四時五分の空の色

コンビニエンスストアの看板

ペットボトルの炭酸飲料

ポリリズムをエンドレスリピート

欠伸と一緒に車線変更

事故らないように睡魔と格闘

 ....
死体は人が生きた名残りで
その顔に浮かべる表情には
人生のすべてが凝縮されています

葬儀に集まった人の中には
涙を浮かべる人がいたり
明るく振舞う人がいたり
誰もがそれぞれ ....
花の色を思い出そうとしていた

塗り絵のような感覚で

赤く塗ったけどしっくりこない

白く塗ったけど好きになれない

誰かが黄色だと言っていたから
試してみたけどなんだか違う

 ....
中央の樹が鬼の顔に見えることで有名な雷雨公園

土砂降りの中 何十人もの人達が
傘も差さずに遊んでいる

僕は大きな滑り台の上で
いつまでも順番を待っていた

ふと手すりに電流が走り
 ....
久しぶりの投稿だ。

何から書こうかな?







特に何も思いつかないや。

今までどうやって書いていたんだっけ?







とりあえず、 ....
深夜のコンビニで強盗事件
一発の銃声 血塗れのレジ

駆け付けた救急隊員の腕の中で
若者の店員は力無く呟いた

そして僕は耳を塞ぐ

鳴り止まぬサイレン
次は誰の番?
世界は不公平 ....
「何ていうか、それって重いよ」
そう言って君はファミレスを出た
手付かずのままのサラダとコーヒー
窓を叩き付ける激しい雨

本当に好きだったから
離れたくなかったから
何度も ....
僕が詩を書く理由は

ナルシズムの披露でも

ストレスの発散でも

リハビリの一環でもない


同時に理解してもらうこと

届けることを意図していない


本当は深い意味な ....
本当は明るい詩を書きたい

ラブアンドピースって歌ってみたい

だけどなんだか虚しくなる

音楽は神じゃない


辛いって言ってはいけない

死にたいって口にしてはいけない

 ....
与えられた情報を鵜呑みにするのは
餌付けされている兎と同じ
それでも健康には気を遣いたいから
中国産よりも国産を選ぶ

だけど相次ぐ偽装問題に
何を食べればいいのか分からない

駅から ....

あ、もしもし?
起きてた?
いや、別に用は無いんだけどさ、
今バイトが終わって家帰る途中なんだけど、
なんか自転車がパンクしたみたいでさ、
こんな時間だとどこの修理屋も開い ....
知らない間に溜まっている
財布の中のいらないレシート

レンタルショップ
スーパーマーケット
コンビニ等
合計17枚

中には半年前のもあって
インクの文字が薄くなっている

夏 ....
旅する理由は特に無いけど
知らない景色と出会うたびに
自然と心がワクワクするんだ
…そんなところかな

小さなスーツケースの中には
100ドル札と着替えが三着
貴方の写真も持っていくか
 ....
距離を置くことで
心まで離れてしまうと
君の気持ちを顧みずに
寂しさを押し付けていた

愛していたよ
自信は無いけど
傷付けあうために
出会ったわけじゃない

誰も ....
アンナは有名な画家の娘。
幼い頃に母親を亡くした彼女は
父親の仕事を邪魔しないように
野花や虫達と会話しながら遊んだ。
それでもアンナは幸せだった。
ある時父親に連れられてやって来た
アマ ....
18世紀のフランスに
アドニスという画家がいた。
貿易商の家に生まれた彼は
教育熱心な母親に育てらたため
学校での成績は優秀だった。
17歳の時に訪れた美術館で
向日葵の絵画を目にした彼は ....
「戦争反対!」

「平和を祈ろう!」

「愛で地球を救おう!」

…満足ですか?

東京タワーが爆発しても
同じことが言えますか?

だって皆が同じ気持ちなら
誰も争いを望んで ....
これから僕は皆さんに
世界一難しい問いかけをします
「愛って一体何ですか?」

例えば教師は
百万人の教え子達に
人生の素晴らしさを説くだろう

例えば医者なら
百万回のオペの中で
 ....
教室の斜め後ろの席から
窓の外を眺めるふりして
本当は君だけを見ていた

机の隅に書いた相合傘
先生が通るたびに隠して
ずっと君の事を考えていた

それだけで良かった
 ....
最後に口にした紅茶は
裏切りとアーモンドの味
苦しくて床に倒れこんだ
貴方の顔が歪んでいく


それは許されない関係だった
貴方には婚約者も子どももいた
いつかは別れてくれると信じて
 ....
恋人なんだから手を繋ごうよ
恥ずかしがる必要はないでしょう?

恋人なんだからキスしようよ
周りは関係ないでしょう?

あなたはいつも急ぎ足で
遠くの景色を眺めているけど
 ....
指揮棒が乱舞して
演奏が走りだす

息は上がり
弦ははち切れ
それでも止まらない

もっと速く
もっと速く
もっと速く
もっと速く
もっと速く
もっと速く  ....
時間は意識しなければ

いつの間にか流れているけど

本当はこうしている間にも

一秒一秒刻々と動いている



僕達はそれに気付かずに

過去にしがみついたり
 ....
欲望絡みつくアラビアンナイト
踊り子の華麗なるベリーダンス

マハラジャは結婚を申し込むが
踊り子は首を縦に振らない

彼は強大な財力を使い
あらゆるものをプレゼントした
 ....
変な格好で
変な事言って
変な笑いがおきる
何度見ても意味不明

空気も読めず
トークも出来ず
キャラに頼るから
すぐに飽きられる

でもテレビ局に痛手はない
 ....
消えゆく光と
生まれゆく光
すべての光を救いたいなんて
無機質な優しさを振りかざしては
何も出来ずに立ち尽くす

アルタイル
ベガ
アンタレス
それ以外は皆同じ星でし ....
暗い森の中を走っていた
見えない何かから逃げるように
傷だらけの体を引きずりながら
静かに暮らせる場所を探していた

だけど二人は気付いていた
楽園など何処にも無いと

これから二人は ....
一面に広がる花畑
真ん中に大きな木があって
枝には天使が座っている
そんな柄の描かれたマグカップ
同じものを二つ持っている理由は
多分君と僕しか知らない

見飽きるほど溢れて ....
あの子のストローが欲しい
いやむしろストローになりたい
あの子に吸ってもらいたい

あぁあの子の唇は
きっと柔らかいに違いない

あの子のティッシュが欲しい
いやむしろティッシュになり ....
涙一つ零れ落ちて

水溜りに広がる波紋

何度後悔を重ねても

繰り返してしまう悲しみを

すべて抱きしめて生きていけるほど

この両腕は強くはないけど


雨上 ....
1486 106(555)
タイトル カテゴリ Point 日付
朝帰り自由詩1*08/5/9 7:36
火葬場自由詩4*08/5/8 19:53
花の色自由詩1*08/5/7 23:47
雷雨公園[group]自由詩4*08/5/5 0:18
現代詩フォーラム自由詩0*08/5/4 8:30
サイレン自由詩2*07/11/21 17:53
重い自由詩2*07/11/4 20:55
苦悩 後編自由詩4*07/11/4 13:10
苦悩 前編自由詩4*07/11/3 21:16
カードキー自由詩2*07/11/3 18:26
自転車がパンクした夜自由詩3*07/11/2 19:41
レシート自由詩11*07/11/2 10:29
アウトバーン[group]自由詩2*07/11/2 1:50
アナフィラキシー[group]自由詩5*07/11/1 1:35
アンナ[group]自由詩3*07/10/31 15:42
アトリエ[group]自由詩6*07/10/29 16:26
アンチ・アンチ・ウォー[group]自由詩2*07/10/27 7:10
アイ[group]自由詩6*07/10/23 8:10
アスピリン[group]自由詩10*07/10/21 6:25
アーモンド[group]自由詩3*07/10/21 0:36
アンダンテ[group]自由詩1*07/10/20 16:34
アレグロ[group]自由詩2*07/10/20 2:52
アナログ[group]自由詩10*07/10/19 15:35
アラベスク[group]自由詩3*07/10/18 19:26
お笑い番組自由詩1*07/10/18 1:12
薔薇と宇宙自由詩2*07/10/17 16:36
近松自由詩2*07/10/17 0:51
マグカップ自由詩3*07/10/16 18:08
ストロー自由詩2*07/10/16 1:29
希望の欠片自由詩5*07/10/15 14:39

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