すべてのおすすめ
犬が鳴いている
と書いた瞬間
何かいのちが死に絶え
また生まれるような気がする

書くことは定義不能
生きている毎日が
戦いだ

誰のため
自分のためではない
存在そのもののため ....
じっくり
と 
ゆったり

間延びした

きを巻き取り
一日が静かに
暮れていく



出番を待ちかねた
まんまる

ほころび
が青白く

煌煌
 ....
風のかたちになりたいのです
なのに
縫いつけておいたはずの秋風が
かたちをうばいました


(ほたる  湯けむり  はぐれ雲)


うばわれたと思ったのは勘違いでした
かたちがない ....
救急車が来ない。

だから、
ないてみた。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

救急車は来ない。

周りには、
こんな ....
秋桜揺れる 
秋揺れて
風の彼岸を見渡せば
時の遥かに思い出揺れて



塩辛い川面に光注げば
懐かしく
哀しく
かの人は手を振る



道を分かちて
生きた君
人のか ....
勇気を出して走ってみた

転んだ

勇気を出して喋ってみた

舌を噛んだ

勇気を出して微笑んでみた

「何にらんでんの?」って言われた

勇気なんて要らないと思った

だ ....
私の大好きな二人が
木蓮の詩を書いていたので
私も書こうと思って
毎日 家にある木蓮を見に行った

山の日陰にある木蓮は
つぼみはつけても
なかなか咲かず

そこだけいつまでも
く ....
曖昧模糊のもこちゃんは
啓蟄の頃のヘッジホッグの同類である

もこちゃんは悪夢をムシャムシャ食する貘の遠い親戚で
ペガサスやユニコーンとも従姉妹筋かなんかじゃなかっただろうか

もこちゃん ....
さぼてんがいっぴき
今日も室外機の上で
びやぁぁぁぁぁんって
音に同調しながら
ふるえてる

ええ天気やのになぁ
やっぱあれかな
砂礫の放つ熱気とちがって
ひとの放つ熱気は
きみに ....
お別れの歌
振り返らない背中
朝焼けの街
消えていきそうな君
強い足取り

消えていきそうなのは、君そのものでなく
私の中にいてくれた君という存在

さよならの歌
遠く、小さく見え ....
どこにも行き場がなくなって

しかたなく 一回転

また もとにもどってしまった


むりやりすすんでみれば

落とし穴にもきづかない

また ふりだしにもどってしま ....
「今夜はうどんよーー!!準備はいいかーい?」
「いぇーーい!!」

うぴっぴぴっ、うぴっぴぴっ、ぴぴっぴ、ぴぴっぴ、ぴーーー、どんどん

うどんど どんどん どんどん どどんど
うどんど  ....
月の夜にほろほろ酔い
虫の音聴いて踊り出す
モミジの葉陰の魔物たち

ヒガンバナが燃えてるよ
ワレモコウは眩しくて
そっと瞳を閉じている

秋の月夜はきれいだね
アケビの露を ....
たゆたふ明日にさようなら
今宵の星にお辞儀する
母上は魚を捌き
父上は機械を解体する
ワタクシは殻と戯れ幼児退行
「この球は割れないよ」
小さな赤子の澄んだ眼に
穢れを知ってさようなら
 ....
 



 萎れてゆく花ではなく




1.「ゆびぬき」


でんとうの 咲いてゆく中で

ちくりと刺さるところを
そっとつつんで
もう無い 
てのひらの形を
朝 ....
歩いています夕暮れ
空は赤くありませんでした
曇り空が何度目かの意識で
その姿を現しました

その下が
天王寺の駅前の古い商店街というか横丁で
腕を組んでパチンコ屋の前で立っている
お ....
ベランダから見た
自分の部屋は
まるで他人の抜け殻のようで
少しだけぞっとした。

自分の中だけを生きていたら

見えないものがたくさんある。
アゲハのハネは夏の欠片
土の上にパリン 零れる小宇宙

落ちていたハネなんですけれど
日にさらされてか
ガラスのように かわいていて
リンプンは星屑しゃらんりん
本体は見あたらなくって
 ....
あなたと夕暮れて
夕暮れの中で眠った

私の心は壊れそうだわ

寄り添いあうことはこんなにも難しいことだったのかしら

右手も左手も私のものではないみたい

悲しまないで
 ....
光沢感のあるベロアトップスの列車が、
ボーダ柄の線路の上を走るシルエット。
三分も経たない内に、次の
大きな国旗形のバックルの形をした駅に止まった。
「ブーツイン」「ブーツイン」
小麦色し ....
私が幼稚園生だった頃、パパは鼻の下に口ひげを生やしていた。
ある日、幼稚園の先生が「パパがひげを生やしている人!」と歌の途中に訊いた。
私にとってひげとはもっともじゃもじゃしたものだったので無反応 ....
夜のむすめ
生まれては
光を指して
おとうさん
火の花です


線の川です
おとうさん
夜から夜へ
伝わります
おとうさん


めざめます
ふちどりが
 ....
祈りの数だけ神がいて
祈りの数だけ願いがある


何故人は祈るのか
恐れおののく、その先の
抗いきれぬ力に前を遮られ
溜め息さえも躊躇して


祈りの数だけ花が咲き
手向けた花の ....
きみのことなんどもおこしたね。ぶる。だからいまはきみに起こされても平気だ。きみはいまとなりのベットで寝てる。きみはいぬだ。でも ともだちだ。 世界にきみしかいない。ともだちだ。きみのことは よくおぼえ .... 忘れもの

過ぎ去った時の断片を、ただ繋ぎとめておくもの。

心 空を仰ぎ見る。確かなほど、楽しかったという記憶。

そこにあった、気恥ずかしさと躍動感、半分ずつの自分。

忘れもの  ....
越前海月 VS 越前蟹

そもそも彼らに戦う気など、ないだろう。

…でも、仮に、もし仮に、戦ったとしたら、


べしゃ。

じゃきーん。


互角かも。


さらに合体 ....
雨のなかのふたつの星が見つめあい
ちぎられたもの 離されたものを結んでゆく
音の生きもの
風の音の生きものが
白い木々のはざまに響き
銀に濡れた視線を向ける


建てら ....
そっとかわいてゆくならば
あと すこしだけ




(でんわのおとで目をさまして)
(それからゆっくりと足の裏をつめたい床へ)
(ひた ひたと)

おきてがみの温度は なまぬるく
 ....
メロンパン!チョコチップメロンパン!メロン果汁入りメロンパン!メロンクリームメロンパン!カスタードクリームメロンパン!あん入りメロンパン!ジャム入りメロンパン!抹茶メロンパン!バナナメロンパン!巨峰果 .... 信頼され契約書にサインして
任された責任あるプロジェクトを放り出し
自分にうつつを抜かす、とある秋晴れの日
人はまじめにやってると勝手に思い
本人は努めて逃げている無責任ブルース

永遠に ....
知さんの自由詩おすすめリスト(229)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
絶句- 石川和広自由詩8*05-9-26
*まち*- かおる自由詩6*05-9-26
低い風で雲を流せば- たりぽん ...自由詩16*05-9-25
「_ぴぃーぽぉー。_」- PULL.自由詩13*05-9-25
川のほとりで- 銀猫自由詩11*05-9-24
猫と償い- 自由詩4*05-9-24
日陰_の木蓮- 砂木自由詩14*05-9-24
*もこ*もこ*- かおる自由詩4*05-9-23
さぼってます- かぜきり自由詩4*05-9-23
背中- 一代 歩自由詩3*05-9-23
アルモノネダリ- ばら自由詩405-9-23
udon_de_samba- アザラシ ...自由詩4*05-9-22
- 落合朱美自由詩8*05-9-22
卵の憂鬱- 唯浮自由詩305-9-22
列車のような連作- はな 自由詩16*05-9-22
今日はおじさんの日- 石川和広自由詩7*05-9-22
外と内- 一代 歩自由詩9*05-9-22
アゲハ- こしごえ自由詩16*05-9-21
夕暮れ- 大西 チ ...自由詩5*05-9-21
着まわし力抜群!この秋大活躍するトレンディアイテム続々登場! ...- プテラノ ...自由詩6*05-9-21
パパの思い出- さくらい ...自由詩505-9-20
夜のむすめ- 木立 悟自由詩505-9-20
季節のタブロー(秋)- 恋月 ぴ ...自由詩17*05-9-20
きみといて_。_- すぬかん ...自由詩105-9-20
forget-forgot-forgotten- アザラシ ...自由詩2*05-9-19
諦めざるをえないご時世- アザラシ ...自由詩11*05-9-19
ひとつ_まばゆく- 木立 悟自由詩705-9-19
朝食と指輪- はな 自由詩12*05-9-19
メロンパンの逆襲- ホソミシ ...自由詩8*05-9-19
無責任ブルース- warioware自由詩305-9-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8