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夜空でフラミンゴが歌いながら
右足を差し出すとき
月影は大地をそっと染めながら
ガラパゴスウミガメは
まるで天球を月が
動く速さでゆったり
未来へと歩みを確かめる
*
夢の ....
天空へ誓いを立てる
誰しものあらゆる未来は
どんなに辣腕な判事によっても
きっと裁くことは
難しいのだろう
大地へ疑いを晴らす
誰しものあらゆる未来は
どんなに敏腕な検事によっても
....
水時計に溶けていた
血液の雫があって
時計の器の外には
一枚の翼が堕ちている
静かな痕跡がある
誰しもの夢のなかで
真夜中にも時間を報せる
いっぱいになった
聖なる水時計は
透明な水 ....
恥ずかしそうにして
横たわる真白い身体の
すぐ近くにある
誰も知らない部屋で
あの扉を開くことができる鍵穴に
ぴったりと
はまり込む
秘密の白い鍵穴に
鍵を当てはめる
Eroti ....
かき氷を
噛み締める音が
透き通る
氷の粒の結晶は
ちょうどひかりが
零れおちるみたいに
花火の黄昏にある音のように
ころんころんと
ふたりの記憶のなかでも
響いている
ずっと ....
産まれたばかりで
まだ間もない
黒猫を拾う夢を見た
朝を迎える港で
潮騒が聴こえる
僕はその秋まで
確かに遠い港の桟橋にいた
すでに真夏が
終わる記憶のなかで
南太平洋の海風が
....
真夜中から
目を覚ます夜明けは
地球のどこかで
随分と消えていたはずの
絶望やら希望をも
まだ柔らかく包んでいる
颯爽として
朝食の準備をしながら
太陽の日射しがからっと音を
立 ....
たけしさんのりゅうのあくびさんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ちょうど動物園の夜空で
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りゅうの ...
自由詩
18*
15-9-24
未来裁判
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りゅうの ...
自由詩
3*
15-9-19
水時計と妖精の翼
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りゅうの ...
自由詩
9*
15-9-9
Erotic_Hazard
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りゅうの ...
自由詩
7*
15-9-2
かき氷の遠い夏の音
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りゅうの ...
自由詩
10*
15-8-31
貝殻と港のある遠い夢に
-
りゅうの ...
自由詩
12*
15-8-25
恋をする夜明けの森
-
りゅうの ...
自由詩
6*
15-8-20
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