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50年初めて通る恋の道冷えたシャンパン暖かな春 iPhoneの空き容量がわずかですカマボコ板は今日も四角い 8度目の引退試合何回も「やめないで」って叫んでゴング 本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた

的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ....
見つかって、見つからないよと君が言う。まるで透明人間みたいに。

目に見えない電車に昨日乗りました。ゆられていく先すら分からずに。

打消し線の線を取り上げ弦にする。ラ音の調べ、この世のものか ....
半鐘の音ことごとく穂を{ルビ搖=ゆ}らしはばたく{ルビ百舌鳥=もず}の{ルビ早贄=はやにえ}を{ルビ祝=ほ}ぐ ひとりではないと教える月夜でもそれでもひとり、ひとりなんだな 恐竜がいたんだとそう 想うこと。
それだけで ほら すくわれてゆく


また一つ やっかいごとが 増えていく
青方偏移。
おとめ ....
「えびフィレオ。チキンフィレオも単品で」にいさんあんた、お金持ちだね


「スタバってWiFiあるの?スタバって」あるよ。あるとも。みんな言いたげ


「街よりもパラオがいいね」って国 ....
逃げたのはおそらく一番人生で大切な鳥、夢が横切る


これ以上吐き続ければ笑顔さえ失くす気がするじぶんへの嘘


黄昏に卑屈にならぬよう歩く知る人もなき異国の街並み


 ....
上っ面の言葉を交わしすれ違う恋人家族その他大勢

本当がまるで無いのになぜ刺したナイチンゲールの胸はくれない

表面張力肥大する星一つ縛れる嘘が行ったり来たり

面倒な人付き合いを弾いたら ....
救いの手、
ここがホントにありがとう
と言える部屋だし、空気が好きだし



憧れる
あおぞら見上げ眩しくて
まじめに翼が欲しいぞ神さま


いえないよ
ずっとまえ ....
蜃気楼
その名で呼んだ色街に
架かって照れてる、夜の虹かも



その過去の
醜聞まみれで死ぬ人生、
夜のうわさの拡散する街


このなみだ
風の奏でる優しさで
洗い ....
スカートのすそひるがえし走りさる君の背中がただ真っ白で

十七才忘れられない最強のあたし恋などバカにしていた

この胸のこの心刺すこのナイフ透明な血をドクドク流す詩

真っ黒なコ ....
風船をふくらましてよ ひとりでに地中海までとんでいくなら


はなれたの それともわたしがはなしたの 派生していくはだかのきおく


さみしさが寄せ集まって血縁の観葉植物(手をつないでて) ....
挿し入れてしばし抽送のち射精無に継ぐ無なり死に継ぐ死なり

‪そがたとえ何十糎あったとて貫けはせぬ触れられもせぬ‬

セックスを鉄骨と言いかえてみるハローグッバイきみと鉄骨
恋愛をもうやめたのねきみひとり《幸せ》になれていいねと風吹く


愁あるおんなの仕草が試される《詩》を書く涙のわけとは無縁の


泣かないで強い大人になるんだろ、わかっちゃいるけど止ま ....
星、滲む
つまり空には愛があり
あたたかい風、吹いてしあわせ



爪を切る
切って尖らせその頰を
血の滲むまで愛してみたい



夢をみた
天使のような顔をして
わた ....
「好きでした」一行の手紙が時を止め君が綺麗な声で泣く春



きみの乗るスクーターにはあの頃のセピアの記憶をまだ積んでいる




弓なりに背を反りかえし喘いだらダメだとわかって ....
過ぎてゆく疾風が眼を切った冬、春を信じてただ走る君



見られるのが嫌だなんて言わないで正しい片恋なんて知らない


あの雪で転んで笑われやけくそで手渡したチョコでも想いは ....
生きている
だけでいいんだまるもうけ
もしも食べずに生きてられたら


そんなわけ
じつはないからがんばって
泣かないように慎重になる


星降る夜
昼間に降った雪の ....
骨の回りに肉が付いて、肉の内部に張り巡らせた管を血が巡る
それらを皮膚が袋になって包む

Jr線の駅の構内
自動券売機の上の路線図

見上げる度に私は連想してしまう

地下に埋まる水 ....
星が舞う。
ような気のする冬空に
赤や黄色や青の、花火よ。


爪を砥ぐ。
まるで刃物の冷たさを
こころに刻んでいる、冬の夜。


夢のあと、
楽しいパーティで出 ....
めらめらと陽炎揺れる繁華街欲望勝手に走り出す

黒和服凛々しき姿は美しく遺影を抱いて霊柩車

眼を病んで片方失う人からの電話着信明るいメロディ

黒髪が老いて衰え真っ白に姉の青春今何処なり ....
今朝は雨
冷たい雨

空には雨雲

予報では終日降るらしい

晴天あれば
雨天もあるさ
なんて言ってられない

午前八時から十七時まで
屋外作業の俺には
雨風雪の類いは直にこ ....
《中央》を
突破する恋、選んだの
絶対未練が残らないように


ああ、それで
目の前の世界が音立てて
《冷たく》崩れる未来も知ってる


夜明けには
《たったひとつの》願望が
 ....
みずうみに
おれんじの泡を沈めたら
柑橘しぶきのみずうみ夕闇


葉の落ちる
ソファーの上に西陽さし
どくどくどくと心が鳴ってる


一匹の
星座の名前を知ったあと
 ....
アレをする
理由がほしい君が好き
なのですからと、ちゃんとアレする


夕焼けの
死んでしまったこの街で
天使のふたりを信じたバカ有り


空の下
全てが青く染められそう ....
美しい
貴女に呪いをかけたいな
どんなときでも私を好きって

水溜り
アメンボの波浮かんでる
まるで世界が変わるきっかけ


傷ついて
三日月尖って空高く
心が鋼という嘘も知る ....
その恋が私の孤独にそっと触れ、驚いた目に涙がにじんだ



今もなお、身捨つるほどの祖国はあるか、詠んだ修司の心が聴きたい



すすき野を遠くの月を眺めつつ君を誘って歩くと、鈴虫 ....
ひだかたけしさんの短歌おすすめリスト(247)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
50年初めて通る恋の道冷えたシャンパン暖かな春- 北大路京 ...短歌321-1-14
iPhoneの空き容量がわずかですカマボコ板は今日も四角い- 北大路京 ...短歌121-1-14
8度目の引退試合何回も「やめないで」って叫んでゴング- 北大路京 ...短歌121-1-14
敗北者とか負け犬とか- こたきひ ...短歌721-1-10
短歌5首- おぼろん短歌9*20-11-10
早贄- 道草次郎短歌2*20-9-24
- 道草次郎短歌1*20-9-3
恐竜が- 道草次郎短歌1*20-8-11
街で- 道草次郎短歌220-8-9
事実無根の、幸福でした。- 秋葉竹短歌420-8-5
胸は紅- 為平 澪短歌820-7-21
翼が欲しいぞ、神さま- 秋葉竹短歌420-7-15
白痴- 秋葉竹短歌720-7-10
アオハル春雷- 秋葉竹短歌420-6-28
ひだり肩越しに見る夜- ことこ短歌3*20-6-13
性交- ブッポウ ...短歌220-5-19
風に舞う夢- 秋葉竹短歌520-5-9
春の風- 秋葉竹短歌720-5-5
さまざまな世界で鴉が鳴いている- 秋葉竹短歌820-3-27
この猫め、あたしを孤独と思うなよ- 秋葉竹短歌720-3-5
宇宙(そら)よ- 秋葉竹短歌620-1-11
路線図- こたきひ ...短歌319-12-9
冬の星- 秋葉竹短歌519-11-26
歌詠みに与えない歌- こたきひ ...短歌219-11-24
今朝は雨- こたきひ ...短歌2+19-11-11
失恋騒動、勃発中- 秋葉竹短歌4+*19-11-9
鳴る心- 秋葉竹短歌8+19-11-4
止まずの風吹く- 秋葉竹短歌6+19-10-29
たどり着いたらそこは夕凪- 秋葉竹短歌719-10-21
『叫び』- 秋葉竹短歌419-10-13

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