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夕暮れの 空を見上げて ただ一人
らららと唄えば ただ一人

お星さま 夕焼け空に ただ一つ
きらりと光れば ただ一つ

田の蛙 蜩の声 ただ一つ
いつの間にやら ただ一つ
いつの間にやら ただ一人
夏を飛び越えてゆく
あの雲を焼く

それは炎ではなく
蝉の声だったりするのだ

蝉よ焼き尽せ
雲を鳴き尽せ
足がぴょこんと、出てるよ?

気付かないのかな。

うん、それくらい暑くてくらくらなんかな。

夏は大変だね。
遠い昔から見える、景色は。

今、僕が見てる景色と。

何が違うのかな。


同じ空はない、と言うけれど。


同じくらい、キレイな空はあるんだよ。


むかし、むかしの誰かも。

空を眺めて、思い ....
その穴に吸い込まれたら、

そこからは何が見えるのだろう?

アイツも見えるのかな。
老舗だから とか
俳句載ってるし とか
そんなことより

側面に付いてる「計量目盛り」!
あれが大好き

意味のないことに
夢中になれる素晴らしさ

私にとっての
詩と同じ
青空が、気持ち良くて。

飛び出したんだ。


さぁ、掴まえにいこうか。
やぁやぁ、
きみのかわいい トッティーだよ
おはよう、
じつに いいよるだ
おべんきょ、がんばってる?
やっぱアレだよね
ほらほら、
はなび なんて
やるもんじゃないってはなし
かぎ ....
アナタと初めて来た場所は。

アナタの想い出の場所で。

それを塗り替えて。

幸せでした。

もう、船が沖へ出ることはなく。

船着場で、じっと揺られてました。
‥もう終わりだね

呟いたのは
あなただったか
わたしだったか

照らし出された
顔だけが
暗闇に蒼く浮かんで
すぐ消えた
太陽が沈んで昼が終わるっていうことは
月が昇って夜が始まるっていうこと


今日が終わるっていうことは
今日が始まるっていうこと


そうやって

最後と最初は一緒にやってきて
 ....
ふんわりのこんにちは
空ではゆっくり流れる針

私の針もゆっくり止めて
夏のお空にこんにちは
何か、うやむやで自転車をこいだ。

街の中では、うやむやは消えなくて。

突然に、海を目指した。

まっすぐ、まっすぐ。


そこには海があった。

海は広かった。

うやむやも飲み込まれた。


 ....
「綺麗だ。」

なんてコトバ、いりますか?

大人しく、見つめて居ましょ。
梅雨は、いつの間にか居なくなってた。

晴れた午後、自転車をこいでた。


天気雨が過ぎ去って。

夏が来てた。
これがゲームだったら
悲しいことも苦しいことも
大丈夫なのにね

「もう大丈夫、怖くないし、誰も笑わないよ」
頭をなでて言ってくれるだけでいいの

そして少し泣かせてください

ねえ ....
大きなサボテン
小さな鉢で
よけいおおきみえる

小さなサボテン
大きな鉢で
よけいちっこみえる

だからよけい両方かわいいねけど

大きいサボテン
「なんか家まちごうてへん ....
僕らはまだ幼かったので
瞼を閉じれば それで良かった

やたら暑かった夏に 背中で別れを告げ
昨日と明日の狭間で 浅い夢をみるまで

蚊取り線香が目に染みて
瞼を閉じれば 全てが無だった
ひとやすみ はながみまもる あの空の向こうに



届けたい言葉があったんだ



いつの間にか
忘れていたけれど
言葉にするには難し過ぎて

顔見て言うには恥ずかし過ぎて



だから
モノクロの鍵盤をじっと見つめて

君への思いを


奏でよう
「強い子だから大丈夫だよね」


言われるたび弱さを隠すようになった

それは強さなのかな?
今でもたまに思い出す
君の弾ける笑い顔。
それは単に眩しくて、
ただそれだけで
僕を癒やしてはくれないのだった。
月色うさぎ星の夢を追いかける どうしてあのとき

空に手が届くと思ったのだろう



空を隠していたのは
紛れもなく



僕自身の手のひらだったのに
雨を待つ君

明日を待つ私

並んで
風に揺れる午後
今やっているこの勉強

将来どれくらい役に立つだろうって

一生かけても分からない疑問を定義したあと


私はペンを放り投げた
無力な言葉で
もう愛の唄は歌えない
透明は恐ろしい
隠すことを拒むから

透明はずるい
隠さないふりをして
その深みに秘密

透明が重なってできた
その暗闇に
どこへでも、どこまでも、あなたとなら。
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