はつ冬の影をあつめ歩きゆく 夜 小鳥たちは哀しみの巣をつくる
発動機の音がちいさな心臓をふるわせ
人も鳥も水に逃げようとしている
死は同じひろがりで樹下闇を照らし
美しいものの名をわすれていく
冬 かじかんだ指先が ....
アトリエに 違和もなく 海の 笑む {ルビ音=おと}
感傷の 気まぐれに 黒い蝶 化粧台で 殺し
逆らえない 四十万に 鈴の {ルビ急=せ}かし 空へ  
ただ 近く 月を 手に 取って
泣き ....
ゴンの寺の石段は長くて
自販機はコインを入れても
硬貨が返って来て
缶コーヒーを行きは買えなかった
紅葉が散って行く
登った先の堂宇にある
賽銭箱の前には
男が居て多分僧侶だろう
帰り ....
クヌギの林が枯れました
ぼくはシャクシャクと
林の小路を歩きました

栗鼠がドングリを咥え
樹の幹を登ります

初冬の薄い日光は肌を刺すことも無く
ひっそりと肩を抱き絞めてくれるのです ....
地下街のださいBGMを聞く おなかが空くことよろこんでいる

ちょうどよく綺麗な袋に借りた本入れる下着やさんの綺麗な袋

永遠に生きててほしいイェーイといった気持ちで笑ってほしい

ことば ....
感情が漂白され
漂流していく時空を
速くなったり遅くなったり
緻密になったり大雑把になったり
なんて自由自在に響く移行

魂の打つ突発的な躍動
変拍子や裏拍に
コレハナンダ?
新たな ....
落陽 月光 裸体 抱擁 微動 弱奏

高揚 和声 移調 上昇 同化 終奏

小死 同床 異夢 安綏 睡魔 静寂
黄葉がまぶしく感じられる頃が好きだ
そのかがやきはきっと涯をよく{ルビ悟=し}っている
憧れはあこがれのままに いつも
同じ路を行く あの日日の 路地裏の娘のままの

行き止まりはどこにでも ....
I like poem. I love my poem.
A lot of Poem is People's minds for me.
I like living japan. but I ....
渇きのなかで息をして眠る
渇きのなかに満たされた感情が溢れて
渇き切った体からは涙も出ない
ただ嬉しくて自分をほめて
ただ悲しくて自分を責めて
ずっと繰り返してただ生きていて
呼吸が少し苦 ....
眠れないわけではない
ただ眠らないだけなのだ
そんなこと 知っている




そんなことを知らないだけ




これはやまい?




保険点数稼ごうとす ....
しゃらり
さらさら
銀の音

空があまりにも青くて
ぼくは眼を閉じて
その音がメロディになるのを待っています

湖も凍り
白銀の地平を観てみたいのです

しゃらり
さらさら
 ....
雪の頬 雪の頬
おまえは触れぬ
いかずちの音
花に花に 到かぬ音


熱は奪い 熱は伝う
あえて語らぬ事のために
やすらぐ心は冷えてゆく
水の向こうを 転がる ....
ボクが入ったあとのお風呂には
水虫君たちが
すいすい泳ぎ回っている
クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎ
気持ちよさそうに泳ぎ回っている
そこへ
ワイフが全裸で入ってきた
年を取っている ....
ひかってるひかってる
秋の心臓が
きらきらとおちてゆく

ふみしめられて
冬飾る金のかざりになってゆくんだ

道をたえず染める心臓たちにまぎれ
秋のふぐりも知らん顔してポトポトと

 ....
いつからか分からないけど僕は白線の内側に立っていた
日中の残り香が頬をじわっと暖めていたけれど
僕を笑う人が多すぎてすぐに冷めてしまった
何かのパレードにように後には人々が続き
幸せになりたい ....
この切なさは
何なのだろう
わからない
わからないことが
重々しい
痛い腰我慢して
今日も逢いに行きます
いつもの場所へ

孫カップルの激しい恋よりも
深い想いしんしんと

還暦過ぎて初めて知った
愛の喜び

あの世までも一緒だよと
二世の愛を誓 ....
朝食は
家族そろってご飯に味噌汁
両親は
朝から晩まで一生懸命に働いた
子供たちは
よく遊びよく手伝いをした
テレビは一家に一台
白黒テレビを全員でみた
オヤジは厳しかったが
家族は ....
ひっちゃぶくように
この平凡な喧騒を突き進む
ばれないように 人知れず
重心をちょびっとずつ傾けていく
向かいつつ 逃げていくのだ
白々しく光を浴びせてくる蛍光灯を叩き割る音が後頭部に響く
 ....
病人とJSの因果関係は
本当のところ
よく分かっていない
病人だからJSになるのか
JSになるから病人と診断されるのか
恐らくどちらもあるのだろう
少なくとも病人≒JSは成り立つと言える
 ....
猛反発枕という単語に少し吹いてしまった冬の昼

考えてみれば私も夜寝る時には
猛反発枕になっている

ネット上にうざいだのかまってくんなだの
書くほどうら若き{ルビ乙男=オトメン}ではない ....
失くして
泣いてない
ミトンの片っ方
あの日 も
失くして泣いてはいない
もとっから持っていないものをどうやって失くすの
最初っから
捨てていてくれたなら
わたしのことを捨てていてくれ ....
テレビドラマを見て
心が重くなったり軽くなったり
毎回ドラマで左右されるなんて

身近な恋は一本調子で
私もあなたも表情は
どこか仮面ぽい

ドラマよりもっと最悪?

笑ったり泣い ....
ぼくは彼女のすべてを受け入れることにした
恋に落ちるとはそういうことだ
ぼくを揺らす真っ直ぐな気持ちをぶつけてきた彼女は
性同一障害のために性転換手術を選んだひと

世間ではゲイとかニューハ ....

虹の上
iPadの上に出来た虹の上
あなたは進化する/できない

warning :
you were not there
in the next world war I saw
 ....
小さな風が 

若い稲穂たちの間を 

駆け巡った


あの日 

色をさらわれた景色が 

彩り囁いた


モルゲンロートより 

夕闇より美しく

さざ波立つ
 ....
ありきたりな建物の影から
熱がすっかり移動して
遠くの景色が少しずつ
確かな輪郭を持ち始めた頃
黒く細長い支柱が切り取った背景は
穏やかに収縮していた

後から来るものは皆
他愛のない ....
今日も りゅうが 脱走した
「理由」なんて聞く奴がいるから 逃げだしてしまうのだ
話の尾ひれなんて無視して
ゆらぎは水の色

ゆがむからだのまるみに いかす光彩くねらせて
す ....
水菜さんのおすすめリスト(533)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬光る- レタス俳句216-12-4
- 白島真自由詩14*16-12-4
46×3- ただのみ ...自由詩13*16-12-3
ホットコーヒー- 間村長自由詩7*16-12-3
午後の散歩- レタス自由詩316-12-3
白夜を見たい、そのときは歌を歌ってほしい- 初谷むい短歌416-12-2
ポップ・フィールド- ひだかた ...自由詩7*16-12-2
恋夜- HAL自由詩1*16-11-30
路地裏の娘その後- もっぷ自由詩416-11-30
poem- 水宮うみ自由詩2*16-11-30
渇き- 電光石火自由詩216-11-30
🔸_やまい_と_言われてみれば_確かに_やま ...- 世江自由詩116-11-29
銀世界- レタス自由詩916-11-29
ゆらぎ_さまよい- 木立 悟自由詩416-11-29
水虫賛歌- ホカチャ ...自由詩116-11-29
イチョウとギンナン- 田中修子自由詩5*16-11-29
ヘヴィとメタル- カマキリ自由詩616-11-28
五行歌- 夏川ゆう自由詩216-11-28
シニアのラブ1- ホカチャ ...自由詩216-11-28
子どもの頃の家族- ホカチャ ...自由詩116-11-28
道化中毒- 志田陸自由詩116-11-28
普通- 花形新次自由詩1+16-11-28
反発と課題- りゅうさ ...自由詩216-11-28
ミトン- もっぷ自由詩316-11-28
私はドラマ- minomi自由詩216-11-28
恋について- HAL自由詩3*16-11-28
虹の意図- 由比良 ...自由詩216-11-28
青田風- 自由詩316-11-28
知らない土地に差す陽の隙間で- noman自由詩416-11-28
ゆくえしらず_- るるりら自由詩15*16-11-28

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