毎晩電話越しに幾つもの愛の言葉を
君だけには贈ってきたというのに

詩を書いて欲しいなんてどうして言うのだろうか
僕が作詞苦手なのを知っているくせに


空、雪、虹
命、死神、桜
そ ....
電車の中
向かい側に座る誰か
死んだ時の顔を練習しているのか
ぐったりとしていた
でも画面を見ている間だけは
生きた人間の姿に戻って
ブルーライトに照らされた青い顔は
夜の開演五 ....
明日の君は今日の君より美しい

一秒ごとに綺麗になっていく

{引用=
そんなこと聞き慣れてしまっているんだろう




愛してる 好きだよ 大好きだよ
綺麗だよ 美しい セク ....
よごれた皿を洗うことはたやすくできる
こころを洗うことは容易ではない

精神のよごれが頂点に達して
いつもこわれっっぱなしの回路をさらに脅かす
どこの惑星で治療をうけたらよいのか

基本 ....
ドクター中松の靴で富士登山やけに激しい風が吹いてる 初デートカーステレオでさだまさしやけに激しい風が吹いてる 出前また出前百物語かな 山霊を右に感じて富士登山 吐き出せば 楽になる

だけどこの世には

吐き出せる場所がないよね

なぜこんなに人を嫌うのだろう

それなのに

なぜこんな人で居るんだろう  
背中が寂しいと言ってたけど
背中には答えない

まっすぐ私を見て
私の目を見てみ

何かわからないことがあるか?


愛なんて問うな
こんなに愛されていて   
渇いている

ビシビシと割れた皮膚は
一目瞭然

渇いている

少しの言葉で
心が惑わされるほど

渇いている

渇愛を渇望しているから
今息をしていることに

渇き ....
私から、
なにかが抜け落ちている。
そんな気配がして
足元を見ると、
枯れたことばの欠片たちが
犇め ....
                 150912

石の上にも三年といわれ
経験を積まないうちは、現状批判的な意見は言わないように謹んできた
このたび労働者派遣法の改定で同一の職場では3年以上 ....
空に向け背骨を伸ばす登山口 知人はたくさんいるが
友人は少数精鋭

どこまでが知人で
どこからが友人か
このダルい領域の話は個人的にどうでもいい

ただ友達っていうのはな

思い出した時に
頑張れよって心の底 ....
祈りって
なんだ。

どうやって祈る。

同じだ。

跪いても
酔いどれても

神には聞こえてる。

聞こえないのは
私のほうだ。

幾度となく語りかけるその返事を
私 ....
私が9月を楽しみにしているのは
ちょっとした理由があるからなんだ

私が嘘をつくことがあるのは
ちょっとした理由があるからなんだ

私が金木犀の香り好きなのは
ちょっとした理由がある ....
景色が青で満ちていた
空気が青色をしていた時間
海と空と液体酸素
この世に青は多いのに
人間は青を憂鬱にしたから
青い憂鬱が僕らを包み込む
溜め息
美しい景色に ふっと
窓が曇り掠 ....
どんなに不合理に見える言動や行動にも必ず
それに対応する心的(真的)現実がどこかにあ
り――それは遠い過去の記憶やもしくは世界
のどこかなどに――それを見つけ出し正しく
反応した場合にのみ、個 ....
雨の夜
傘をさして街に出る

顔も知らない人に会うため
自分じゃないような早足で目的地に向かった

複雑で微妙な心境
臆病な人見知り

本当に会いたかったかどうかは
今もよくわから ....
        150910


ぬけた!
 ぬけたよ
ぬけぬけとぬけたんだよ
ぬけがけのだちんものこさずに
ぬけたおれたちをのこし
そこなしぬまのほとりにおきざりに
ず ....
水時計に溶けていた
血液の雫があって
時計の器の外には
一枚の翼が堕ちている
静かな痕跡がある
誰しもの夢のなかで
真夜中にも時間を報せる
いっぱいになった
聖なる水時計は
透明な水 ....
自然であること自然に衰えてゆくこと

ぶつかりながら消耗しながらもえつきる流星

いつ どこで

誰が 何を 何故?

自分のだけの視野で批評も感想もなくて
生きることも可能だが
 ....
安保法案反対もデモも自由だけど、「強行採決」という言葉を使う意味が分からない。与党が法案を通せる議席数を持っているのは、投票者による投票行為の結果であって、それを否定するのであれば民主主義から否定しな .... 駆けた
夜の夢を
君のために
その熱量は
人生で一番荒いから
足が燃えた

賭けた
指差す方向どちらに
行く方が正しいか
それに答えはないので
手のひらは燃えた

掛けた ....
感情があるからダメだったのか
そんな訳はないと思いながらも
否応無しに下がっていく体温


勝手に好かれて
勝手に嫌われて
何の説明も無いまま進んで
いつの間にか無かった事 ....
戯れが過ぎたのか
名月が遠い 待てない心臓が加速始め

この訪れの麗らかさを

深呼吸トクトク鼓動にはもって上体を反らして

螺旋の儚い軌道を静止飛んでいる

ひたひたの心に ....
何か
   
大切な物が 欠けて
情緒が欠落している

月に
力を
借りただけ

魔力が落ちないように
ヒトを
食っただけ



だから どうした
眠れない夜だったから
架空の国へ出かけた

王位継承
森の魔物
結界の霧雨

本を閉じると
外も
いつのまにか雨

この雨が結界なら
私も連れ去ってくれ

見わたす現実の
 ....
銃口を突きつけられた一休にやけに激しい風が吹いてる
たけしさんのおすすめリスト(591)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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銃口を突きつけられた一休にやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌315-9-3

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