いつもの駅で君と待ち合わせた
フェンス越しの空はかすかに春の色
明け方のホームはやけに静かで
寂れたベンチに腰掛け電車を待っていた

君が振り返らずに歩いていけるように
余計なこ ....
傍観してる俯瞰のカメラ
鈍感な市民は気付かない
共感してるイメージは全部
本当は全部作り物さ

考えてみてよ 言うほど世界はそんなに汚いのかい?
考えてみてよ 言うほど人間はそん ....
ずっと前から見つめていた とても大きくて立派な扉
ノックして跳ね返った音に 鮮やかな景色を思い浮かべていた
だけどいつからか知ってしまった 空想の向こう現実の世界
伸ばした手を静かに下ろし ....
こぼれ落ちそうな夢のカケラを

拾い集めて君は笑った

振り返らずに歩けるように

泣きそうな顔で 僕は笑った

「バイバイ。」



カバンの中には重たい荷物

大切に抱 ....
鉄橋の欄干から釣り糸を垂らしながら考えていた
ろくでもない人生だったなぁと思う


学生時代の頃
偶然女の子と二人で帰ることになった
ギターを担ぎながら星空の下を歩きながら
音楽の事につ ....
キスしようと男に言われたおじさんは
夜行列車の中で妻のことを考えていた

お相手はロックンローラー
彼にとっての楽園は二ヶ所
一つは名前を忘れたけれど
たしか四文字のケーキ屋で
もしかし ....
この世界に生まれたことが罪だというなら
躓きながら藻掻きながら生きることがきっと罰だと思うんだ


直したばかりの大切なものをふとしたはずみでまた壊して
慌てて拾い上げようとしたその破片で血 ....
深い森の奥にひっそりと建つ執事学校
その名の通り一流の執事を育成するための学校で
年に一度発表される最優秀執事賞に選ばれることは
この地方では栄誉なこととされており
その栄誉のために毎年数多く ....
目覚まし時計より早く起きた朝
君は台所で食器を洗っている
テーブルの上にはトーストとサラダ
シーザードレッシングとマーマレード

カーテンの隙間から太陽が呼んでいる
零れ落ちる光の粒をすく ....
大した苦労もしないでたどり着いた
夢の入り口に足を踏み入れたら
それが本当に自分で望んだことなのか
わからなくなってしまったんだ

理想と現実のギャップに落胆して
無垢な憧れを汚してしまう ....
玄関のドアを開けて廊下を少し進んだところにある
右側の襖を開けると真っ先にテレビが目に入るだろう?
ボーナスを貯めて買った自慢のテレビさ
DVDは録画出来ないんだけどね…

その左にあるコン ....
分厚い書物に文字を書いている
たくさんの人を下敷きにして
本当でも嘘でもない文字を書いている

歴史とか文化とか
忘れ去られてしまいそうなものを
なぞるように書き記していく



 ....
僕の心の中にある引き出しは
誰に見られてもいいように
いつも綺麗に整頓してある
みんなはそれを見て綺麗だと言う
たまに散らかしたままでいると
らしくないねなんて言われる
だからみんなには話 ....
もしもあの時こうしていれば
そう思うことは数えきれないほどある
一度だけ過去に戻れるとしたら何をやり直す?
って君に聞いたら貴方と付き合うのを思い止まる
なんて笑えない冗談だと思っていたけれど ....
芝生の布団に寝転がって
五月晴れの空を見上げていたら
公園一帯を包み込む大きな影
くじら雲が町を横切った



頬をくすぐる風が心地よくて
いつの間にかうとうとしてら
くじら雲が近付 ....
僕はただ認めてほしかっただけ

僕はただ慰めてほしかっただけ

僕はただ支えてほしかっただけ

僕はただ受け入れてほしかっただけ

「僕は間違っていたのかな?」

尋ねてみるとピス ....
太陽が燃え尽きて 辺り一面闇に覆われて
手の平の中の明かりを自ら消してしまったんだ

遠い空に祈りを込めて 流れ星は砕け散って
涙が育てた優しさの花を自ら摘み取ってしまったんだ

平和な世 ....
塗り絵のカウボーイに色を付けた


帽子は青と紫
ズボンは赤 靴はオレンジ
肌は黄色に口は黒

服は黄緑 チョッキは真緑ボタンも緑でベルトは水色
そして口の中は真っ黒

そこに隠さ ....
イメージしてください
これはただのイメージなんです
イメージできませんか?
これはただのイメージなんです

あり得ない動きをする
奇抜な見た目で煽り立てる
だってこれはイメージなんだから ....
用件は声が聞きたくなったとか
何となく様子が気になったとか
そこからスタートして一時間は話せた

やり場のないストレスだとか
日常のくだらない鬱憤だとか
ぶつけあってはまた今度って笑ってた ....
友達が連れてきた学生時代の同級生
大人っぽくなっていて一目惚れし直したんだ

テスト勉強の思い出や修学旅行の夜のこと
あの頃に戻った気分で話し掛けたんだ

だけど君はただ一言
I'm s ....
胸の中 封じ込めてきたのはね
捨ててしまいたくない思い出だとか
忘れたくない温もりだとか
触れれば消えてしまいそうなものばかり

口の中 封じ込めてきたのはね
あの日言えなかった台詞だとか ....
ダッシュコマンドを使うと
壁にぶつかるまで止まれないから
砂漠のようなフィールドで敵に遭遇した

相手は炎系の魔法を使うモンスターで
僕は逃げるコマンド何回も失敗して
全滅しそうになってし ....
楽しかった
なんてなぜ今さら思い返すんだろう
あの頃はそれが当たり前だったのに

楽しかった
あの時の気持ちは本物だったのかな
自分の思い出まで疑ってしまうんだよ

幸せな日々は過去形 ....
空想と現実の区別がつかなくなりそうな木曜日
迷い込んだ路地裏で見つけた破れかけのポスター
主役らしき俳優の鼻のあたりがなんとなく僕と似ていた

退屈に慣れてしまうのが嫌で
だけどやりたい事も ....
泣き方を忘れてしまったみたいなんだ
思い出そうとしても上手くいかないんだ

泣き方を忘れてしまったみたいなんだ
思い出そうとすると逆に笑ってしまうんだ

誰に言われたわけじゃないのに
我 ....
やさしそうな人が人を殺したと
ニュースの中で取り上げられていた

何故やさしそうな人が人を殺したのか
顔を隠した人達はそろって口にしていた

だけどやさしそうな人は
やさしい人とは少し違 ....
長く続くキャラバンの行列
オアシスを求めさまよい歩く

メサから眺めた蜃気楼
近付くほど遠ざかる逃げ水

わずかな荷物を背負いながら
生きるために牛を殺し水を売る

砂漠
そこはか ....
十時半に出社をしたら
牛乳売場はガタガタで
パートさん達は僕がいなかった穴を埋めようと
忙しなく作業を続けていた

慌てて手直しにかかったけれど
焦って商品の場所が思い出せない
まるごと ....
テスト前の休みで友達二人と東京に遊びに来た僕が
アイスクリームのクレーンゲームに並んでいると
女の子二人組が話し掛けてきた

「そのアイス 私のために取ってよ」
そう言っておもむろにコインを ....
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タイトル カテゴリ Point 日付
前橋駅[group]自由詩0*09/8/7 21:36
BYSTANDER[group]自由詩0*09/8/7 21:14
[group]自由詩3*09/7/30 1:38
バイバイ。自由詩1*09/7/28 7:14
三十才・四十才になった時に人生を回想してみると多分こんな感じ[group]自由詩2*09/7/24 0:07
ツーリング×ランデブー[group]自由詩1*09/7/10 14:29
罪と罰自由詩2*09/7/4 0:11
執事学校[group]自由詩0*09/6/26 8:37
ピクニック自由詩4*09/6/25 8:16
ファイティングポーズ自由詩1*09/6/24 23:59
マイルーム自由詩009/6/23 23:43
下敷き自由詩1*09/5/25 0:28
引き出し自由詩1*09/5/9 12:55
オルタネイトワールド自由詩0*09/5/7 13:50
くじら雲自由詩3*09/5/6 23:01
ピストル自由詩1*09/5/4 20:34
アフターダーク自由詩3*09/5/3 23:21
0896自由詩3*09/5/3 13:53
イメージ自由詩1*09/3/28 12:58
電話自由詩2*09/3/27 1:18
アフォガード自由詩0*09/3/25 21:07
吐息自由詩4*09/3/22 21:17
オートセーブ[group]自由詩1*09/3/6 10:28
幸せな日々自由詩2*09/3/5 23:30
映画自由詩1*09/2/22 21:20
大丈夫自由詩2*09/2/21 19:53
やさしそうな人自由詩5*09/2/19 22:36
砂漠自由詩1*09/2/15 23:05
十時半に出社をしたら…[group]自由詩3*09/2/6 8:46
東京の女の子[group]自由詩2*09/2/3 7:25

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