すべてのおすすめ
すぐに姿が見えなくなる粉砂糖よりも
恨みを残すように溶けていく角砂糖のような恋
そういう関係になりましょう??
どぅ??
ちょうど何処まで行っても追いつけない陽炎のように
安寧の地はますます遠ざかるだけだ。
コノママデハイケナイ
でもあたしはまだ貴方を憶えて居る。
買い物籠の中にはチョコレート
とコ ....
誰かを救う使命を帯びて
闘う男(ファイティングマン)!
萌えるロマン!
「そんな事より腹減らない?」
あぁそうか
君の事忘れなくちゃあね
無理矢理出した答えだか ....
寂しいとか
助けてとか
そんな弱音を
声に出しても
今夜はきっと大丈夫
騒がしい雨たちが
すべてを
掻き消してくれるから
だから
言ってはいけない言葉さえ
そっと
つぶや ....
もう札幌は初夏を迎えました
裏庭では ライラックが花を咲かせました
夜になって外に出てみますと
夏のにおいがするようになりました
でもたまに 肌寒くなったりもします
少し ....
1.
先を急げば
見失うものが沢山あるけど
先回りして
待つのもいいかな
なんて思うこともある
2.
夏の日の雲は
柔らかくて大きくて
わたしの悩み事 ....
あなたの白いスカートが
ひととき夏色に見えたのは
うすぐもりの雲の切れ間から
気まぐれに顔を出した
あの眩しい日差しのせいではなく
あれはそう
道をさえぎるようにもたれかかる紫陽花に
語 ....
ピアノの音色が聞こえて目が覚めた
枕元には、つぶやく炭酸の声
コップ一杯のコーラがヘビのように僕を糾弾している
”地地地、知知知、オロ血、ミズ血”
障子を開けて ....
要するに
たどりつけないということだ
だけどそこにあるでしょう?
そんなふうに
要するに
好きなんだということです
無限に
割り切れないのです
だけど
そこにあるのです
....
青空を
引き裂いたら
タールのような
宇宙が
どろりと
垂れてきた
光を吸い込んだ
その深い艶は
悪魔の
瞳のようだった
そして
今日も同じ
青空の下
....
今日も駅前のビデオ屋に入り
18歳未満立ち入り禁止コーナーへまっすぐ向かう
小学生や、中学生の頃にあった恥じらいやスリルなどは
とうの昔に消えているのである
一通り新作を眺めた後
Dan ....
沿線・駅でズバッと解決!
メリットもデメリットもパッとわかる!
沿線別スピードINDEX
(これが巻頭スペシャルだ。別に俺は地域にはこだわらない。)
A 写真で楽しく探しちゃおう!職場(学 ....
時間を移動する物体がある
精神を乗せた物体である
「超低速」といっても
時間と同じ速さである
ただし3分遅れている
それが僕
ゆえに僕は3分遅れている
産まれてからずっと
....
コンクリートの丸いもようは、踏んじゃだめよ
って、
しあわせになれないから
って、
きみが言ったとき
さっき
二度ほど踏んでしまったぼくは
ちょっと泣きそうになって、あわてて
声をだし ....
君の心を
透視したら
僕の醜さが
見えた
{引用=
窓際の
白いカーテン
生あたたかい
外が
膨らんできて
花瓶を倒した
テーブルから
流れ落ちる
涙
ポタ ポタ
・・・ポタ
生ぬるい
僕の ....
目の前を何回か通り過ぎたと思ったら
いつのまにか腕の中にいた
陽だまりのなか
生まれた熱をくるむようにして
うっとりと瞳を閉じたのは僕の方だった
見上げてみたところ、誰もが手を取り合ってる様子。「やあ」とか、
「またね」とか、迎え入れる言葉はまだまだ尽きない。
とあるレストラン。ナプキンの上に置かれたままのナイフとフォークは
スプーンに ....
薬剤師のエクソシズム : ヤクザ医師の絵、糞、{ルビ沈没=しず}む
脅迫めく悪魔祓いの声 : 教派組め苦悪マハライの子へ
暴行容疑で連行されて : 膀胱用ギデレン坑、去れ、手
帰らない朝焼けの部 ....
四人家族の
四角いテーブルには
それぞれの席がきめられていたけれど
うまることはほとんどなかった
今はもう
四角いテーブルもなくて
かわりに置かれた
まるいテーブルの端っこで
食べ ....
わかりあえない
という
隙き間を
麻痺させるために
キスを する
まぶたを閉じるのは
酔いしれるためでなく
誰かを
明確に思い出すため
ある種の昆虫は
だ液と漆 ....
24
折れた時計の針がキャラメル
23
の中に埋め込まれていてキャ
22
ラメルから生えているような
21
赤と青のワイヤーの両端はハ
20
ローキティの絵が描かれた ....
海岸を歩きたい。
サンダルを引きずって。
花を育てたい。
誰にもないしょで。
野菜ジュースが飲みたい。
もろもろモロヘイヤの。
ペットボトルの中の
気味の悪い色をした液体が
....
僕の頭は
手榴弾
破壊するの
は簡単だ
理性という
たった一本のピンで
狂気は
抑えられている
今、君は
そこに
指をかけている
ぼくは
君に悟られない ....
きみの長い睫毛の先で雨の雫が虹色に輝くのをぼんやりと眺めながら
ぼくが死ぬ最期の瞬間に思い出す映像がこれだったらいいのに
と思う六月
郵便受けに溜まった新聞が日焼けしていた
古い日付は、風に晒されて
更に風化した遠いあなたの
背中に張り付いて
帰ってこない のに
201号室の、窓から入る西日を受けながら
忘れて ....
トキくんはバリヤーをつくった
トキくんはあたしのためにバリヤーをつくった
あたしがどんなに危険な目にあっても大丈夫ってバリヤーをつくった
トキくんがつくったバリヤーは ....
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
側にいて欲しいが為に
側にいて欲しいが為に
その為だけに
ただその為だけに
誰かを欲 ....
誰からも好かれるような
人間になりなさい
ごめんなさい
それは
私には無理でした
約束も破ったし
嘘だってついた
できもしないことを
できるっていった
ことばより先に
キス ....
このうそつきの唇は
あなたの耳に嘘をつく
このうそつきの唇は
あなたの唇に素直になる。
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