ドット絵の竹林を歩いていた
瀕死の仲間達を引き連れて

ボスを倒して洞窟を抜け出した時
竹取りの村はすぐそこに見えたけど

遭遇した鬼から痛恨の一撃を受けて
最後のセーブポイントまで戻さ ....
バーガーショップで働けと強要された
北米の留学先で

バンズにレタスとトマトをはさむ時
どうしてもケチャップが包み紙に付いてしまって
その度先輩に怒鳴られていた

ガールフレンドと来店し ....
君が望む通りの答えを全て用意してあげることがやさしさとは言わない
いくつもの選択肢を用意して答えを見つけてもらうことそれこそがやさしさ



例えば君は生まれてから一度もやさしさと出会ったこ ....
瞬きの間に過ぎ去ってしまう瞬間を焼き付けよう

悲しい時は ありのまま
悔しい時は ありのまま
偽りの無い表情で写真を撮ろう
出来れば 笑って


記憶の中で変わってしまう思い出を焼き ....
この部屋の中の事は僕にしか分からないだろう
どれくらい狭いか暗いか散らかっているか
君には分かるはずもないのに知りたがる
鍵穴から覗いているの気付いているんだよ

僕が鍵を掛けた理由など事実 ....
光は闇を奪おうとするね
本物の夜の明るさじゃないね

スイッチを切れば消えてしまう僕を隠して


闇は光を飾ろうとするね
明かりを常に中心に置くね

スイッチを入れて光ろうとする僕を ....
高速道路を使って君に会いに行く

制限速度を少しだけオーバーしているこの気持ち


会いたいと思ったら直ぐに会いに行く

お金を払って少しでも一緒にいられる時間を買う


 ....
手を伸ばしても届かない
何万光年も離れた星

手を伸ばせばすぐに届く
ベッドの横の小さなスタンド

必要なのはあかり
光じゃなくあかり
手元が見えればそれでいい


一人きりでス ....
信じ続ければ夢は必ず叶うよ諦めないで
翼を広げて空へ飛び立とう舞い落ちる桜の木の下で

転んだって大丈夫さ再び立ち上がろう
道はどこまでも真っ直ぐ続いている

さぁ走りだそう明日に向かって ....
君の言葉には温度が無い
そう言ったところで返事もない

返事が無いならただの屍

どんな気持ちでそれを言ったのか
そんな事言うつもりじゃなかったのか

気持ちが無くても言えてしまう恐怖 ....
昨日と今日 その間に突然刻まれた割れ目
いつも通りの景色 全てに影が落とされたよう

明日になれば何事もなく一日が始まると思っていたけど
どうやら単純に解決する問題ではないみたいだ

世界 ....
飛脚の往来で賑わう剛虎橋
靴磨き屋の師匠とその弟子
生活のために各地を旅しては
争いごとに首を突っ込む
剣の腕なら二人とも一流
仁義を貫き悪党を退治してきた

どこからか流れ ....
公園に暮らす薄汚れたおじさんは
低い木の上にあるベッドで眠る
段ボールや衣類で組み立てた防壁
雨の日にはブルーシートの屋根を敷いて

公園に暮らす薄汚れたおじさんは
一日中ぼんや ....
西暦21XX年
外宇宙へ追いやられたマッドサイエンティスト
長年の研究の成果を駆使して
地球へ復讐する機会を伺っていた

惑星製造機で造り上げた地球そっくりの星
湖の形も島の位置 ....
交差点の向こう側遥か車の渋滞が続いている
一体これはどうしたことだ?
聞こえるのは轟くバイクのエンジン音
白い突攻服を着た暴走族の大群だ

巻き込まれないようにハンドルを左に切った  ....
食堂で上司と鍋を食べる
一つのテーブルに向かい合って
売場の食材を鍋に入れて
直箸でそれを口に放り込む

笑いながら上司が語るのは
どれも部下の陰口ばかり
気付いていないのか ....
歓声が僕を呼び
観客が僕を呼ぶ
一時のショータイム

ライトが僕を飾り
イメージが僕を飾る
孤独なステージ

見ているだけのパビリオン
聞いているだけのパビリオン
歌う事には価値は ....
世界の終わりみたいに暗い空
結露した窓 外は真っ白

布団の中で丸まった君の
冷たい顔にお目覚めのキスを

普段は雪の降らない町が白く染まれば
空気は寒くなり 心は暖まる


1日 ....
始まりは透明な水だった
安らぎが包み込む世界で
ただ思いのまま泳いでいられた

沢山のものを吸い込んで吐き出して
濁った視界にふと気付かされる
生きるために水を汚していた

 ....
今だけを見て生きていると

未来に笑われてしまうから

今だけを見て生きようとすると

過去を泣かせてしまうから

明後日の話をしようよ

今より少しだけ先の話を
君が今 どんな気持ちでいるのか 判りたいなんて言わない

君が今 どんな気持ちでいるのか 知りたいなんて言わない

僕の気持ちを君は分からないように
君の気持ちなんて僕には分からない  ....
通り雨 空に広がる灰色雲がビルにのしかかる
退屈な数学の授業 教室の席 一人うずくまる

水溜まりが乾いた午後 校庭の隅 夏が鳴いてる
短距離走 地面を蹴る 焦燥や倦怠 振り払うように  ....
誰にも内緒でしたためたダイアリー 僕だけの秘密
想像したことが現実になるように願いを込めた

今 この目に映る景色を閉じ込めたい
心が動かす記憶のカメラで


素敵な思い出独り占 ....
公衆便所の壁の落書きに刻まれた誰かのダイイングメッセージ
携帯電話の数字の羅列に縛られた無意味な対人関係

メガロポリスジャングルライフタイムサバイバル
誰かの叫び声に耳を背けている
 ....
海の大きさを初めて知った
自分の小ささを初めて知った
今まで築いてきた世界のイメージが
音を立てて崩れた

風のない浜辺で見つめた水平線の向こう
きっと新しい世界が待ち受けている ....
もしも君が暗い部屋の隅で眠れずに膝を抱えているなら
魔法の力で窓を開けて星のカケラを届けよう

今夜は月が綺麗だから町が少し明るい
動物達は夜更かしして金の原っぱで踊るよ


寂しい時は ....
人影のない交差点 繋いだ手を静かに離した
黄昏に染まる街の中で 僕は一つ嘘を吐いた

寄り添い歩く二人の影はいつの間に長く伸びて
気付かないふりをしてただけ でも本当は分かっていた
 ....
つまらない事で塞ぎ込んでしまうよ
自分が全部悪いかのように
手に負えないものは実はそんなには無いよ
気付いてる?

振り返った日々の中 取り戻せないものがあると知って
夢の中で責 ....
夜明けの詩を歌いたいと思った
歌わなければいけないと思った

誰かがそれを必要としている
必要としていると思ったから

だけど僕は本当の夜を知らない
本物の暗闇を見たことがない ....
下らない話題についていけなくて席を立った
夜風に当たって不満を込めた煙草を吹かした

山の向こう側 輝く星はあまりにも綺麗で
今日だけは上手く笑える そんな気がしたんだ

夜空には数えきれ ....
1486 106(555)
タイトル カテゴリ Point 日付
竹取りの村[group]自由詩211/10/2 19:49
ステファニー[group]自由詩311/10/1 7:00
やさしさ自由詩211/9/29 21:35
写真自由詩211/9/28 22:38
自由詩011/6/30 2:21
フィラメント自由詩111/6/30 1:50
高速道路自由詩111/6/5 19:19
あかり自由詩011/6/5 12:45
駄文自由詩1+11/6/5 1:15
自由詩011/6/4 17:59
世界の終わり自由詩211/6/4 8:37
剛虎橋[group]自由詩011/6/3 20:05
公園のベッド[group]自由詩211/6/3 1:58
クローン帝国の侵略[group]自由詩111/6/2 10:44
白い暴走族「豪狼飛神龍」[group]自由詩011/6/1 23:38
職場で鍋[group]自由詩311/5/31 23:28
パビリオン自由詩011/5/31 14:40
雪の降らない町自由詩011/5/30 14:37
水槽自由詩111/5/30 1:00
day after tomorrow自由詩111/5/29 19:26
気持ち自由詩111/5/29 0:40
ライン自由詩011/5/28 0:10
ポーズ自由詩011/5/27 1:03
メガロポリスジャングルライフタイムサバイバル自由詩211/5/25 1:08
井の中の蛙、大海を知る自由詩111/5/21 0:23
月夜自由詩011/5/13 1:46
自由詩011/5/9 18:30
暁に人は何を思う自由詩011/5/7 0:08
夜明けの詩自由詩111/4/29 23:03
スターライト自由詩210/8/28 0:05

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