すべてのおすすめ
贅沢な感覚の増す 時を澄ます窮の弓が張る
移ろい四季は何者に身を委ねたのか
とても暖かい
案ずることを止めないが
四季はいつだって研ぎ澄まされた手先からの仰ぎもので
意志を持って ....
仙台のお米
漬物
ずんだあん 餅は自分で焼けと
自家製イチジク干し柿
でっかい梅干しと活用法
牛タン
LOOKチョコレートのずんだ味 お!何だこれは!
そして手紙
小学校からの ....
生真面目マジマジ子
神経質なマジ マジ子
私はマジ子
少し疲れたマジマジ子
生真面目に合わない世の中を
怒って泣いて消化する
怒って泣いてを繰り返し
今に至るマジ マジ子 ....
鳴き声が障る
テレビの音量が障る
夕方 食事の準備をするか 外の洗濯物を取り込むか
どちらを先に行うか迷う容量空きのない思考が 障る
SDなんて持っていない 機械なんて障れない ....
剥ぎたい
もしくは
突破したい
この皮を削ぎ落として生まれ変わりたいくらい
直立不動に酔いたい
頼もしかった諸刃を振り回していた鏡の世界に
会い ....
戯れが過ぎたのか
名月が遠い 待てない心臓が加速始め
この訪れの麗らかさを
深呼吸トクトク鼓動にはもって上体を反らして
螺旋の儚い軌道を静止飛んでいる
ひたひたの心に ....
いつの間にか齢が乗で増すかのように
蜘蛛の巣に向かって
痛い女を額に付けて前進ならぬ重い漸進に
哲学を日用品に出来ない冷汗で自身をクールダウン
させて
いる
どの角度から見て ....
泥まみれの夕立一粒に願懸け命懸け
立ち上がろうと 己に跪き独眼に見渡す
屍の点描
永遠の夕立 その隙間で呼吸を呼吸を途絶えないように
大事に大事に膝に触れ 感触の泥まみれを皮肉にも このだ ....
願い増しては乗の極みの先端の桁の永遠
左様と云う右様と申す
ささくれ程の次元でしか世が明けない
バジャラ菱の綾取り繰り返す
司り彩る一言の宇宙の空と海
を仰ぎ仰 ....
口がぱっくり開いていては 無様極まりない 故
嫉妬と憧憬を繰り返し腹式呼吸に整えてゆく 否
めない惚れ
火の打ち所のない情熱 つまらぬ炎の揺れ
非が天へ掻き消されて 冷静霊的にのみ或
....
身籠って 産み落として
遠のいていった 円の扇子
縹色に染めた夜空を次元のフィルターに通して
オパールが形を整えてゆく 円から欠け円へ満ちる
側面と円柱と竹のよう
東へ西へ梯子に ....
傘の存在しない国の雨の髪
かつて 私は素を求め手を 合わせ
智慧と祈りの谷間で不完全さの完璧を認めてもらう為
老婆の姿に斥力に撥ねる 若気と蒼穹を追いかける青の一筋を
巧みに連ね 貫いた
....
痰に執着が絡んで上手く吐き出せない
過去に想いを馳せて 石橋を叩いて 渡らない
どの様な姿が陽に当たって影は無念だったのか
それとも地平線まで心は太平であったのか
おぼろげな足取 ....