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ふわん ふわん
つい手を伸ばしたら
雪をつかまえた
すぐに
手のなかでほどけて
水になった

死んだら雪になって会いに行く
そんな人を
うっかり
水にしてしまった

半ズボンを ....
白に近いけれど
白になにかを足した色
冬のかなしみ
それはとても重くて
或いは軽くて
ふうわり
もう何年着ただろう
これから何年着るだろう

冬の終わりの儀式
洗面器のあわぶく
 ....
{引用=


雪でございます

ひとり男が、泣いておりました

昨日のそれは、
容赦のない吹雪 誰も、
その仕打ちを じっと
かみしめておりました

山の機嫌をそこねた
地吹 ....
ブルーバード
時の海を渡り
岸辺に辿り着いた
一羽の奇跡

緑の木々の向こうから
そっと顔を覗かせて
私に微笑む
精霊のように

ブルーバード
たまたま君に逢えた
千年に一度
 ....
まだあどけなさにいた季節
愛の意味も解らずに
ただ笑って頷いていた
与えることなしに
与えられることばかり求めては
欲求不満の子供みたいに
手に入らないものを欲しがっていた
満ちて足りる ....
この爪も足も、目も
年が明けたというのに
冬の呼気も感じるのに
まだあの日に囚われている
一年前は雪だったよ
今年も寒風は強かったよ
こたつも古いのはステッカーを貼って出したよ
あなたの ....
こんなタイトルで書こうと思うんだけど、って、ぼくが言ったら、
恋人が、ぼくの目を見つめながら、ぼそっと、
反感買うね。
先駆形は、だいたい、いつも
タイトルを先に決めてから書き出すんだけど、
 ....
言葉少なに語り出す
小春日和のこの一時、

ぱたぱたぱたぱた
歩みを止めず
今、ひとり在る充実
味わいながら
両眼しっかり見開き
軽々足を運び進む

ひんやり風の
両頬を撫ぜ包み ....
灰。亡骸。哀しいことば。
全部、焼いて後に残った熾が弾け
音符みたいに列なって
どうしても
意味を成そうとするから
抗うことにも疲れてしまった
そうして
私の躰の養分を吸い上げ
新鮮な ....
その{ルビ人=ひと}なら

{ルビ先=さき}を{ルビ急=いそ}ぐ
しまむらの洋服が
陽だまりの中
不揃いの音符をつくる
子供は心理学者だから
今日の歌に夢中で
命の退屈を知らない
瞬きの騒めきが
街を春に染めると
風時計は町工場から
迷子に ....

私は玩具よりも工具が好きな人間でしたので、
虚しさなんて、いつも通り越して、
夜ばかりが自殺願望の栄養でした。
甘い食べ物みたいに、夜は運ばれてきます。
言葉と鉄の清さだけが私の宗教です ....
神在月の街の空
どんよりと重く
昼でも昏い出雲の空模様が
一転して晴れて
雲間から金色の光が差しこみ
世界は開かれ
まぶしい力を浴びる

海へと下っていくカーヴの続く道の途中に
目的 ....
降りだした雨の隣を雨が通りすぎるとき
一本の鎖が気泡をまとい水底に沈んでいく
シャワーの栓を開けると聞こえてくる
にぎやかな声は意味を持たない音だ

冬の水族館
厚いガラスのむこうでは
 ....
過ぎていく時には声がない
つかみかけるとすりぬけていく
ゆるやかな流れは音を立てずに
木漏れ日の通路を通り過ぎていく

だがしかし、俺たちがここにいるのには
いつだってわけがある
まだい ....
何処までも
澄んだ声が響く
この夕暮れ
西の地平にまた
いつともなく
浮き立ち耀き出す
エメラルドグリーン
そうして薄っすらと
自らのシルエットを晒し
富士の山がたたずんで

明 ....
IV. It was I who knew you in the wilderness.


第Ⅳ章のタイトルは、HOSEA 13.5 "It was I who knew you  ....
放課後の防波堤
風に飛ばされた傘が舞ってる

黒い海が砂を食べる町
昆布と赤蟹が名産

耳は波の音を消す
初夢 のら猫

毎朝、だいたい同じころに
家の庭を通過する猫は
のら猫のノラ

むかし、ノラの家猫だったころは
人語を理解していたのに
あれからいろいろあってからも
逃げずにここで生 ....
III. You shall love your neighbor as yourself.


第Ⅲ章のタイトルは、LEVITICUS 19.18 "you shall love  ....
じゃらじゃらと

家のドアを開けようとするだけで
音を鳴らす鍵

ときには
車に乗ろうとするときに
音を立てる鍵

鍵は
なんのために在るのか
たにんを信用できないから在るの ....
転がしながら、
口のなかで潰れた名前を
ことばとしてならべる
 
牙が欠けるほど
名前をぶつけたあと
世界は聞かなかったふりをする
その沈黙へ
推奨されないことばを置く
 
水を吸 ....
帰省した池のほとりで
生き残ったツリーが光ってる
小石を拾って投げてみる
魚たちごめんね
横断歩道で停車すると深々とお辞儀される
私も誰かにありがとうって言いたい
母と妹は海外旅行。寝 ....
冷気で顔が痛い
町中のベランダにも
深い冬が来ている

ベランダから見える星
近視の私でも見える星

見惚れて
寒いのに部屋に戻れない

あの人も見ているといいな

勝手な ....
II. You do not know what you are asking.


第Ⅱ章のタイトルは、MATTHEW 20.22 "You do not know what y ....
ぷかぷかと
浮かんでいるように見えますか
それは
沈み損ねたのですよ

強風に 微風に
打たれては向きを変え
大波に 小波に
押され引かれ流されて

陽を 月光を 星明かりを水と
 ....
うすいろに光る午後の裏口まで
となり街の長い雨が
後ろ姿にくっついてくる
あなたの不在に慣れるより早く
引かれるカーテンは幕のようで
立ち尽くしていた気がする
いつまでもはじまらない舞台で ....
この詩は、題名のみならず、その形式や文体も、また、この詩に引用された詩句のうち、そのいくつかのものも、西脇順三郎によって訳された、T・S・エリオットの『荒地』に依拠して制作されたものである。西脇訳の『 .... 羽ばたいた鳥
空目指して

長い時に
風に舞い
円描く

やがて
枯葉は落ちて
かさり

冬を見渡す
しばれる朝に
日が昇る

手を叩いて
迎えよう
空気が肺に入って ....
朝に聞いた曲
心の目が柔らかく開く

見落としていたもの
忘れていたこと

目玉焼きのカタチに
母が

洗濯したハンカチの色に
父が

リキッドの眉墨には


私の ....
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