すべてのおすすめ
一月の波を 波を照らす陽を
信じぬほうがよい



言葉への畏れを知らずに言葉を書くものの喉を
すべてすべて 掻き切ろうとしているのだから








 ....
肩が凝って仕方がないので
ビックカメラに行って
最新式の肩を買って来た
ポイントを使ったので29800円だった
今の肩を簡単に外せる工具が
付いているし
要らなくなった肩は無償で
リサイ ....
みんなが思う命ってなんだろうな?

好きでもない人との子供が生まれた いらない
結婚した夫婦に子供が生まれた うれしい

アリが死んだ どうでもいい
ネコが死んだ かわいそう

雑草を ....
朝の光を呪うなら寝床の中で、積もり積もった夜の逡巡に埋もれて震えながら
妙にかすれた猫の鳴声が聞こえる、目を覚ましたばかりなのかもしれない
大型の車両が集まり、道を掘り返す準備を始 ....
カッとなってたまるもんか!とカッとなる

天井が月面みたいに見える

またあの発作が来るのかな

布団にくるまり待っている

カッとなってたまるもんか!とカッとなる


慣れるこ ....
僕が語りかけているのはあなただ。
そして、あなたはこの詩を読む必要はない。
なぜなら、この詩はどこを探しても
詩ではないからだ。

詩でないものを、あくまで詩として掲げているだけだから
詩 ....
だんだんと
忘れたように
白くなる手足をして
朝 晩 かまわず
ひとを待つのは

あさましいことと思いながら
紙のような心に
置いた石ひとつ
どうにも平べったくて
転がることも ....
  わたしにはあなたの手首が
  細ながい棺にみえる
  柔らかいなにかに火をともし、
  それを投げいれずにいられない
  だが燃された闇の何処かで
  ひとしれず花をつける
  ....
また生き延びて春の匂い 下手な詩を下手に唄って何が悪い
下手な人間は
上手くはなれんのだから
下手なように歌うしかないというのに
そのかなしみを

べつに

かなしまなくてもいいんだよ


そのくるしみを

むりに

くるしまなくてもいいんだよ


そのよろこびを

いちいち

よろこ ....
千切れた身体を引きずり

たどり着いた場所で

残った肉体を地中に埋めた。

遠くで呼んでいたはずの名前は聞こえなくなり

冷たい空気の元

よりよく澄んだ空を眺め

静かにた ....
    木目の美しい一膳の、
    箸に惚れた
    色香を漂よわせ
    朝に夕にと
    おいしいものたちを
    口に運び入れ
    わたしに感謝の咀嚼をせが ....
 
風景がちがう

あなたがいないだけなのに

ただ、いないだけなのに



 
制服を脱いだ
背広も脱いだ
表彰状を脱いだ
学歴も脱いだ
あなたを脱いだ
皮膚を脱いだ
脂肪も脱いだ
内臓も脱いだ
骨も脱いだ
言葉を脱いだ
地位を脱いだ
名誉も脱いだ
金も脱 ....
ある春の日のこと
泉から女のひとが姿を現すから
嘘を答えるようにと
茶色の小鳥が教えてくれた
何も代償を求めずに

言われたとおりに
一番尊い値のそれを
わたしのものだと訴えた
女の ....
世界の始まりを見たのは誰なのか?
人か動物かもしくは星か
それとも

世界の終わりを見るのは誰なのか?
人か動物かもしくは星か
それとも

始まりと終わりを見たのは誰だ
もしかしたら ....
ブーバとキキ

名前を与えよう 大きなお世話だと思うけど
体中レッテルだらけにして 放り出してしまえ
まるで見世物小屋みたいに 人々が集まって
君は君であることを 演じざるを得なくなった
 ....
あなたの手に私の手を重ねると
それは既にあなたの手ではない
あなたは電燈のように存在の消燈を繰り返し
さらには鳥たちのように存在の集散を繰り返す
私はあなたを燈らせあなたを集めよう ....
ずいぶん遠くまできたような
気がしているのだけど、生きること
こんなにもあっさりいつの間に
お豆、わたしたったの8つぶだけ
68こもたべるおばあちゃん
とっても遠くにいたけれど
 ....
ここは雪の降る街
雪の積もる街
体の芯から冷える街

僕の街と雪の降る街の境界線
そこから一つ足を踏み出して
爪先から
すうっと
凍ってゆく

あの子も駆けている
この人 ....
届けられるものがないただ神を恨む もったいない と

みっともない が

朝から口論している

板挟みのわたし

ポカンとしたくつ下



    《時間がないのに:2015年1月10日》
  明るい部屋に棲む薄暗い老女
  出来損ないの散文に似た服をきて
  皺のよったビニールじみた手には
  何が為拾ったか判らぬ小石を力なく握る
  愛してきた者たちの瞳にもう愛はなく ....
いつも傍には
君がいることが
当たり前だったのだ

いつの間にか
僕が殺すことが
必然であったのだ

だから後悔することなんて
何も無い
はずなんだ

黒い夜に
ベッ ....
当たり前の日々が
とても壊れやすいものだと知ったなら
二百年後も生きているつもりで
庭の草を抜こう

二百年後も生きているつもりで
上手に身繕いをして
二百年後も生きているつもりで
大 ....
      ただそれだけのはずだったのに
      暗い穴蔵へ落ちたのだった
      夜を千倍にして流しこんだような
      なにも見えない本当の闇
      一瞬の過去を ....
田舎からダンボールで送られてきた
白菜、大根、里芋に 手紙
走り書きで 手入れが行き届かなかった、という
詫び状が 一通

私が手伝っていた畑 耕していた土地を離れて
間もない冬 ....
詩のようで詩ではない言葉をジューサーにかける
コップにいれた言葉のジュースを圧力鍋へ
ドライアイスと一緒にいれる
気化したドライアイスはジュースに溶け込みシュワシュワする

シュワシュワ ....
世の中には 斜めに差した方が
安定する 軸も有れど

軸が ズレてしまうと
行動したいという 心ごと 
すぽっと 抜けてしまうかも 知れません。

大地に 確りと 軸を 差していたいです ....
金子茶琳さんの自由詩おすすめリスト(516)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(51Y.12・28)- 木立 悟自由詩415-1-13
- 花形新次自由詩115-1-13
何が- リィ自由詩2*15-1-13
火曜日、あなぐらで気まぐれ- ホロウ・ ...自由詩1*15-1-13
テロの悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩315-1-13
距離- 佐倉 潮自由詩115-1-13
石を置く- はるな自由詩915-1-13
- 草野春心自由詩415-1-12
また生き延びて春の匂い- 北大路京 ...自由詩315-1-12
下手- ふわふわ自由詩5*15-1-12
こころ- 青井自由詩515-1-12
去り際。- 梓ゆい自由詩115-1-12
夕餉の風景- 石田とわ自由詩13*15-1-12
ちがうの- 殿上 童自由詩21*15-1-12
脱ぐ- 草野大悟 ...自由詩3*15-1-11
ことの次第- もっぷ自由詩815-1-11
見たのは。見るのは- リィ自由詩2*15-1-11
ブーバとキキ- itukamitanij ...自由詩3*15-1-11
隔たる人- 葉leaf自由詩315-1-11
- かの自由詩3*15-1-10
雪の降る街- 瑞海自由詩3*15-1-10
届けられるものがないただ神を恨む- 北大路京 ...自由詩115-1-10
時間がないのに- ただのみ ...自由詩20*15-1-10
老女の歌- 草野春心自由詩715-1-9
殺戮の海- 瑞海自由詩3*15-1-9
二百年- 大島武士自由詩215-1-9
穴蔵に住まうもの- 石田とわ自由詩7*15-1-9
腐る野菜- 為平 澪自由詩915-1-9
炭酸入りのコーヒーだけは私の前に出さないでもらいたい- 北大路京 ...自由詩515-1-9
じくり- 藤鈴呼自由詩1*15-1-9

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