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死の如き眠りと死とを分かちつつ薄く瞼のひらかるる朝 出会いたい計り知れないこの思いインターネットの靄はらいのけ

暗闇に裸電球パッとつけ余計感じた部屋の暗さを

闇雲に歩きつづける愚かしさ辿り着けない道は狭まり

一度だけ産まれていつか一度 ....
いつの日か人なべて去り果てしのち残らむ椅子の一脚の影 進むべき道を間違え気がつけばひとり花火をみあげる桟橋 言葉という私に属さないもので構成されて今ここにいる 私という何かしらがある幻想を維持するために昼飯を食う 言葉という街の埃に似たものが降り積もりある日私になった どのへんを爪で剥がせばいいのだろう 視界ではない世界が見たい どこまでもここから遠い身体に比喩として手をさしのべている 地球とは叡智を究め滅ぶ星
今日も最期の夢を見ている
蕾さえ開かなくなったこの部屋であなたがいなくてどうして眠るの


なぜだろうマフィンが今日はすごくかたい あした世界がおわるからかな


刻まれた時間のそとで落ち合おう 蕾、マフィ ....
待つことの辛さを肌で感じます。丁か半かと気をもむ日々に

そう思う人に言葉は届かずと書いては消して送信押さず

不愉快な思いで過ごすどう過ごす。助けにもなる日々の雑事が

雨戸開け換気して ....
今朝は雨雪にならずに安堵した今年の冬は無口貫く

冬枯れの樹木に山が覆われてさびれた村に私ため息

我が子より年下なのに熟れているおんなの尻に目を奪われて

寒すぎて真っ裸になれないよ必要 ....
ツンドラに三日月墜ちて小半日そろゝ窓も童話帯びしか


鍵盤に凭れし少年老いやすき高音探しに暮るゝ聖堂


魂は濡らさぬようにふところに忍ばせて来る冬の男ら


おもいでは至る所に散 ....
50年初めて通る恋の道冷えたシャンパン暖かな春 iPhoneの空き容量がわずかですカマボコ板は今日も四角い 8度目の引退試合何回も「やめないで」って叫んでゴング 本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた

的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ....
半鐘の音ことごとく穂を{ルビ搖=ゆ}らしはばたく{ルビ百舌鳥=もず}の{ルビ早贄=はやにえ}を{ルビ祝=ほ}ぐ ひとりではないと教える月夜でもそれでもひとり、ひとりなんだな 恐竜がいたんだとそう 想うこと。
それだけで ほら すくわれてゆく


また一つ やっかいごとが 増えていく
青方偏移。
おとめ ....
「えびフィレオ。チキンフィレオも単品で」にいさんあんた、お金持ちだね


「スタバってWiFiあるの?スタバって」あるよ。あるとも。みんな言いたげ


「街よりもパラオがいいね」って国 ....
逃げたのはおそらく一番人生で大切な鳥、夢が横切る


これ以上吐き続ければ笑顔さえ失くす気がするじぶんへの嘘


黄昏に卑屈にならぬよう歩く知る人もなき異国の街並み


 ....
上っ面の言葉を交わしすれ違う恋人家族その他大勢

本当がまるで無いのになぜ刺したナイチンゲールの胸はくれない

表面張力肥大する星一つ縛れる嘘が行ったり来たり

面倒な人付き合いを弾いたら ....
救いの手、
ここがホントにありがとう
と言える部屋だし、空気が好きだし



憧れる
あおぞら見上げ眩しくて
まじめに翼が欲しいぞ神さま


いえないよ
ずっとまえ ....
蜃気楼
その名で呼んだ色街に
架かって照れてる、夜の虹かも



その過去の
醜聞まみれで死ぬ人生、
夜のうわさの拡散する街


このなみだ
風の奏でる優しさで
洗い ....
スカートのすそひるがえし走りさる君の背中がただ真っ白で

十七才忘れられない最強のあたし恋などバカにしていた

この胸のこの心刺すこのナイフ透明な血をドクドク流す詩

真っ黒なコ ....
風船をふくらましてよ ひとりでに地中海までとんでいくなら


はなれたの それともわたしがはなしたの 派生していくはだかのきおく


さみしさが寄せ集まって血縁の観葉植物(手をつないでて) ....
挿し入れてしばし抽送のち射精無に継ぐ無なり死に継ぐ死なり

‪そがたとえ何十糎あったとて貫けはせぬ触れられもせぬ‬

セックスを鉄骨と言いかえてみるハローグッバイきみと鉄骨
恋愛をもうやめたのねきみひとり《幸せ》になれていいねと風吹く


愁あるおんなの仕草が試される《詩》を書く涙のわけとは無縁の


泣かないで強い大人になるんだろ、わかっちゃいるけど止ま ....
ひだかたけしさんの短歌おすすめリスト(260)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_- いる短歌121-7-31
短歌千首迄は詠めない- こたきひ ...短歌421-6-23
_- いる短歌121-6-16
- 秋葉竹短歌621-6-13
_- いる短歌321-6-8
_- いる短歌221-3-25
_- いる短歌421-3-23
_- いる短歌121-3-22
_- いる短歌121-3-21
地球- TwoRivers短歌4*21-3-21
蕾、マフィン、そして明日- はるな短歌721-2-9
忍ぶれど廃- りゅうさ ...短歌221-2-9
冬のうた詠む- こたきひ ...短歌321-1-24
十二の落首- 道草次郎短歌3*21-1-23
50年初めて通る恋の道冷えたシャンパン暖かな春- 北大路京 ...短歌321-1-14
iPhoneの空き容量がわずかですカマボコ板は今日も四角い- 北大路京 ...短歌121-1-14
8度目の引退試合何回も「やめないで」って叫んでゴング- 北大路京 ...短歌121-1-14
敗北者とか負け犬とか- こたきひ ...短歌721-1-10
早贄- 道草次郎短歌2*20-9-24
- 道草次郎短歌1*20-9-3
恐竜が- 道草次郎短歌1*20-8-11
街で- 道草次郎短歌220-8-9
事実無根の、幸福でした。- 秋葉竹短歌320-8-5
胸は紅- 為平 澪短歌820-7-21
翼が欲しいぞ、神さま- 秋葉竹短歌420-7-15
白痴- 秋葉竹短歌620-7-10
アオハル春雷- 秋葉竹短歌320-6-28
ひだり肩越しに見る夜- ことこ短歌3*20-6-13
性交- ブッポウ ...短歌220-5-19
風に舞う夢- 秋葉竹短歌520-5-9

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