白い屋根にかき氷大盛り
盛り上がった白魔の峡谷
側に運び出す白熊をかき分けて
こんなところも道なのだ
人が動いている
冷たく濡れたトイレットペーパーが
次から次にちぎれ降ってくる
避けれ ....
破壊が起きた
一番あなたが大切にしていたもの

変わり果てた姿を雲が覆い
墨色の雪が降る

ただ見ているしかない苦しみ
布団ごしに
差し出された 夫の手

腕ずもうするみたいに
握ってみたら

涙が 溢れてきた

体の中で
飽和していたものが

やっと
機を捉えて
流れだした

そんな ....
 わかい母の呼びかけに首を振り
 父の実家のお座敷で小走る
 ニワトリの様な女の子
 おむつが外れてから
 便意を我慢してしまうクセのついた子の
 浣腸でひとそうどう

 陽のあたる縁側 ....
風穴あけろ
土手っ腹に大砲撃ち込み
鬱屈/閉塞した時代を導く道標
突き抜けて {ルビ宙=ソラ}

沸点上昇
オポチュニストの血が騒ぐ
夢や希望を臨界まで濃縮し
核融合を引き起こせ
や ....
だれもいないディスプレイを眺めて
だれとでも会話できるわたしはいない
時間という記憶だけが過ぎている
だれもがいる夢の中で

人為的に造り替えてきた
もはや自然はどこにもないのだ。
 ....
名前のない
ゆらめく魂が

夜の端で
少しだけ、
寝返りを打つ

遠くで
赤い灯がまわる

火元はもう、
地図と一緒に燃えたのに
残酷な温もりだけが、
まだ配られている

 ....
幾日も 焦燥感に さいなまれて
ある日 ハヤの泳ぐ川の水が
ありありと 心の中に流れる

澄んだ 水の感触 腹黒さも胸の焼けたような虚しさも
済んだ

棲んでいると からだの内側 ....
寒さで遠くまで行くのが面倒になった
テレビでは車でのがいしゅつはお控えくださいと言っている
静かに過ごすのが良さそうだ
言い訳しなくても環境が行動を決めてくれる

布団に潜って夢の続きを見る ....
祈ることはいつだって丁寧さに連結され、そして場合によってはさらにそこにけっして焦ることのない時間が上乗せされる。
たとえば某初代特撮俳優のドリップコーヒーの淹れ方。細口ケトルからお湯を一滴一滴。まる ....
やや横向きの

その顔と 相対した時

いつだったか

どこかで見た気がした

気づいたのは

ついさっき

このまえ夢に見た

亡き祖父の顔

私に

助けて ....
街の灯も 音のない雪。


歩幅をかえることのない
繰り返しの日々に
息を潜め

あからさまな
白い息に
暖くもりをもとめる夜


夜の戸の音は控えめで、
永くな ....
そうやってわができていくんだね

とじられてると
勘違いして

ブラウン管の向こうから
なら
あおぞらのむかいがわ
7等星のレンズから
おうとつを簡易変換したくないほどには
さみし ....
その辺に落っこちている恋じゃ嫌なの

いつだって“とっておき”が欲しい
これが必然とでも言うような
運命の出逢い
出逢うべくして出逢い
触れ合えば稲妻が迸り
このひとに出逢うために産まれ ....
きみ、
ゆるふわの、
お饅頭さん、
見ているだけで、
ほんのりと甘そうな、
おさげ頭のお饅頭さん、
その笑顔のとぉーってもカワイイ、
まるで白いまんまるの生地に、
切れ目が入っているか ....
遠くでジャズが鳴り響いてるわ

わたしは花

硬くてしなやかな金属の塊

あなたのために

二人のために

100万人の誰かのために

永遠を見つめ続ける花

季節は巡 ....
ただ息をしているだけで良かった

ただ素直に1秒1秒生きて

雑草に意味がないように
私だって意味がない

何かをしなければならないわけでもなかった
ただ寝転んで、そこに何も意味がない ....
この爪も足も、目も
年が明けたというのに
冬の呼気も感じるのに
まだあの日に囚われている
一年前は雪だったよ
今年も寒風は強かったよ
こたつも古いのはステッカーを貼って出したよ
あなたの ....
物は考えようだ。
何が災いするか分からないかわりに
何が幸いするか分からない

終りというゴールを目ざして
ひとすじの道を歩いている
命尽きるまで生き切る

道では、
さまざまな存在 ....
嵐はその温かさの周りで漂う愚痴と怒りの賛美
いとけなく歩行の繰り返しは静かに動き回る
一日を試す内にすべからく悲哀から逃れようとする兎
愛は超えなければならなかった嘘だ
同士の故郷なんてその原 ....
夜の底で櫻が燃えてる
触れなば散るらむ風情で
ほとほと と
このままいっせいに散ってしまえば
黄泉比良坂の道のりも
仄かな明かりに照らされて
淋しい騒めきを鎮めてしまう
 
櫻の散り際 ....
ねぇ月さん
会いたかったんだ
知ってた
君はずっといたこと
会えたのがうれしくて
たくさん話したいけど
どこから話せばいいんだろう
いったいどうしたんだろう
夜になったら会えるのに
 ....
静かな達成感を味わう朝

日頃
後ろ髪を引かれることに
着目できる朝

棚やマットの下も
掃除機をかける

玄関を拭いて
盛り塩も新しくする

日頃
どかさないところも
丁 ....
降りしきる雪、透明な高音のつらなりが織りなしてゆく、その切なくてはかなげな氷のメロディー。冷たさと美しさはしばしば連結して僕たちを魅了する。そして冬は女の子をもっとも白く冷たく見せて、その表情を可愛く .... 闇を聴く
しんとして静かな
冴えかえる闇を。

闇を聴く
しんとして静かな
冴えかえる闇を聴くと、
よごれにごっている私のこころが
うきぼりになる
けれど
私の終りを思うと
闇に ....
第一章 潮流が運んだ文明の種子:縄文からシュメールへの航跡
日本史の通説において、縄文時代という数万年に及ぶ悠久の時間は、豊かな森の恵みに依存した定着的で静かな狩猟採集社会として語られるのが常でした ....
薄暗がりの岩窟に
 女がいた


美しさは普遍の 時を超越し

時代の制約する 美の価値など問題にせず、

活きた存在であるがため

心をうつ

わたしの存在など

気づき ....
でも
また君の
大きさも小ささも
あのあたりだからここらへん
しばらくしたら
あちら側のこちら側

しかし
どうにも左だから
そう思うと右で
でも
右だと左なるし
戻るから進ん ....
https://suno.com/s/e5MleGnfqqAA3w1b

鍵を見つけたよ
扉を見つけたよ
鍵穴を見つけたよ
扉を開けたよ

なんてすてきな世界

靴を覆い隠す
くる ....
 私が所属する同人誌は一九七七年の創刊です。誌名は『新怪魚』といいます。
 私が入会したのは三二才、『新怪魚一〇号』からです。その『新怪魚』は、昨年暮れに一五六号を発行してます。
 私は創立会員で ....
夏井椋也さんのおすすめリスト(605)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
巣穴のふたり- 唐草フウ自由詩4*26-1-29
Hakai- 自由詩7*26-1-29
臨界- 花野誉自由詩15*26-1-28
トイレトレーニング- リリー自由詩11*26-1-28
一点突破!- りつ自由詩4*26-1-28
不可逆的な変化- 洗貝新自由詩10*26-1-28
透明な残火- atsuchan69自由詩16*26-1-27
はらぐろくも_むなしくもない- るるりら自由詩14+*26-1-26
休日夢出勤- 自由詩9*26-1-25
祈りとコーヒーと- 本田憲嵩自由詩1626-1-25
舵取り- 花野誉自由詩9*26-1-24
雪男- 月乃 猫自由詩1326-1-24
- wc自由詩826-1-24
完璧な恋- りつ自由詩8*26-1-24
お饅頭さん- 本田憲嵩自由詩1126-1-24
造花- 洗貝新自由詩10*26-1-24
全ては過ぎ去る- 弥生陽自由詩15*26-1-17
土曜日のまま- 唐草フウ自由詩12*26-1-16
心次第_※(音楽付き)- こしごえ自由詩9*26-1-15
手の内の手の内- 弥生陽自由詩526-1-14
櫻が燃えてる- りつ自由詩6*26-1-12
Hello_Moon- 自由詩726-1-12
静かな達成感- 花野誉自由詩9*26-1-12
氷のソナタ- 本田憲嵩自由詩1126-1-11
闇を聴く_※(音楽付き)- こしごえ自由詩10*26-1-11
生成_AI_が夢想した縄文とシュメール:海の民の伝承- atsuchan69散文(批評 ...10*26-1-11
美しい女- 月乃 猫自由詩15*26-1-10
分からないから分かるけど分からないけど分かる- 弥生陽自由詩726-1-9
森園(過去作)音楽- wc自由詩13*26-1-8
詩誌を終活する- たま散文(批評 ...14*26-1-7

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