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この町には海がないから、手放せない荷物だけ持って町から出よう
沈黙という会話のなか、星屑が空へと降っていく
海に向けて言葉を投げるあなたは、いつかの朝日みたいに輝いていた
地平線から、ひかり ....
現実逃避に散歩した。人と一緒にいるのが辛いから。
腕時計もスマホも本も鍵もなにも持たずに外に出て、
川沿い、田んぼ、池、公園、草むら、海辺、かつての僕が居る、いろんな場所を歩いた。
自然は現 ....
あなたの美しさを追い求め続ける姿を美しいと思ったよ。あなたの美しさが、僕のこころに明日を夢みる力を与えてくれる。
明日、あなたのなかで、僕のなかで、どんな美しさが生まれるんだろう?
それはきっと、 ....
木には、おもちゃがたくさん飾られている
眩しいくらい、飾りが輝いて、木は朝も夜もずっと眠れない
輝きってなんだか虚しいね。死んでるみたいだ
木が、何も飾られていない、夜に眠る木になりたがって ....
無数の素数たちは、真っ直ぐ前を向き、自然数のもとへと走りだすのです。
セミがミンミン鳴くなかを、ひまわりのところへ、かたつむりのところへ、
帰るのです。自然数のもとへ。
自然数の「おかえり」とい ....
彼が世界を美しいと思えるようになるのに二十年かかった。
冬の風呂の暖かさを知るのに、夏の風の心地よさを知るのに、
青空の透明さを知るのに、草原の輝きを知るのに、二十年かかった。
人が海を楽しげに見ている。それだけでその人の心に海があることを知った。
海は言葉を持たない。ので、その人の荷物の本が少し寂しそうにしていた。
本だって文句なしの素敵な海になりたいし、人のなかにも海 ....
I like poem. I love my poem.
A lot of Poem is People's minds for me.
I like living japan. but I ....
寂しさを荷物にして歩いていると、
明るい空が見えた。
そのとき、寂しさを忘れた。
くらやみが、ひかった。
明るさが海の底でキラキラと、笑う。
今までの寂しさを、
海のように、あたたかく ....
あなたは蝶みたいに喋る。
わたしも蝶みたいに喋る。
「喋れない」とも喋れない蝶たちは、ひらひらと舞って、お花畑を自由に飛んでいる。
結局、わたしもあなたも喋りかけられるのを待っていた。今 ....
朝、余りの寒さに明日を忘れた
今日が寒そうにしてる
寒いけど、東から晴れる
お風呂のなかで羊を数える
布団のなかで10まで数える
からだのそばで、羊のぬいぐるみが、こころの空を雲みたいに漂う
羊がやわらかい温度を発し、
湯気のなか羊とともに眠った。Z^z^zと音をたて ....
この星からお星さまたちが、いつまでも見れますように
周りに文章が稚拙だと言われても頑張っている。新しい風景を見て詩が浮かばなくても頑張っている。なにがなんだか分からなくても頑張っている。なーんにもしていなくても頑張っている。いろいろ情報流れてくるけど頑 ....