大学の友達とスキーに来ていた
中学の頃は滑れなくていじめられたけど
大学の友達は下手でも平気だと言ってくれるから
自分のペースで滑ることができた

練習のためにみんなと別れて
初 ....
命が二つあればいいな
他人より先に死にたくないとか
そういうズルい理由じゃなくて

危険な罠から身を呈して
恐ろしい奴に体を張って
君のことを守りたいんだ

もちろん今のま ....
公園のブランコが濡れている
灰色の空が水溜まりに映っている
飛沫を上げて走り去った車に
靴下の中までびしょ濡れ

今頃君はなにしているのかな


あれは確か去年の6月
ち ....
さっきの話は聞かなかったことにして
君を悩ませるつもりはなかったんだ

僕のことは気にしなくていいんだよ
君は君の幸せを選べばいい

ピエロの仕事は笑わせること
泣いてる姿は見 ....
数学教師の話を子守歌に
退屈の海に浮かべた夢の船
教室の窓から飛行機雲をなぞって
誰よりも高い空を見ていた

放課後はバスケのフリースローで
誰がジュースを奢るか賭けていた
 ....
今までたくさんの詩を読んで
そこからいろいろなことを感じて
詩を書いてみたいと思い立ち
様々な詩を書いてきました

書いたからには
読んでもらいたい
認めてもらいたい
そう思うのはいけ ....
カラオケ帰りの深夜二時
車を止めてエンジンを切ると
無音の空間が一面に広がり
取り残されたような気分になった

駐車場から歩いていると
自分の足音がはっきりと聞こえた
その時 ....
気持ちのいい朝なのに新聞の壁に遮られて会話が届かないね
こっちから散々質問しても同じ返事ばかりで会話が続かないね

首輪も付けないで私がどこにも逃げ出さないと思っているの?
気紛れな私は ....
キスするなら公園がいいな
初デートの朝そう思った
静かな散歩道を歩いていれば
手を繋ぐように自然にできそう

だけどベンチに座ったきり
アイツは格闘技の話に夢中
ジョギングし ....
アポトーシス
聞き慣れない言葉だけど
つまり僕達の体は最初から
死ぬために作られてるってこと

テロメアが段々短くなって
細胞が徐々に脆くなって
すべての力を使い果たしたあと ....
帰宅と同時にパソコンを開いて
お互いの近況を報告しあう
なんてことない平凡な出来事だって
それを聞いただけで安心できる

遠距離って大変じゃない?
友達はよく聞いてくるけど
 ....
強い人になりたいってみんな言うけど
強い人って一体どんな人?

優しい人になりたいってみんな言うけど
優しい人ってなりたいと思ってなるもの?

僕の性格のことについて
明るいと ....
光と闇が交ざり合う瞬間
セピア色の記憶がフラッシュバックして
時間が止まったような気がしたけど
変わらずに月は夜を連れてきた

アイツがいなくなっただけなのに
この町がいつもと変 ....
ビル前の長い階段を下りていると
劇団員の声出しが目に映った
軍服のようなものを着た団長は
大きな声で団員を叱っていた

スキンヘッドの若い男の子は
特に何度も注意を受けていた
 ....
とある町に喋る猫がいた
人間の言葉を流暢に喋ることが出来た
人間の言葉を理解することも出来たので
世渡りがとても上手だった

人間はみな猫に優しくしてくれた
ただ言葉を喋れるとい ....
朝早くから草刈に呼ばれた
今日は僕の卒業式なのに

学校前の畦道は背丈ほどある植物が生い茂り
車で左折することさえままならない状態だった

僕は見るからにやる気のなさそうな
い ....
あれは確か午前四時ぐらいだっただろうか
明け方急に目が覚めたせいか
喉が渇いていたので冷蔵庫へ直行した
しかし半分寝呆けていたので
ペットボトルと焼肉のタレを間違えて
思いきり飲み ....
天国には行きたくないな
規則が厳しそうだから

天国には行きたくないな
真面目なだけで面白くなさそう

良い行いをした人だけが
天国に行けるという
心の中身はどうなのか
 ....
零れ落ちる砂を拾い集めて
4文字の言葉を呪文のように
何度も何度も繰り返す

砕けた砂時計
戻せない時間
後悔だけが積もってゆく

季節外れの海に来て
浜辺をひたすら歩 ....
誕生日
クリスマス
結婚記念日
何かとお金がかかるけれど
贈り物をするには便利でいい
イベントがそのまま口実になる

アンティークのレスポール
ゴールデンレトリバー
 ....
ねぇ、命ってどこにあると思う?

ねぇ、心ってどこにあると思う?


ほとんどの人は胸の辺りを指す

中には頭を指す人もいる


ランナーが指すのは足

料理人が指す ....
何から食べる?

何でもいいよ

とりあえず流れているやつ取って



次は何食べる?

何でもいいよ

君の食べてるやつ美味しそうだから

それと同じのが来た ....
曇り空は迷子の心
今にも泣きだしてしまいそう
こんな日は気分まで憂欝になるから
誰かのそばにいたいと思う

遠くの空から雷が鳴ると
怒られたみたいでお腹が痛くなる
私は音が聞 ....
How many times did you call 119?
Neighborhoods no longer care about you.
They say;hey you got si ....
子どもの頃夢中で集めた
爪楊枝でできた小さな旗
戸棚の奥から急に出てきて
捨てようか一瞬悩んだ

デパートに行く日は隠そうとするから
着いていきたくてだだをこねた
5Fのエレ ....
いつも適当な友人A
お互いからかいあってばかり
真面目な話も軽く受け流すから
たまに本気でイラっとくる
そんなアイツが急に「悪かったね」
しまった胸を火傷してしまった

いつ ....
汚水の流れる川の上
工業団地と市街地を繋ぐ橋
毎日多くの通行人が行き交う
弁当箱を抱えた土木作業員
金色ネクタイの青年実業家
貧しい身なりの痩せた老人
手にした紙には“SPAR ....
西日で赤く染まる部屋
山積みになった段ボール
いつまでも整理できない気持ちを
そのまま比喩しているみたい

壁紙だけは張り替えた
凹みも汚れもすべて塞いだ
傷の場所を覚えてい ....
突き抜けるほどのブルースカイ
爽やかだけど違和感がある
そうか雲が無いからなんだ

快晴の空はこの町を飲み込んで
日常の景色から輪郭を奪う
まるですべてが合成であるかのように

ホリゾ ....
泡沫のような時代の中で
大切なものを一つ見つけました

移ろいゆく景色の中で
いつしかガラクタに変わっていました


その輝きを
誰もが追い掛けて
誰もが掴みかけて  ....
1486 106(555)
タイトル カテゴリ Point 日付
スキー場[group]自由詩008/6/25 22:49
君のためなら死ねる自由詩1*08/6/25 7:34
自由詩1*08/6/24 18:46
ピエロ自由詩1*08/6/24 1:12
青春時代自由詩1*08/6/23 18:34
ポイント自由詩5*08/6/22 19:40
公営住宅自由詩6*08/6/22 1:40
テレビ自由詩1*08/6/21 18:04
KISS自由詩4*08/6/21 4:29
テロメア自由詩2*08/6/20 15:19
リンク自由詩4*08/6/20 2:45
独り言自由詩0*08/6/19 20:09
サヨナラ自由詩4*08/6/19 7:53
中野アンダーグラウンド[group]自由詩2*08/6/18 19:55
喋る猫[group]自由詩4*08/6/18 7:33
卒業式[group]自由詩2*08/6/17 18:56
中毒自由詩3*08/6/17 0:20
GO TO HELL自由詩1*08/6/16 17:50
砂文字自由詩4*08/6/16 0:01
リボン自由詩3*08/6/14 20:02
喉仏自由詩5*08/6/14 11:13
回転寿司自由詩2*08/6/13 19:44
自由詩2*08/6/12 17:50
AMBULANCE自由詩0*08/6/12 2:46
お子様ランチ自由詩5*08/6/11 20:13
素直自由詩3*08/6/11 7:33
BRIDGE自由詩1*08/6/10 18:44
壁紙自由詩2*08/6/9 17:47
ホリゾント自由詩5*08/6/8 18:40
自由詩6*08/6/7 21:17

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