僕は何を怖がって
視線を落とし街を歩くの?
向こう岸へ
向こう岸へ
そんな所に君はいないから
僕は一体何に怯えて
光ある方へ流れるの?
知らない世界が見たいだけ
知らない景 ....
星空にふる雨
地に眠る歓喜
引き寄せあう結晶が
ハレルヤ
一筋の嘆き
君は明日を笑う
砂象の怒り
食べつくせない果実
振り返ると渦を挑発し
いつまでも感情は ....
舐めたら甘い三日月
抱きしめて欲しくなる
満月でも新月でも
抱きしめて欲しくなる きっと
シンデレラの赤い部屋
ガラスの靴を脱ぎ捨てて
七色の声のABC
ウインクで魔 ....
夜空でフラミンゴが歌いながら
右足を差し出すとき
月影は大地をそっと染めながら
ガラパゴスウミガメは
まるで天球を月が
動く速さでゆったり
未来へと歩みを確かめる
*
夢の ....
葛餅をひとつ買いたる小さき手
写経して臨みたる百物語
さっきまで男だったスカートで胡座
オスの人魚だから見せない
どこかから怒鳴り声が聞こえる
悲鳴でないだけ良いのかもしれない
灰色の恐怖 圧迫感
その あまりに巨大で
要塞のような塊は
視界から見切れてしまう
圧倒的な質量の、壁
....
頬つたう涙の重さは何グラム?
泣いても泣いても軽くならない心
君の取扱説明書
注意書きに
愛だけじゃ動きませんのメッセージ
電車乗り継いで海へ
ロング缶のビールを半分こして歩く
夏の終わり もう秋かな
はじめて手を繋いだのはいつだったかな
はじめてのキスはコーヒーの味がした
ふたりだけの世界だった
ね ....
コスモスは頭が重いので
ふらふらしながらたっています
彼岸花は
視線が痛いので
ぴりぴりとんがって咲いています
風は平等に
ふいています
花にも
わたしにも
あなたのピアノは氷のように
わたしの胸を貫くの
どんなに謝っても
膝まづいても
許してはくれない
わかっているのに
立ち去れないわたし
そろそろ
滲む街の灯りがわたしを冷たく包む時間が ....
あの日に近づく合図は
金木犀が香ること
最近よく見る夢は
ブラックコーヒーに
溺れてゆく私
角型よりも
山型の食パンが好き
通学電車でおしくらまんじゅう
数学の ....
「いらっしゃいませ、こんにちは」
こんにちは 尻文字マンです。
「店内でお召し上がりでしょうか?」
わたしは尻文字マン。
店内でお召し上がりです。
チーズバーガーをくださ ....
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる
フラれた 月曜日の女にフラれた
週刊少年ジャンプのせいでフラれた
最近はONE PIECEしか読まないようになっていたのに
フラれた 火曜日の女にフラれた
踊るさんま御殿のせいでフラれた
....
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている
剥ぎたい
もしくは
突破したい
この皮を削ぎ落として生まれ変わりたいくらい
直立不動に酔いたい
頼もしかった諸刃を振り回していた鏡の世界に
会い ....
いちばん高次なものに
寄り添った
同化した
手をあわせた
ゆびさきをあわせた
スロープ
地滑り
自分の都合を消した
闇へ
光へ
感謝できない ....
銀の鈴
しゃらりしゃらりと
花魁道中
あくがれの君に
男騒めく
独り占めできぬ恋百物語
嫐という字の男が憎い
尻文字で詫びている
とても悲しい気持ちに
なった時が前にあって
そこから海を求めるようになった
波の音を聞いて
潮風の香りを感じ
一粒涙を流したら
気がつけば
海に浮かぶ
海月になって ....
靴下をたらしサンタを待つ子どもやけに激しい風が吹いてる
5合目でカラータイマー点滅しやけに激しい風が吹いてる
天空へ誓いを立てる
誰しものあらゆる未来は
どんなに辣腕な判事によっても
きっと裁くことは
難しいのだろう
大地へ疑いを晴らす
誰しものあらゆる未来は
どんなに敏腕な検事によっても
....
あてどもなく私は私だけの絵画を求め歩いてゆく。
町を抜けると海に出る。
なぜだか私の見る海はいつも孤独に満ちている。
停泊している貨物船に群がる鳥たちの声も聞こえない。
待 ....
たけしさんのおすすめリスト
(591)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の街_僕を消して
-
凍月
自由詩
5*
15-9-25
無題
-
アラガイ ...
自由詩
12*
15-9-25
シンデレラの赤い部屋
-
北大路京 ...
自由詩
7
15-9-24
ちょうど動物園の夜空で
-
りゅうの ...
自由詩
18*
15-9-24
葛餅をひとつ買いたる小さき手
-
北大路京 ...
俳句
2
15-9-24
写経して臨みたる百物語
-
北大路京 ...
俳句
2
15-9-24
さっきまで男だったスカートで胡座
-
北大路京 ...
自由詩
1
15-9-24
オスの人魚だから見せない
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-9-24
コンクリートに殺される
-
凍月
自由詩
3*
15-9-24
頬つたう涙の重さは何グラム?
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-9-23
君の取扱説明書
-
北大路京 ...
自由詩
6
15-9-23
そばにいてくれるだけでいいからなんて嘘
-
北大路京 ...
自由詩
5
15-9-23
風の中
-
朧月
自由詩
5
15-9-23
夜の街角
-
レタス
自由詩
2
15-9-22
あの日になったら
-
瑞海
自由詩
6*
15-9-22
尻文字マン、ハンバーガーショップへ行くの巻
-
北大路京 ...
自由詩
3
15-9-22
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
5
15-9-22
月火水木愛されたい_金土日も愛されたい
-
北大路京 ...
自由詩
5
15-9-22
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている
-
北大路京 ...
自由詩
2
15-9-22
痛い思考~神秘と現実
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
12*
15-9-22
神々への距離
-
吉岡ペペ ...
自由詩
5
15-9-22
吉原幻想
-
レタス
短歌
1
15-9-21
独り占めできぬ恋百物語
-
北大路京 ...
俳句
1
15-9-21
嫐という字の男が憎い
-
北大路京 ...
自由詩
5
15-9-21
尻文字で詫びている
-
北大路京 ...
自由詩
4+
15-9-21
海月
-
瑞海
自由詩
7*
15-9-21
靴下をたらしサンタを待つ子どもやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
4
15-9-20
5合目でカラータイマー点滅しやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
1
15-9-20
未来裁判
-
りゅうの ...
自由詩
3*
15-9-19
疼き
-
ヒヤシン ...
自由詩
8*
15-9-19
1
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