豪雨が来た 夜
眠りに崩れ落ちた夜
雨粒を 見つめるのだろう
この夢の中に あるものとして
憎しむことすらそこになく



こうしていたいんだ 小春日に
子供の まだ 傷ついた ....
浮浪者にされた自分へと
眠ってしまおうと私は考える
意味ですらもない それは 海辺でのこと
睨み付けている 子供の瞳のようだった


防波堤でキャスターマイルドを放り投げ捨る
あの時 ....
私は馬鹿だ
並んだ この
おもちゃの中の心にあるだろう
子供の 夢見る 世界だ


だけど目指した 学校の
閉ざされた 世界に
いつも立ちつくしていた
そして 理解できなかった
 ....
アディダスのあの三本ラインは流行のファッションにのせようとすると、いかんせんクセが強すぎて扱いづらいデザインであることに変わりはないのだと理解させられる。


色々なメディアに支配されている ....
自分を感じた
夜のどこかに 人間を見た
人間に失望させられた
朝の来ない 夜のどこかで


携帯電話を ひとり いじっていた
ツイッターに並んだ文字
有名人はまだ中で会話させられて ....
何にもない日の風を体の内から感じさせられていた、
手にするものなど手の内からなくならさせられた、
ただ一つの体が歩き続けていく
何ですらもない日の日没、
赤茶けた鉄橋が夜に変化させられる
雨 ....
今日もとても疲れた体で
私は たき火に 当たっている
たき火に 体は 当てられていた
たき火は ぼうぼうと燃え
言葉の一つすら なくしてしまいそうだった
シンガポールの 真っ暗な バーだ ....
逆光の色など美しいわけがないと、
絵画を見つめながら私は呟く。
私の絵画が目の前には実体として確実にあるのだが、
夕暮れの、緑色の丘における、
涙色をしたため息を吐かされている。


 ....
今日はとてつもない雨ふりだった
子供の声もしていて
いつかの自分もそうだったものだと はにかんで
ネットオークションの掘り出し物を 探していた
私がこの部屋を出て行くとき
私が思うことは一体 ....
今日もタクシーに乗りながら夜の寂しい通りを流れていく時
私の側にはステキな女性がたたずんでいた様な気がする
そんなものは ただの寂しい願いのようなものだったけれど
ガラス越しの星だけが ぼん ....
aikoの奏でるような 音楽を
どうにかしてマネできないものかって
つややかな髪を撫でながら たずねてみると
aikoは口を黙らせていた


今日のタクシーの中では
エロいことでもしてい ....
生きてもいないこの世界に
君は 何を思うのか
私は 何も思うことなどできない
ああ君であることのそのほかには


そこで 私は タクシーの窓を開け放ち
ニューヨーク全体の風を受けていた
 ....
自分の屍の未来を
歌った 私は
街をさまよう
私は かき消されていった


大バーゲンセールの閑古鳥を
たった ひとり
夢すら 持たずに 私は
あなたの声となり さまよった


 ....
ミミズ君が群れる
糸こんにゃくのドンブリ
俺は 君が欲しいよ
スコッチウイスキーの縞模様



黒色の思いが
水色とオレンジに混ざり合って
群青色の体から
レミオロメンのメロ ....
やがて私たちの興奮は冷めてきたので、死にかけたバスを田んぼの方に流した。バスはしばらくじっとしていたけれど目を放した隙に知らないどこかへといってしまった。


楽しかった週末も終わり月曜日の ....
アイスノンで、
君ふっかつ。
ナニはなくとも健康第一。
ボクもそんな気ィしているナ
ふんふんふん♪
ランランラン♪
たんたららん♪


芸人根性丸出しでネタ出そうするやつぁ好きじ ....
*今日

面白い絵を見ていると鼻が出る

ロケットで宇宙に光る未知の色

色の夢手にした絵の具金色の

小雪の手に色のある午前0時


*明日

テレビつけ自分の映る思う ....
黄色い目で
君は何を
群青色の瞳で
赤紫の紙きれで
君の瞼は
何を物語るのか
教授する瞬間
受注する瞬間
承る瞬間に
私に夕暮れ
子供に生唾が
唾液のように垂れる
氷山の氷が
 ....
1
これは麻薬だが売るのに値するのだろうかと考える。人体への損害、精神への影響。幸福は一瞬で過ぎ去り禁断症状が服用者の精神を蝕むことだろう。私はこれを旅行者に売るべきなのかを考えたけれどその後の ....
人が集まり
街が賑わう
楽器のパレード
彩りの人たち


子供は少し
慌て者
大人は少し
はにかみ屋


青色の空
虹色の草原
赤色の帽子
黄色の花びら


うどんの味
子供の手招き
魚の死体
食す ....
今日も樹木をかきわけながら
俺の覚えている 全ての 俺のことどもが
俺の中の心を強く刺激するから
俺は一人で 俺に 叫んだ


奇妙な兵隊の動きを見つめさせられながら
緑色の内側にあ ....
蛙が跳ぶのを見つめながら
小川の脇を歩いていった
トンボが飛んでいて
今日の景色は 神秘的でいて 美しい
私は煙草を吹かして
喫茶店の中で 眠る
古くからある 線路を 子供が通り抜けて ....
何もない街の中を歩くと喜びがにじみ出る
言葉を無くした人間のようでいて 悲しい
今日は強い日差しが降っていた
アルバイトから帰ってくる若者たちの 明るい顔
君たちは 何を求めて 生きている ....
きらきらと留まるものを見ているのなら
手を伸ばさず 歩いていくのなら
近道ではないかもしれない
それは 近くにあるんだろうと 知る
川の畔に 綺麗な鳥が飛んでいくのを抱き合って 見ていた
 ....
ビニール袋を首から提げて眠りにつく
私はとても眠かった
私は寒いアスファルトの中を 一人で歩かされていた
白い息が赤いポストに強いコントラストを作り出している


私は今日も眠い
1 ....
魚が釣れた
私は食べる
火で 焼いて
魚を 食べる
私の口で
魚の 体を


皿の上に並べられた魚を
ごはんと一緒に食べるとき
魚の目は どこを見ているのだろう
乾いた体に  ....
私は今日も終わる
夜明け前の 世界で
寂しい微笑みを浮かべさせられながら
私は 今日も 終わるのだろう


世界は地獄だ
迷路の出口を 走り回らされた
夢が生まれる
希望は だけ ....
夢の中で何かを思う
私の心は少しだけ幸せなのかもしれない
全くといっていいほどにラジオの読まれないハガキに
夢の中で その声を 耳にした
いつもの定食屋のおじさんは
声をかけてきてくれた ....
眠い思いで電車に乗って
どこに帰るというのだろう 僕は
橋を渡って そして
今日も 広い 川を越えていく


詩を書こうと思ったのは10年前のこと
僕にとっての詩は何でもなかった
 ....
魚体の見えた気がした
部屋の片隅で
過去の私であることを思い浮かべた
朝である湖畔で


一つの思いの並べられた水面に
真っ白な釣り糸を垂れると、
真っ白の何が釣れるのかと、
巨 ....
番田 (2143)
タイトル カテゴリ Point 日付
レモン色の街自由詩310/12/8 2:04
赤い船の着く堤防で自由詩310/12/7 3:02
別れ自由詩110/12/6 3:13
スニーカーショップでへそを曲げる散文(批評 ...110/12/5 3:41
今もある風景自由詩110/12/4 3:08
年末に寄せさせられる思い自由詩110/12/3 3:34
天才的ピアニストの、独白自由詩110/12/2 2:52
静物画家の日記自由詩210/12/2 2:52
池袋無印向かいのスターバックスから自由詩210/12/1 3:34
ヒースロー空港の乗り継ぎで自由詩210/11/30 3:41
いつか好きでいれた頃自由詩210/11/29 2:56
12月のマンホールのつぶやき自由詩310/11/29 2:55
忘れられた日の話自由詩3*10/11/28 2:36
スタバな女学生とトリップしながら自由詩4*10/11/27 3:16
白色の雲たちがやってくる街散文(批評 ...3*10/11/26 2:08
いろんなミドリと自由詩4*10/11/25 1:51
夢の中に見えたものたち俳句210/11/24 2:48
何か荒れ果てた自由詩2*10/11/22 2:51
夜の取引散文(批評 ...2*10/11/21 3:10
飲めや歌え携帯写真+ ...4*10/11/20 5:52
拳銃を下着に隠し持ちながら自由詩110/11/20 3:09
思うようには、いかないもんだ自由詩3+10/11/19 3:19
時給いくらで、働こう自由詩310/11/18 3:35
誰かの匂いがしてた頃自由詩5*10/11/17 2:59
水色の風景の中に見えたものたち自由詩4*10/11/16 2:45
あの子のこと自由詩110/11/15 2:36
夜の海で自由詩310/11/14 3:24
平日の青年自由詩410/11/13 2:47
最終電車の窓の向こうに自由詩410/11/12 1:23
晩秋の日の夕暮れ自由詩210/11/11 1:54

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