すべてのおすすめ
就職支援センター
と云うところに
毎月行っている
無職だからである

就職支援センターは
仕事を紹介してくれる訳ではない
担当の人と
色々お話をして
最後ににこにこと
頑張ってくだ ....
針を含んだ
夜更けのくうきがはこぶ
とおい稲妻の裂ける音
面影のように遠雷
かすかに

  (雪を呼んだのかい、それとも)

コートのポケット
握った手は汗ばんでいるか
遙かな遠吠 ....
沈黙が懐かしい    セミの声
 ぼくはここにあるもので満足しようとしている

熱帯のような通り雨の中
     出かけようと支度するきみの、
              理由を知りたい
 ....
申し訳ございません。
気概が不足しておりました。
すぐに補充いたしますので
そのままの格好でお待ちください。

申し訳ございません。
矜持の寸法が違っておりました。
すぐに裁断いたします ....
ピンポン。
宅配便です。
ピンポン。
ドンドン。
宅配便です。
科学的見地に立てば
推し量ることは到底不能な
矜持をお運びしてまいりましたが。

ピンポン。
宅配便です。
ピンピ ....
お店を出してくれたあの人は
やさしいひとでいい男だけど
私の好きな人じゃない
5年もごまかしてきたけれど
もう、避けられないみたい

貴女はそういうと
二人きりになった店の灯りを落と ....
改札を抜けるように明日が来るのです
明日が毎日、未来であると信じるひとたちが
道端にこぼれてこびりついたジュースまみれの
自分の影を踏んでいるのです

カタチあるものだけに価値があるかの ....
かつてお前はあんなに
力強く 熱く燃える目をしていたのに
風のように自由で その歌声は若々しく
どこまでも駆けていけたのに
お前の炎はかくも色褪せ
かきならす竪琴は銀のささやき
お前は{ル ....
 花つき言葉   −もとこへ−


一周年の祝いに
なにか書いてみせようと思ったが
気負いのせいかどうもうまく書けず
かといって最初の年に
なんにもなしでは済まないぞと思い
月並みだが ....
パステルカラーに飲み込まれた。

あの娘は、パステルカラーに。

現代美術の進展具合に絶望して
部屋中をペンキで塗りたくった画家は

チャックベリーの誘惑に、
負けた。

彼は今、 ....
どうです、{ルビ非晶質=アモルファス}の中でも
ゆっくりとなら動くことができましょう
むしろ動き続けているのです
ああ、あの藍色の揺らめきですか
あれは偏光体の有糸分裂です
触れれば消えてし ....
ただ一度
抱き締められた
その腕は

遠い日の
引き潮のように
わたしを
つれていってしまいました

ここにいる
わたしは
こい を
しているのですか

こい を
してい ....
星の遠めがねを峠に据えて
のぞき見る未来への深淵
みんななぜか震えていたね

体温を奪ったのは
外套をはためかせて
丘を吹き昇る風ではなかったんだ

風のゆくえを仰ぎ見る先に
透明に ....
  放り上げた空にあなたの姿が映るよ
  白くかがやくこの円天井は思いきり酸っぱい匂いがする
  廃車場のバスの屋根に寝転んで
  ぼくは若枝のように腕をのばすんだ
  てのひらにあたる光と風 ....
アクセル踏みっぱなしのまま
点滅信号を7つ通過して
あの クリーム色のビルディングまで
海の底みたいに静かな真夜中の街を
一目散にぶっ飛ばす

ジャスコで
待っていてほしい
約束の時間 ....
君はいろいろだね

幾何学を解明しようと
君にキスをしてみる
そのたびに知らないかたち

騙し絵のようで
のぼったりおりたりする君は
いろいろなかたち

そんなことは
説明なんて ....
コロンブスがタマゴを見ています。

コロンブスがタマゴをじっと見ています。

タマゴはコロンブスを見ていません。

タマゴは世界を見ています。

タマゴは世界を洞察しています。

 ....
爽やかな日差しを乱反射して輝く
茶色く澱んだ湖のほとりで
抱き合うみすぼらしい恋人たち

前触れもなく爆弾が落ちて
辺り一面は焼け野原になる

表参道の洒落たオープンカフェで
痙攣しな ....
うすい鎖骨の層をすべり落ちるひとつの円く欠けた球体
それが、

あら
早いのね
雲はしびれて そろそろ雨の匂い
届かなかったのね
手を伸ばしても 反射する灰色の空気を泳ぐ
稚魚の透けた ....
見知らぬ小鳥が
甲高い声で
空にむかって告げたので
今日は見知らぬ春

葡萄の一粒が、私の中の
行ったこともない場所で
裂けて、流れ出す
見知らぬ季節

もう二度と会わない風が
 ....
どうでもいい話をしよう


こないだ、すごい吹雪だったでしょ
真冬でもめったにないほど、すごい地吹雪で
うちの犬、外に出してみたら
南極物語みたいで笑えた


雨乞いって今ではすっか ....
なにもかも
イヤんなっちゃって
涙なんかちょっと浮かべて
高いビルのてっぺんあたりで
遠くに見える
もっと高いビルのてっぺんあたりをにらみつけながら
手のひらを
握ったり
開いたり
 ....
きみは
なにもいいもしないで
ただ
みみをあかくしただけ

それだけで。
会いたいな
会いたいな

逢いたいな
逢いたいな

遇いたいな
遇いたいな

あー痛いな
あー痛いな

あいたい
あいたい
あいたい

君に
会いたいな

ぷくぷ ....
■■■すべて■■■過去に■■■吹っ飛ばして■■■■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■流れる■■■景色の■■■■■■彼方に■■■■■■■■■■■■■

■■■■■■■■■猛烈な■■■■■■ ....
付き合って一周年だからケーキを焼くとキミが張り切ったとき、
嫌な予感はしたものの、僕は何も言えなかったんだ。

おいしそうな香りがしてるでしょう?と、キミが家に僕を招いてくれたとき、
明らかに ....
本当はとても優しい
だけど
それをうまく表現できない
人を愛することに
慣れていない
人に愛されることには
もっと慣れていない
あなたは不器用で
私が見つめると
すぐに
うつむいて ....
リュックサックに
色とりどりの
靴下や
申請書の類や
遺骨など
ありったけのものを詰め込む
まだ何か忘れている気がして
何度も流しの下を覗く
縦笛を吹いてみる
けれど明日もき ....
僕は涙の意味を知らない

それは
僕が犬だから

寒い夜を
独り迎えても

僕は涙を流さない



僕は悲しみを知らない

それは
僕が犬だから

満たされてゆく
 ....
高らかなファンファーレ!
はんぺんは白い
はんぺんはふわふわ
はんぺんはおいしい
男も大好き
女も大好き
そんなはんぺん
もしもはんぺんが座布団だったら
失恋した時には抱いて寝て
お ....
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