すべてのおすすめ
めぐり めぐる時と共に
あの花の香薫る 季節
甘く むせる 思い出の色も
今は {ルビ永久=とわ}に
鼻先を 掠めて
通り過ぎていく 季節に
涙は 見せない で
城を見るのも 悪くはないけど たまには、空がみたい
コーヒーを、
空気と、
一緒に、
飲み込めば。
明日も、
一日、
何とか、
やれそう。
コールバックは意味がなかった
君はすでにいなかったから
ぴたりとしまったドアをどうしようもなくて
私にしか言えない呪文を考えた
二人きりだった時間は終わって
動きだした時計についていけなかった
春の風に、ココロ揺らされて。
夏のココロ、激しく燃えて。
秋の夜長に、落ち着かされて。
冬の寒さに、ぽとりと落ちた。
反復法だけに、許してね
にわかに薫る甘やかな風。
彼は私から目を逸らし、
今秋最初の嘘をついた。
年輪がわかった時、
殺されちゃったんだね。
まだ、生きる気力はあるのかな。
4コマポエムを作ってみました
斬新すぎたかなぁ…
まっすぐに伸びるために揺れているの
どうか抑え付けないで
電車を待っていると
どこからか風鈴の音が聞こえてきた
チリリン
海は楽しかったな
今年は二回も行ったっけ
チリリン
花火きれいだったな
毎年見てた場所また行けるかな
チリリ ....
わたし花びらと勘違い
あかい
あかい
そのお色
痛かった 痛かった夏を抜け
手のひらには木の実が残ってた
帰り道はすこしノスタルジィで
水の流れがいとおしかった
ね 空のこと時々考える
け ....
外からの光りが、
こぼれて見えた。
朝から、
明日が、
見えかけた。
寛大で ゆるやか
ねえ 重くは無いの ?
全てが焼かれて。
夜が来る。
明日は。
今日の続きじゃない。
吐き続けるって決めたうそ
どうして今頃後悔するの
必死に平坦を求める僕を
雨と停電が邪魔をする
霧が出たのに煙草が切れて
気が付けば車のキーを回す右手を
引き止めるなんてそんな無躾
あなたの手の温もりだけが、あたしの存在を確かにする。
白がそよいで頬をいく
ちいさなちいさな記憶をひとつ
涙も流せない柔軟な弱さ
君の世界の一部でいたいだけなのに
吹き抜ける風
溢れるひかり ....
なだらかな野辺に{ルビ錨=いかり}をおろせば
緑色の秋がふりそそぐ
やわらかな雲の群れを辿れば
まぶたは風にまどろむ
じっとしていなければ
追いつけない季節
木漏れ日を新呼吸し ....
溺れるのと 沈むの、どっちが先なのかしら?
輝くことって
ステキなことなのかもと
思った瞬間
線路の周りには草が生えていて
私は今日もそこへ行くのをやめる
私を理由にするの?
意気地無しだわ
綺麗な顔で笑う花、は
懐かしい、想い出の駅で。
待ち合わせ。
来るかは分からないけど、待ち合わせ。
一人になって、知った唄を耳に流し込む。
はっきりとした、声は。
雑音をなくして、僕の想いを消しかけた。
....
泣かない。
泣いてなんかない。
だから、止まないのかな。
…雨。
太陽となりて君に熔ける
太陽となりて君に混ざる
荒がうな
爆ぜるな
太陽となりて君に焼かれる
それはとても熱く
それはとても狂おしい
あぁ今日は雨が匂う
太陽にはなれない
あ の 夏 に
侵 食 さ れ て ゆ く 記 憶
風 化 出 来 な い
君 の 亡 霊
ごめん
あと五分だけ。。
なんてセリフ
想像したこともないよね
君の寝顔
無敵の寝顔
全てが不愉快だった日と
全てが綺麗に見えた日
違いは私だった
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13