私は、
闇。オリオン、

恒星の、
灰。瞬き、
地中にー


私は、
写真の、番号。

戦争はー
数。
私は歩く
歩く体として
私は私の思いでなくさせられた
ああ 私は夢だ

空として 走る
走る 真っ白だよ
そうさ 灰色だから私は 殺す
私でいたい あんたへと
私は何も考えていない
何も 考えていない 人間だ
疲れたのだ
夜に 旅立つ

私とは 何も 考えない
何ということかも考えていない 人間だ
疲れだ そういうことにしちゃっている
夜に  ....
今日は学校に行って来た。学校なんぞというところはほんとうに退屈な場所なのだ。だけども一時間目が始まった。ぼんやりさせられていると、二時間目が始まった。ぼんやりさせられていると、三時間目がはじまった。ぼ .... やり尽くされた言葉を抱えた
私は諦めにも似た感情を どこかに封じ込めていく
やり尽くされた 言葉なのだろう
ひとつも 手にしていない

私は存在する
暗闇ではないのだと 思うべき そこで思 ....
何にもなくなった手で掴もうとすることの詩が流れていくのを感じる
私自身はどこにいるのだろうと眠る
暗闇のどこかだった
ぼんやり 朝の事を花火に 失われた

空の霧の元気さなのだ
だが 思わ ....
街を歩いていく体は、手にさせられるものすらなく、電車の訪れるべき道へと、一直線に歩いてきただけ。川縁にあった道は昨夜に着いた雨でひとしきり、アスファルトとして染みついている。買ったばかりだったスニーカ .... 空のない世界は言葉としての全体感すらない。一つの、葉に手を乗せた。庭を向かう風に立つ。僕の思うことなんて失われてしまった、明日に自分の考えとなり馳せる。アスファルトの隙間の芽を芽生えさせた、緑色となっ .... 誰がいたのだろう
いたのだろうここに 誰がいたのだろう そうして
違った道を進まされてきたような気のする僕はいたのだろう
憂鬱など無くなった道に 立たされていた

イギリスじゅうの 知りもし ....
絵画とはなんだろう。いつも考えている。ただ、そうではないものがあるにしても、絵画に自分自身だけは存在しないように思う。だから、どんな作品においても殺風景な感覚があるのかもしれない。自画像は、自分を投影 .... 俺は何だろう
道を歩いた 苦しみにされた
病人にされていく憂鬱だった
扉を手にした 幸せだった

俺は幸せになる
壁なのだ そこに立っていた
警備員だ 泣いていたかもしれない
おも ....
俺は就職する
なくなってしまった 朝日を流れる
街に 追いかけていた夢を
売りそこねた石ころだった

空中を見つめていたのかもしれない
宇宙に 汚されることすらなく
夜の雑音として死んだ ....
俺が料理した、皿で、
鯰がぶちまけられた、午後に、
テーブルは壊れた、べちょべちょで、
汁は揮発していた、妖精たちが遊んでいる。

部屋全体が乾いてきて、棺桶が開き、
妖怪が出てきていたが ....
何にも考えることの無くなった街で、自分に色々なことを考えている思いがするが、忘却することの無い瞬間を求め、けれど僕はさまよい続け、歩かさせられた。どんな料理を作るにしたって、四角の中に具をつっこむだけ .... なんというか疲れている。疲れさせられている事を誰に対して言わされることもなかった。嘘だった。今日は河原で鳥が泳いでいる様子を注視していた。ぼんやりとこの部屋に帰ってきた。僕は何も言うこともない。幸 .... 誰でもなくなっていく季節の中で
色々な音を思い出している 自分を感じさせられている
曇った地上にとても 僕はのどかさを与えられている
宝石たちを手に握りしめた スーパーだった

僕の帰る場所 ....
内容のない言葉を作らさられた。けれどこんな風にして一日中、時間に引っかかるようにしている俺は、古びれた街に向かって歩こう。声を交わしたすべての人の古風な言葉に流れを任せている。立ちつくさせられた土地を .... 古い服を売却した
レシートはなくしてしまった
疲れていないのだと すべては
何にもない 騙された

何にもない私だった
ものさしで先生にひっぱたかれた 被害者だ
そうして歩けば
すれ違 ....
晴れた日には私自身、釣りによく出かける。釣りに出かけたとしても特に魚など釣れはしないのだけれど、以前バスプロについてのことをフォーラムに書きこんでしまったことを深く反省している。そんなふうに昔は最近の .... 俺は警備員だ
街で 死んでいる 
怪我することなく工事現場を走らされた
けれど あきらめた 人の手に

怒りを燃やした 
そしていつしか 消えた   
俺は 夢を
破った 絵に幸せはな ....
心地いい。悲しみを何でもないこととして想像もしないことを考えている。死んでいけばいいのだが、ひどく疲れ果てている。そうしたことをのんびりとした平日の日に休むと言っている体だから、気が引けてしまう。新参 .... 何にもない川べりに腰を下ろして、ぼんやり誰かが来るのをそこで待っていた。魚が中で泳いでいる様子を想像する。そこで一言も魚は語りはしないだろうと思った。魚はそこで姿を翻すだけなのだ。僕のルアーは銀色だ。 .... オレンジをピンぼけているレモン色に
壁際で花びらもない
会話の糸口も無い
言葉の空をキーにない
音をなめした皮ですらなく
僕が生きているクレッシェンドで
とりとめもない奇跡に 
体をカー ....
たぶん美しい音楽というものは、一様に譜面にオタマジャクシが奇麗に並んでいるものだから考えさせられてしまう。いろいろなことをいろいろなことではない!と、思っている。その出口がどこかにあるのではないかと。 .... 俺は何でもない 
不自由を人に知らされた  
俺のそして満ち足りているのかもしれない
空気としてほどかれた 物体を 死んだ  

俺は 俺かもしれない 何でもなくならされた 
人に死体だと ....
そばの風をたぐることは手がかりになると思った
テトラの波紋に落とした雪の
最中を運んでいた木漏れ日も無いと瞳に知りながら
歩こうとした緑にたどる道を
のんびりと何分間も歩いた
曲がりくねって ....
瞳の最中に どこにいったのだろうと考えこまされていた
あの営業マンの人たちの消えた 過去の
神保町駅の歩かさせられていた ホームに
浮浪者でも何でも無くなっていった 近頃では人間でも

雑誌 ....
俺は船をもみ消された
何でもなくなった その金色だった
この俺の なくならされただろう 世界を 
イメージとして その色彩に立ちつくしていた

道を立ち止まる 小波ですらもなくなった 俺の
 ....
今日をまた俺は眠らされる。眠りすぎているというほどに、朝起きたときに昼だったとしても。そうしては梅雨はまたやってくるのかもしれない。そのことを心配する必要はけれど、あまりなさそうではある。ところで .... 君の存在が単なる嘘に思えた
わからないけれども 明日としてやって来る
君の暗い闇の中として
壊された 俺の心だった

俺は世界から逃げ出すべきなのだろう
疲れさせられている日を すべてとし ....
番田 (2093)
タイトル カテゴリ Point 日付
体、陽。自由詩210/5/14 2:24
少年ナイフ自由詩010/5/13 1:02
怒られて…疲労自由詩010/5/12 1:20
小学生は今日も病む自由詩010/5/12 1:18
中央線のラインから自由詩010/5/10 23:46
保険会社のてっぺんへと立ち自由詩110/5/10 1:20
車を、手に入れ自由詩010/5/9 3:03
何もない過去を自由詩010/5/8 1:45
日本の、窓か。自由詩010/5/7 1:33
夜のボート自由詩110/5/7 1:33
風の見張り番自由詩110/5/6 2:08
窓の五月病自由詩210/5/4 15:34
どっかの、鳥自由詩010/5/4 2:08
鉄のまな板自由詩110/5/3 2:23
なんだか疲れた自由詩010/5/3 2:21
ドミナントダヌキ自由詩110/5/2 3:03
畳の夢自由詩110/5/1 2:38
毎日の夜自由詩110/4/30 1:40
円盤の空散文(批評 ...110/4/30 1:38
ある画家として自由詩010/4/28 1:51
土曜出の空自由詩110/4/27 1:07
日本とプロのバサーと散文(批評 ...110/4/27 1:06
ビスケットの机自由詩010/4/25 1:53
音とささやきと散文(批評 ...110/4/24 1:06
帰ろう、君の家へと自由詩110/4/24 1:05
じゃばらなイソメ入れ自由詩110/4/23 1:38
飯田橋の風自由詩010/4/22 1:44
汽船が赤い円を残していく自由詩110/4/22 1:43
消えた世界のどこかで散文(批評 ...010/4/20 1:47
日曜日の幻自由詩210/4/19 0:45

Home 戻る 最新へ 次へ
36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 
0.11sec.