【春の特急列車】- つむじま ...自由詩4*09-4-6

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