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ドアを閉めて

もう1度だけ

あなたの名前にさようなら


相談もせず

何もいわず出て行くけれど

これが僕の

最後のわがままで優しさだよ


これが僕の手

 ....
気だるい 午前十時の 太陽
這い上がる ベッドの上で
誰もいない 部屋


敵もいないのに
手は震える一方で
煙草に火を付ける手が
覚束無い


静寂を切り裂いて手にした 晴天
 ....
明るい陽が僕の顔刺した。痛いと悲鳴を上げる瞳
   の
   見える窓は僕と他人を繋げてる唯一のモノ
      か
      らは、楽しそうに遊ぶ子どもが見えます
            ....
コンビニでお弁当を買うときに
あたためますか?て聞かれると
少し戸惑ってしまう

電子レンジの中では
誰かが買ったお弁当があたためられていて
オレンジ色の薄明かりに照らされている

見 ....
日曜の夕方に
一人で味噌汁をつくる
昆布と煮干しで
しっかりと丁寧に
出汁をとって

味噌汁に入れる
野菜だの油揚げだのを
「具」というか
「実」というのかで
大喧嘩したことを思い ....
卒業証書の
筒を

ポンっとやって

あなたの思い出、入れ込んだ

桜は

ただそれを見ているだけで
私の後ろの女の子に
恋をした。
食べかけのスイカがもう
夏に生きる虫のように臭っている
庭に埋めなきゃ
そう思ってサンダルを履いたのだが
シャベルが見つからない
春先に何かの花を植えた時には確かにあったはずだ
ス ....
オッパイで狂って
オッパイで狂って
どうしようもないくらい
前後左右からスペクタクルクルミラクルで
窓を閉め切って
明かりも全部消して
オウンゴール!オウンゴール!と
叫びながら
私は ....
アスファルト道路のかたすみ
しゃがむと子犬の目線
暗いところ
暗いところ
選んで
何も見ないの
三日月のよる
からめた指の隙間から
抜け出してしまいそうな熱を
くるもうとする沈黙

慣れない会話のように
確かめあいながら寄り添う
同じ名前の違う指

細い線を並べてゆけば
固い絆に生まれ変われ ....
計算機を裏返し
ドライバーでひとつひとつ
ネジをはずす
基盤が剥き出しになる
入りくんだところで
ラーメン屋は既に営業している
のれんをくぐる
いらっしゃい、とだけ言って
寡黙 ....
こちら

恐竜ラヂオ



弱肉強食は殺戮

ではありません



平和という名の

{ルビ殺戮=ジェノサイド}

を警告します



平和という名の

ホ ....
はずむように近づいてくる
あなたの息は白くない

コートは着てこなかったよ
と言って肩をすくめる姿は
想像よりも少し小さく見える

はじめましてとはじめましてがぶつかって
どういたしま ....
もしも
子供のころ、
話していたように
あなたが王女ならば
僕が王子ならば

地平線の向こうに
街が燃えているのを見るでしょう

そう

こんな物語の終末は
こんなありきたりな ....
またね
春風から一番遠いところで
皆でそうつぶやいたら
誰かの下唇に
名前の知らない花が咲いた
なあ、せっかくだからさ
もうしばらく
楽しいおしゃべりをしよう
書きかけて、消した。

半年間、一緒だったよな。
寒い日も、暇じゃない日も、
暇な時なんか、二人して座ってた。

何度経験しようとも、
これだけは慣れないよねぇ。

握手とハグは、
 ....
いつものビルの
屋上の
錆びた欄干の上で

ボクは君を待っている

たとえ1/10000分でも
ぼくを疑っているのなら

ぼくは空を飛んで見せるよ

たとえ1/10000でも
 ....
青いリボンが似合ってる
テディベアを抱いて
恋の炎を静かに燃やして
君の顔を見て
静かに告白

月がちりん、と
揺れました。
気が引ける僕の手をひっぱって

闇の中に浮かぶ大きな四角い白は

両腕を箱と椅子に変え

僕の心をドルビーサウンドで

鳥肌のひとつひとつをひっぱってみたり

背筋の真ん中 ....
ああ、またここから、始まる

無意識にながれる所作に
ときどき
生まれる、感覚
蛇口をいきおいよくひねり
じょうろへと水を注ぐ
そんな、とき

朝が、
おとといよりも
昨日よりも ....
ベンジー、

幾層にも重なった透明なガラスを

透り抜けた陽の光が映し出す水色のようなその声で。

ベンジー、

切り取られた瞬間と瞬間を鮮やかに縫い合わせる

細く脆く美しい銀色 ....
それはちょうどしんじゅのくびかざりのようで
よくみるとみんなちがってみえるひとつひとつが
それぞれのかがやきをはなっているふしぎと
うちけしあうことなくよりそっていられるあなたの

 ....
あの子が私の為に林檎の皮を剥く
くるくると細く長く
細く長い指で

それはやっぱり途切れずに
あたしに笑いかける

林檎の皮を最後まで切らずに
くるくると剥けるあの子
を ....
そして、詩人が現れた。
詩人は、ただその場に佇んでいた。
何かを語るわけでも、何かを演ずるわけでもなく、
少しだけ俯いて、その場に佇んでいた。
視線に晒され、嘲笑に嬲られ、罵声を浴びながら、
 ....
行き場のない若者たち
死に場のないオトナたち

行き場 それは 生き場
生き場 それは 死に場

命をかけて死を守る
死をかけて命を守る

個のためではなく
誰かのために

喪 ....
電車が自殺志願者をひきました
おかげで電車は遅れました

電車を待っている人は文句を言って
係員さんはアナウンス
と死体集めの為の袋を持って走り回ります
家族は悲しみます
{引用=そんな ....
メリーゴーランドの輪の中に
入りたくて
足をばたばた
地団駄踏んで
泣き喚いてた
でも
メリーゴーランドは
側で見ていたほうが
ずっとずっと良かった
伝えたいことを一息で打ち込んだら
何て書いてあるのか解らなくなった

変換キーを押すたびに
簡単なセリフが難しくなってゆく

それでも
送信する

不思議と何かを伝えた気になり
不 ....
己の中の血がどうだとか言って悲観する奴は嫌いだ。
それを見て(知って)一緒に涙するような奴も嫌いだ。
カムもできねぇような腰抜けも嫌いだ。






だったら認めさせろ。それが全て ....
おれが部屋で一人
ファミコンだったり
ファミコンじゃなかったりするもので
ぼんやりと遊んでいる
午後

ファミコンだったりするものは
とっくの昔に壊れかけていて
コントローラーのBボタ ....
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