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紙の実が地に落ち
音にまみれる
土ぼこり
鳥の声
水の庭
鳴りつづける標
海へ 海へ
蒼は岩をすぎる
百合の耳の子
息つく間もなく染まる羽
何も ....
川を境に
夜が半分しか明けない街から
人は次々に去っていった
半分の灯り 半分の雨
空には
鳴らない鈴がかがやいていた
何も無い朝が
星の跡を押しのけてゆく
乳 ....
一月の波を 波を照らす陽を
信じぬほうがよい
言葉への畏れを知らずに言葉を書くものの喉を
すべてすべて 掻き切ろうとしているのだから
....
金子茶琳さんの木立 悟さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝と白
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木立 悟
自由詩
6
15-2-27
そして_いくたび
-
木立 悟
自由詩
8
15-2-7
ノート(51Y.12・28)
-
木立 悟
自由詩
4
15-1-13
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