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右手
左手
あなたは
どちらで何を守り
どちらで何と戦いますか
あたしの両手は
あたしを守り
あなたを守り
そのうえ何かを掴むには
あまりに
あまりに小さくて
す ....
サイドミラー
映る白い腕君のもの
ブレーキ
アクセル
踏み間違わない
進んでは留まる心が駆け引きを嫌がるから
君にだけは従順であることにした
青は進め
赤はストップ
スピード違反を時には許して ....
そして懐かしさというのは
何にも代えられず
見えない過去に怯えるよりも
今を愛したいと思うのに
どうかあたしを
過去ごと愛して
そんな願いは理不尽ですか
誰もが
どこかに向かうこの街のなかで
あたしはひとりぼっちが怖かった
目的も
待つ人もない
ひとりぼっちが怖かった
今はね
半年ぶりのここで
過去形にした理由を言える
"君がいるから
"大 ....
なにも言わなくても
わかってなんて言わない
わからないままで
側にいさせて
君は冬が好きかな
言ってくれないから
わかんないや
うまく
説明できないのですが
なんというか
僕と君との距離って
こんな感じじゃないですか?
近いよな
遠いよな
自分じゃどうにも
出来ない距離
ところで
君は
どれと
どれを
僕と君だと
思 ....
出来ては消え
出来ては消えるみちしるべ
わたしはどこへ行けば良い
わたしはどこへ
行くの
かな
一日が
24時間で足りる人の気持がわからない
駆け足は苦手なの
一服してる間にかわる日付
追い付けない
置き去ってももらえない
コールバックは意味がなかった
君はすでにいなかったから
ぴたりとしまったドアをどうしようもなくて
私にしか言えない呪文を考えた
二人きりだった時間は終わって
動きだした時計についていけなかった
まっすぐに伸びるために揺れているの
どうか抑え付けないで
わたし花びらと勘違い
あかい
あかい
そのお色
痛かった 痛かった夏を抜け
手のひらには木の実が残ってた
帰り道はすこしノスタルジィで
水の流れがいとおしかった
ね 空のこと時々考える
け ....
寛大で ゆるやか
ねえ 重くは無いの ?
吐き続けるって決めたうそ
どうして今頃後悔するの
必死に平坦を求める僕を
雨と停電が邪魔をする
霧が出たのに煙草が切れて
気が付けば車のキーを回す右手を
引き止めるなんてそんな無躾
涙も流せない柔軟な弱さ
君の世界の一部でいたいだけなのに